暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

神頼み

2021年01月05日 | 古民家
 子は宝・・・そんな言葉が夢のように思える出来事が増えて・・・
種を残す本能が、消されてしまうような考え方が生まれている・・・。
拙い時代に・・・小さな子供の命が失われてしまった意味とは違う・・・
とても悲しい家族の暮らしが増えているような気がします・・・。

祟りに憑き物・・・病気は、もののけが体に入って悪さをすると思われていて・・・
迷信と思われる考え方を・・・真剣に信じる暮らしの中で・・・
霊媒師に祈祷師・・・目に見えないモノと人を仲介する役割を持って、病を封じたりしていました・・・。(決して否定しているのではありません。)

耐震に断熱・防火や防犯・・・住まいに必要な機能に迷信は必要ないのかも知れません・・・。
ヒートショックに備えて、バリアフリーの作りであれば・・・
年齢を重ねても・・・人にやさしい住まいになりそうですが・・・
・・・締め切った箱に閉じ込められた住まいに・・・
季節を感じられない、風の通らない住まいは・・・
人の心に安らぎを与えてくれる暮らしとは・・・とても遠い存在になってしまいます・・・。
子供が大きく成長するのは奇跡で・・・病から回復するのも運と思える、すべてに感謝する考え方・・・
年始や受験・・・神頼みが何時の時代も変わらず続く姿を見ると・・・
快適な住まい方の中に・・・
古民家の住まい方にある・・・迷信のような暮らしは、必要なのかも知れません。



コメント
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