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ちょっとサイクリング(その二 国営立川昭和記念公園)

2010-10-07 10:30:34 | 自転車・サイクリング

公園内のサイクリングコースは一方通行の専用コースなので安心です。Imgp8575 Imgp8567 子ども用、二人乗りのレンタル自転車もあります。駐輪所に自転車がたくさん止まっているので降りて見ると「彼岸花」が咲いていました。木漏れ日に紅色の花が鮮やかです。Imgp8560 いつも思うのですが秋の彼岸になると同じ場所に1本、数本がポツンと咲いているのとさびしそうに感じがしますがここにはたくさん咲いているのでおおぜいの人が写真を撮っていました。

しばらく行くと植物の写生をしている男性がいました。降りて木の名札を見ると「ゴンズイ」と書いてあります。Imgp8587_2 Imgp8588_2 葉の裏に二匹並んだ蝉の抜け殻が揺れて猛暑の夏の終わりを告げていました。熟して割れた実から出たつやのある黒紫色の種と紅色の対比がきれいです。名前の由来は魚に同名のものがあり役立たず、食用にもならないといったニュアンスの名前でゴンズイも薪以外に材として役に立たないため「役立たず」から来ているそうです。

Imgp8654 Imgp8609 いよいよ秋桜畑です。秋桜(コスモス)は日本人の好きな花のベストテンの上位に入ると思います。里山や農家の庭先に揺れているコスモスは日本の秋の風情を感じます。Imgp8601_2 管理された何万本のコスモスはきれいですが、情感というか風情に欠けると感じるのは私だけでしょうか。写真を撮るのも難しい。雲と木を背景にして逆光で花を透かして見ました。また蝶と蜜蜂をアクセントにして花に動きを持たせて見ましたがどうでしょうか。Imgp8651 Imgp8621

静かな園内が騒がしくなりました。バーべキュガーデンから聞こえてくる歓声です。立ちのぼる煙を横目で見て過ぎるとススキに似た妙な形の「パンパグラス」が現れました。アルゼンチン、ブラジル、チリの南米大陸の草原(パンパ)に群落が見られます。Imgp8668 Imgp8670_4   青空に風になびいた穂が夕方の光に輝いてきれいです。 ここで水分補給のためひと休み。 ひとコギすれば出口です。これから秋本番の紅葉シーズン。正面入口を入った左右の銀杏並木の黄葉が見事です(すべての写真はクリックすると拡大します)


ちょっとサイクリング(その一 立川駅北口界隈)

2010-10-02 13:01:01 | 自転車・サイクリング

9月25日(土)秋晴れの午後立川の国営立川昭和記念公園までミニサイクリング。自宅から園内のサイクリングコースを1周して往復約20K。寄り道をしながらのんびりコースです。Imgp8537_2 いつものImgp8544 Imgp8546 立川駅北口の高島屋の裏側の路地を抜けて多摩モノレールの高架下を通ると米軍の立川基地返還跡地に作られた東京ドームの40倍の広さのある公園が見えてきます。

高島屋の裏周辺は業務用のビル、映画館(シネマシティ)、都市ホテル(パレスホテル)を核にしたビジネス街として整備され今後の発展が期待されている地区です。アートの街をイメージした野外彫刻が広場や路地のあちらこちらに見られます。高島屋の裏の路地にある彫刻です

Imgp8528_2 Imgp8515_2 Imgp8522_3 インディアンか服装からポリネシア系の住民か? 見た感じは植木鉢だが赤い聖火台のようなオブジェと空中に浮いたショーウインドーに飾られたサイクリング用自転車のオブジェ、派手な飾りのついた蛇のベンチなどなど。説明文がないので作者の意図が解りませんが・・・・・・。 初めての人にもわかるようなメツセージを発信するともっと街歩きが楽しくなります。

人だかりがするので覗いてみると農産物の直売所です。Imgp8549 Imgp8552_2 Imgp8553_2 Imgp8557 焼き芋を買いたいのを我慢して立川昭和記念公園へ直進。入園料大人400円(65歳以上200円)也。前夜の雨で湿った木々の匂いを吸いこんでコスモス畑を目指しました(すべての写真はクリックすると拡大します)


野川から深大寺

2010-06-25 01:12:24 | 自転車・サイクリング

埼玉県朝霞市に住む同世代の友人Sさんから最近健康のために購入した自転車(クロスバイク))の写真付きメールをもらいました。ライト、距離・速度メーター、赤いグローブとシャツなどなかなか決まっています。奥さんと新橋、汐どめまで行って来たそうです。ご夫婦でサイクリングいいですね。

私も自転車は大好きで5年ほど前に知人の自転車(トレックのマウンテンバイク)を見て気に入りフレンド商会西国分寺支店で購入しました。Imgp2360 ごつい感じがしますが軽くて丈夫です。ただオフロード用のごつごつした太いタイヤは適当な太さのタイヤに変えました。ヘルメットが欲しいのですがデザイン的にちょっと抵抗があります。野球帽のような形のサイクルキャップはたくさんありますがシニア向けデザインのヘルメットが少ないのが残念です。

Sさんはヘルメットを注文中で国立まで自転車コースを調べています。先週の梅雨の晴れ間にウォーミングアップを兼ねて調布市の深大寺まで出かけました。往復30K前後のおなじみのコースです。国立の自宅から東八道路(歩道が広い幹線道路)に出て一路小金井、調布、三鷹方面に向かいます。多摩霊園、府中の自動車免許試験場を過ぎて都立武蔵野公園に入り野川公園の野川の土手沿いの小道は武蔵野の森の中を走る気持ちのよい場所です。Imgp6936 Imgp6934 Imgp6949 Imgp7073 Imgp7081

野川の水源の一つはJR中央線国分寺駅近くの日立製作所中央研究所内から発する湧水と国分寺崖線(ハケ)の真姿の湧水池群の湧水です。ウオーキングをする人、水遊びをする家族連れ、木陰で本を読む人、写真・絵を描く人様々です。ここでひと休みして深大寺に向かいます。途中に青々とした水田を過ぎると野川に別れて深大寺に向かう道路の分岐点の目印は石の大黒天ですImgp6962 Imgp6956 Imgp6966

深大寺は、天台宗別格本山の仏教寺院。 浅草・浅草寺に次ぐ都内第二の古刹。 武蔵野の国分寺崖線の斜面に抱かれる形で、ゆたかな湧水が流れる場所に建てられた寺院です。 隣接する東京都立神代植物公園は旧寺領でこのあたり一帯は門前町の風情と武蔵野台地の水と緑が豊かな憩いの場として親しまれています。Imgp6973 Imgp7008 Imgp7014 Imgp7033 Imgp7020_2 石段をあがって山門をくぐり本堂でお参り。釈迦堂に銅造釈迦如来倚像(重要文化財)が安置されています。関東地方には数少ない奈良時代の仏像で顔立ち、流麗な衣文、若々しい青年を思わせる肉付けなどは奈良時代に特色を表わしているそうです。昼下がりの境内の木陰で猫が寝ころんでいます

Imgp7038_3 Imgp7048_4 Imgp6978_6 参拝後は参道の茶店で焼いた草餅と冷えたラムネを飲みながら写真を撮ったり ぼんやりとした時間を過ごし、決まった店はないのですが山門下の池に面した嶋田屋で名物深大寺そばのもりを1枚。そばの味はこれといった個性は感じませんが池を眺めながらのそばもいいものです。往復27K。シャワーを浴びて夕食。Sさんと再度深大寺へ行くのが楽しみです。 Imgp7036_2 Imgp7001_2 Imgp6996 写真は参道の花菖蒲と食したもりそばです。今度行くときまでに蕎麦屋をネットで調べてみることにしました。玉乃屋、松葉茶屋・・・さてどこにするかな?(すべての写真はクリックすると拡大します)


伊能忠敬全国巡回展

2010-05-05 17:19:36 | 自転車・サイクリング

青葉若葉の中、サイクリング気分で往復20キロの小金井市総合体育館に完全復元伊能図全国巡回展に出かけました。Imgp5869 Imgp5877 Imgp5882 Imgp5881 Imgp5879_2 体育館のある小金井公園はちょうど日本ウオーキング協会主催の東京国際スリーデーマーチの会場のため各コースから帰った大勢の人で賑わっていました。朝7時半に出発した40キロコースの人たちがゴールイン。

Imgp5828_2 日本人なら誰でも知っている愚直なまでの努力の人「伊能忠敬(1745年ー1818年)」。 1745年千葉県九十九里町小関で誕生。その後佐原村(現在の佐原市)の有力な商家の伊能家に入婿し家産(現在の貨幣価値で45億円程度)を増やし家督を49歳のときに息子に譲って隠居。隠居後江戸に出て暦学、天文学、測量を学び50歳を過ぎてから地球1周分を歩き、はじめて国土を実測して日本地図をつくった人。中高年の星、ウオーキングの元祖、史上最大の旅行家とも言われています。

1800年から蝦夷の測量に向けて出発してから1816年まで足かけ17年第10次わたる全国測量を実施。1821年に完成幕府に上程」された「大日本沿海輿地全図」。歩いた距離、4万3000キロをはるかに超え、そのうち忠敬自身が歩いた距離は3万3千キロに近い。道中記として井上ひさしの4千万歩の男(講談社文庫全5巻)がかなりの長編ですがご興味のある方はご一読を。

Imgp5803 Imgp5804 Imgp5805 会場に入ると広い体育館の床いっぱいに置かれた「大日本沿海輿地(よち)全図」の大図(縮尺36000分の1、214図副)の上を歩いている人、しゃがみこんで場所を確認している人が見渡せます。全図の実物は消失し見ることはできませんがその写しは副本や模写本としてコンピュータ彩色技術により復元しものを見ることができます。主催者側の応援に来ていた知人の地図会社会長Iさんの話しを聞きながら楽しみました。ご本人は伊能忠敬研究会のメンバーでデジタル化された伊能大図をパソコンに取り込み現代の地図と重ねてその足跡をたどっているそうです。

Imgp5837 Imgp5849_2 Imgp5861 Imgp5859 Imgp5832 Imgp5854  写真は武蔵の国ところで甲州街道沿いの府中、谷保、日野周辺と奥多摩方面。谷保村は私が住んでいる国立市の先住者の村です。駿河湾方面からの富士山、浜名湖周辺、銚子の犬吠崎、大嶋 です。

会場に興味深いものを見ました。人が古地図の上を小型のディスプレイモニターとスティクを持って歩いています。財団法人日本地図センターと企業が開発実験中のナビゲーションシステムです。Imgp5814_2 Imgp5825 Imgp5824 地図の下に20センチ間隔で引かれたスイカのようなICタグをスティク型のICタグリーダで指し示す事でモニターにその場所の位置情報を引き出し航空写真が表示されます。過去の地図を歩きながら今立っている場所の現在を見ることができます。まだ開発途上ですが今後ICタグ、GPSなどのIC技術と携帯電話(スマートフォン)、IPad等の情報端末機器を組合せた観光案内、介護・福祉支援、くらしの安全・安心のために地図活用の新たな需要が生まれるのではないでしょうか(すべての写真はクリックするとか拡大します)


史跡の駅“おたカフェ”

2009-12-05 21:56:50 | 自転車・サイクリング

近所のコーヒーショップにその時の気分、時間、目的に合わせて行きます。最近、屋台カフェ、縁側カフェ、コミュニティカフェ(略してコミカフェ)と呼ばれているカフェのことを聞きます。特にコミカフェは店の特徴を演出するコーヒー、ケーキ、軽食とともに学んだり、教えたり、演奏したり、見たり聴いたりするイベントを通じて住民の新たなコミュニティ醸成の場になっています。

ちょうど関係しているNPO法人のメンバーが11月から来年の9月まで毎月1回「水の学校」という10回コースの講座の講師をすることになり散歩がてらに自転車で「おたカフェ」に出かけました。講師は著名な椎名誠さんや藤森照信さんら多彩な分野の講師の方々です。受講生は「水守(ミズモリ)」として環境と水を守る番人になります。

場所はJR国分寺駅と西国分寺駅から徒歩15分~20分。国分寺崖線(はけ)に面し、国指定史跡の武蔵国分寺跡やお鷹の道、真姿(ますがた)の池湧水群のある豊かな自然と歴史資源・考古学的な興味の溢れた史跡散策路の中にあります。Imgp3144 Imgp3145 Imgp3127 Imgp3125 おたカフェのネーミングは徳川家の鷹狩の場「お鷹の道にあるカフェ」と来訪者のお助けをする「おたすけカフェ」から来ています。運営は国分寺市が東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会に委託。将来は法人化を検討しています。 店内は逸品国分寺(お菓子、湧水石鹸など)、散策マップ、武蔵国分寺の歴史図書、資料が置かれています。周辺農家の野菜収穫体験や直売、映画上映会(ローマの休日)、フリーマーケットなどのイベントを随時開催し市民との交流を図っています。

Imgp3152 Imgp3183 Imgp3158 Imgp3181Imgp3165  お鷹の道沿いにはホタルが生息する湧水が流れる小川、大地主本多家の野菜直売、真姿の池湧水群、湧水を汲みに来る人もいます。最近小さなうどん屋さんが開店しました。看板に誘われて京都の九条ネギを使ったうどんで小休止。体が温まりおいしかった。カフェが出来たことで新しいお店が開店するにつれて散策路に活気が出て来ますImgp3188 Imgp3198_2 Imgp3190 Imgp3203

さらに、初めて気が付いたのですがお鷹の道を抜けて国分寺街道に出るとオーガニックカフェ「cafe slow(カフェ スロー)」があります。環境文化=NGOなまけもの倶楽部と連携した有限会社カフェ スローです。移転した来たのでお店も広く駐車場もあります。Imgp3237 Imgp3243 Imgp3240 Imgp3242 天然酵母のパン工房、オーガニック食品、フェアートレード商品、音楽ライブ・トークイベントのスペース、地元野菜中心の食事メニューなどが楽しめます、店内の通路が広く乳母車で入店してそのまま席につけるので子どもづれのお客も見受けられます。窓からは外の小川と畑が見える工夫をしていて緑を感じることができます。Imgp3238 Imgp3241 Imgp3244

下の写真は雨水タンク(天水)です。地図の鷹の道遊歩道沿いの長屋門の前にあるもみじ亭の場所が「おたカフェ」で右端中央にカフェスローがあります。この辺一帯は武蔵国分寺跡の史跡と古代住居跡から万葉の時代からつづく里の名残があり歴史・考古学に興味のある方はには楽しみなところですImgp3245 Imgp3206_2 (すべての写真はクリックする拡大します)。