暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ハラホロリ

2021年01月24日 | 古民家
 魔法で生まれたように・・・薄い氷の膜が張る水で・・・
顔を洗い・・・お皿を洗い・・洗濯をする・・・。
丁髷を載せた人を見た事が無いくらい・・・過酷な出来事は確かにあって・・・
今では考えられない暮しが・・・少し昔しにありました・・・。

早ければ11月か12月からは雪がハラハラと・・・
半年を超え・・・4月頃にならなければ、本当に暖かな日差しは顔を出さなくて・・・
いつまでも吐き出る息は白く・・・田畑には霜柱が立つ・・・。
山も畑も海も・・・時化や雪にはなすすべも無く・・・
寒さの夏はおろおろ歩き・・・(賢治様、引用させて頂きました。)
おっかないバランスの中で・・・人の生活は成り立っています・・・。

炭に薪が暮らしを支え・・・必要最低限の中で過ごして来た厳しい暮らしを変える事が出来ても・・・
どこかで疑問を抱えて・・・でも流されて・・・
自分の居場所を探している人が沢山いても・・・
たぶん、今の暮らしからは離れられないんだと思う・・・。
そんな事を知らな世代がいて・・・面白いと、文化を掘り出す目の青い人がいて・・・
ハラホロリと、目からウロコの世代は目をこすりながら・・・・驚きながら・・・
自分の廻りの文化に想いを寄せる・・・
そんな感じで、古民家を愛してくれたら良いと思う。







コメント
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