ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

夫源病。

2018-07-26 09:55:20 | 日常
夫源病で上沼恵美子さんが、別居されたとか。
「えみちゃんねる」でいつも旦那さんとのあれこれを
面白く語っていらして、それは多くの主婦の本音だから
私は楽しみに見ていたけれど
でも、時折ふとエスカレートする本音に危うさを感じていました。
なので、この報道に納得しました。
とても疲れたのね・・・と。

私も上沼さんの気持ち、疲れ具合、よくわかります。
夫が家に居る。
それが疲れる。
優しくしないといけないな、と十分理解しているのだけれど
体は正直。
根っこは何なんだろうなぁ。。。
離婚したいほど嫌いなのではない。
でも、夫の在宅は負担。。

私の夫は、上沼さんの旦那さんほどは亭主関白ではありません。
私の体調が悪い時に「俺の御飯は?」と言ったこともないし
帰宅が遅い時に「勝手に食べておいて」と言えば
自分で買って食べている。
ウンチクを垂れることは同じ。
昔は「私の苦手な理科や地理や歴史をよく知ってるな」と思って聞いていたけれど
何度も聞かされて煩いな、と思うようになりました。
なので、こう宣言しましたね。
「あなたが言うことは全部、スマホに書いてある。
 私が知りたいことは、私は自分で調べる」と。
それからあまり、言わなくなったような気がする。。
あまりに本音を言って、ちょっと可哀想だったかな、とも思うけど。

でも、やはり基本は同じなんだと思います。
私の夫は、私が指示をすればやってくれるけれど
私の指示がなければ、動きません。
黙っていても、御飯は出てくると思っている。
箸を並べるということもしないし、
食べた食器を片付けることもしません。
片付けたら?と言うと、食洗機の並べ方がわからない、とのたもうた。
先日も、昼過ぎに外出した私。
留守番の夫に「洗濯物を取り入れておいてね」と声をかけたのだけれど
どうも、聞こえなかったらしい。
夕方帰宅。勿論、洗濯物は外でヒラヒラ。。
怒ったのだけれど、「聞こえなかった」の一点張り。
聞こえなかったから、取り入れていない。
一見間違いではないようだけれど、間違ってますね。
洗濯物を干しているのは知っているのだから
そして、私が外出したのも知っているのだから
留守番をする側は取り入れて当たり前、なのですよ。

結局、そういうこと。
指示すれば、やるよ。
この態度。
下手に出てるようで、よく考えると、とても上から目線。
だと思いませんか?

だから、夫がいると腹が立つのですよ。
居ないと思えば、洗濯物は部屋干しにして外出します。
アテにした私が悪い?
いやいや、違うでしょ?

でね、私は最近、密かにこう考えることにしました。
夫はこれまで、企業戦士として頑張ってきました。
忙しい中、メンタルも壊さずに働いてくれました。
その分、私は夫に家事や育児参加をさせなかった。
今思えば、もっともっと協力を仰げばよかったと反省しています。
それが出来なかった。
それは私のダメなところです。
なので、夫は家事や育児というものが全くわからない、のです。
私にとっては、当たり前だということがわからない。
家事の手順の一つ一つがわかっていない。

ならば、教えましょう。
と言って、実際に風呂掃除をさせてアレコレダメだしをしたら
大層、怒った。
で、今はちょっと私的にはダメだししたい部分があっても
黙って見ている。。
でも、どうせやるならば、やはりより効果的に効率的に経済的にやるべきだと思う。
これは会社でする仕事と同じ発想ですよね。
でも、相手も頑固。
新人のくせして、なまじ管理職の経験が長いから「習う」ことが下手。
どうやったらいいか・・・とずっと考えていまして。

結論は、こうです。
家事をマニュアル化する。
以前、全く調理のできない夫が
(半調理のキット食材を見て)「マニュアル通りになら出来る」と言ったのですよ。
きっちりと指示があれば、そのとおりに出来る、と。
ならば、家事の一つ一つをマニュアル化するのが、一番いいのでは?
口で言うと喧嘩になりますから
ペーパー1枚にまとめます。
図入りで説明します。
トイレ掃除、風呂掃除、1Fの掃除(2Fは私のテリトリーなので)
洗面所や台所周りの掃除。
洗濯の仕組み。
やがては簡単な調理も。
夫が完全退職する来年にはまとめる予定です。

大切なことは、妻である自分の要望をきちんと伝えることだと思います。
夫も私にわかってほしいことがあるでしょう。
きちんと伝えて欲しいと思います。
お互いに伝え合って、それぞれの落としどころを見つけたい。

そう強く思うには、先ほども書きましたが
私はずっと夫に家事参加をさせなかったのですね。
これは、協力して欲しいけれど、それを伝えてイヤな顔をされるのが
もっとイヤだったからです。
以前カウンセラーと話していて、嫌いな食べ物について聞かれました。
夫はトマト、梅干が嫌いで、パスタもあまり好きではありません。
なので、私は夫がいる時にはそれらを一切、出さないと言いました。
でも、実は私はトマトも梅干もパスタも好物なのです。
なので、それらは夫がいない時に食べていました。
でも言われました。
「自分が好きなものを食卓に並べてもいいじゃないですか。私はこれが好き、と
 言ってみましょう!」と。
そのときは、全然わからなかった。
いやいや、隠れて食べてるから大丈夫、と。
違うのですよね。
自分を主張してもいいのだ、と言われていたのですよ。
退職してずっと家にいたら、そもそも隠れて食べる訳にもいきませんしね(笑)

実は、今頃になってもっと自分を主張しておけばよかったな、
と強く思うことが一つあります。
それは、車の所有について。
田舎なので、大抵の家は夫婦それぞれが車を持っているのが普通です。
私も交通の不便な所だから、車が欲しかった。
子供の送迎や買い物、とても欲しかった。
一度だけ相談したことがありました。
でも、「車を持つならその都度タクシーを利用したほうがいい」と言われました。
事実、私は運転も好きではなかったし、まだまだ子供も幼かったので
その方が現実的かな、と思いました。
でも、どんどんと「車があったらな」と思う場面は増えていきました。
子供の送迎では、随分と近所の方にお世話になりましたが
とても心苦しかった。。
特に子供が病気になったとき。
まずは夫を会社に送り、その後子供を病院へ連れて行き、午後から私は仕事に行って
夜遅くに夫を迎えに行き・・・と本当に大変でした。
でも、一度夫から車については否定的な意見を言われたので
二度と欲しいとは言いませんでした。
またイヤな顔をされるんだな、と思ったら
日々の大変さの方が、マシだったのです。

でも、本当に大変だった。
体力的にも気持ちの余裕の上でも苦しかった。
今でも「悔しい」と思うくらい。。。
だから、何度でも言えばよかったのですよ。
自分を主張すればよかったのですよ。
今年にはいってから、この思いを夫にぶつけてみました。
そうしたら、夫は何て言ったと思います?
「え、俺そんなこと言った?大変なら買えばよかったじゃん」
えぇぇぇぇ・・・・・
私は未だに忘れられないくらい悔しいことなのに
全然、伝わっていなかった。
そもそも、私はとても否定的に捉えていたけれど
夫にすれば、たまたまそう言っただけのことで
別に深い考えがあった訳でもなく、忘れてしまうような出来事だったとは。。

この時、思いました。
きちんと伝えよう、と。
長々と書いてしまいましたが、上沼さんのように別宅を所有してもいませんし
私に収入もありませんので
夫の退職後も何とか暮らして行かなければなりません。
(まぁお互い、自分の部屋で一日過ごすのでしょうが)
なので、まずはきちんと自分の思いを伝える。
夫は家事一年生と考えて、でもプライド高い一年生なので
マニュアルをきちんと作る。
夫の言い分も聞いて、互いの落としどころを見つける。
を目標に努力しようと思っています。

本当に長くなってしまいました。
駄文ですみません。。

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