暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

先の旅

2021年04月03日 | 古民家
 人が出会った事の無い動物や植物・・・昆虫達は、まだまだこの世の中にたくさんいるかも知れない・・・。
触れなかった土地を求めて?、食料を探して?・・・群れから逃れるように・・・?
文字を持たない頃の人が・・・大陸から大陸へ、大きな危険を冒して海を渡り・・・
山や川を越えて・・・長い旅をした記憶が残されています・・・。

宇宙から地球を覗けるようになっても・・・まだまだ人の知らない不思議は残されていると思う・・・。
そんな風に思わないと・・・なんだかこの先の楽しみが残されていないような気がして・・・。
次の世代に残す宿題はあったほうが良い気もします・・・。

文化財級の建物を手直しする時・・・先人が残した謎かけを解くように・・・
一つ一つ丁寧に解体して・・・どうしてこの造りにしたのか、問題を解くような楽しみや、難しさがあります・・・。
100年後・・・1000年後の職人さんが、同じように読み解き、答えが出せなかった謎の造りは・・・
次の時代に残して・・・時代を引き継ぐ若い世代が、その謎を解いてくれるのかも知れません・・・。
沢山の目がギョロギョロと、知らない何かに目を光らせながら暮らす時代・・・。
解らない出来事が無いほどの溢れる情報は・・・目の前を行ったり来たりしていますが・・・
整理する力が自分達には欠けているような気がします・・・。
ただ知りたがるだけでは無く・・・整理整頓して繋げる力が大切なんだと思います。
コメント
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