オリンピック開幕。

本日も快晴。
そして日中は３５℃を超す暑さになる予定。
でもまだ今は、少しだけ涼しい風が吹いています。
今朝は、朝の内に桂の枝とローズマリーの枝を切りました。
洗濯物を干すのに、邪魔だったので。
干すのに邪魔な部分だけをカットしました。
切った枝をまとめていたら、可愛いカマキリを発見しました。
シソにはこれまた、可愛いバッタブラザーがいます。
この季節のカマキリやバッタは、とても綺麗な緑色で素敵です。

さて。
パリオリンピックが始まりました。
スポーツには興味がない私ですが
それでも、少しは感じるものがあったので書いてみます。

まず、一番驚いたのが、色でした。
スポーツというイメージから、色はハッキリしたものを無意識に予想していました。
国旗カラーの赤・青・白が中心だと思っていたら。
何とも優しいパープルやピンクが中心になっていて
驚きました。
パステルカラーよりも少し落ち着いた感じの色合いに
パリのオシャレを感じました。
私的にツボなのは、その優しい色合いに混じるドット（水玉模様）です。
これがなんとも、いい仕事をしていると思いました。
キルトにするならば・・・とつい考えてしまいます。

開会式は賛否両論あるようですが。
セーヌ川を船で移動するのは
パリに行った時に同じ様にセーヌ川クルーズに乗ったので
その時のことを思い出しました。
両岸の歴史的建造物を見ながら
滅茶苦茶、量が多かったマッシュポテトを残したら
ガイドさんに「何故残すのだ？」と言われたのですよね・・・
単純に、日本の３倍ほどあったし
味も単調で、飽きたからなのですけどね。
ライトアップされたエッフェル塔は素敵でしたが
一番印象的だったのは、川っぺりに腰かけてお喋りをしている
沢山の人々でした。
夜中１２時近かったのに、呆れるほど沢山の人が外でお喋りしていて
とても驚いたことなど、思い出しました。
（私は旅行に行っても、こんな感じで風景に感動するよりも
　その時の人の様子の方が印象に残ってしまうのですよねｗｗ）

開会式の演出は・・・
ま、素敵だなとおもう部分もあれば
やり過ぎだなと思う所もありました。
ただ。
これからは、お金をかけずにシンプルな祭典になった方がいいと思いましたね。
開催都市のアピールも大切なのでしょうが。

競技では、柔道の阿部詩さんの敗退が印象に残りました。
スポーツ全般詳しくないので、技もよくわからないし
選手のことも名前程度しかわからないのですが。
負けて、あれほど大声を出して泣けた選手って今までいたかしらん。
私は、いいことだと思いましたね。
大声で泣けるって、沢山の思いがあったと思うし
それを我慢することなく、十分に出せる環境で育ってきたのだなと
少し羨ましくもなりました。

他には
オリンピック開催前に高速鉄道で火災が発生したことが
とても気になりました。
もう世界中の人がスポーツで集う、という感覚は
常識ではなくなったのでしょう。
スポーツの世界では平和が保たれる、ことも幻想になったのでしょう。
勝っても負けても、お互いの全力投球をたたえあう、
そんな美しい希望を持てない人が増えているのでしょう。
本当に混沌とした世界になっていくのだ、と強く感じました。
希望を持ちたいですけれどね。
自己主張だけ、自分の正義だけが大切、悲しくなります。