こんばんは
8月末頃から日の入りが22時から21時へと変わり、夜もめっきり涼しくなって心地よい
明日は『家族 in Cadiz』 の続きを書けると信じ、今日は2日前と昨日のプロセシオンをご紹介。
スペインで毎年春に 『聖週間』、スペイン語だと ”セマナサンタ” というカトリック宗教行事が1週間行われるのをご存知でしょうか。
聖週間 = キリストが復活するまでの受難の週 を意味しています。
聖書の中で、3月21日春分の日から最初の満月の次の日曜日にキリストが蘇ったとされ、その復活までの1週間にキリストに起こった受難の事々を振り返るとても重要な行事です。
キリストやマリア様の像を乗せた山車が信者と楽隊と共に街を歩くのですが、その行列をプロセシオンと呼び、朝から明け方まで歩き続けます。
さてさて、2日前のプロセシオン。
先頭が来た。 義理弟S。
お香が焚かれ
煙と共に運ばれるキリスト
道幅ギリギリですが、左右にゆっくりと揺れながら街を歩きます。
信者の男性たちが肩で担ぎます。
暗くて足元が写っていませんが、山車の中で60人程度の男性達が担いでいます。
その後に続く楽隊。
キリストの表情がみえますか?
ローマ人に捕えられ、死刑判決をくだされ十字架を背負う時を待っているキリスト。
とても神聖です・・・
今回はこの山車1つのみ。 なぜ??
この教会団体が100年前の9月1日に設立されたので、お祝いの行列だったそうです。
100年の歴史、凄い。 この山車も100年前から徐々に仕上がってきたものであり、とても貴重なもの。
そして昨日は、18時から他の山車が街を歩きました。
これは『パストラ』と呼ばれる”羊飼い”の山車
18時に向かいの教会前から出発
21時に戻ってきたよ
ベランダからなので横の姿のみ
この羊飼いの山車は毎年9月2日に歩くんですって。 でも、何故かはわかりません
今日はなんだか真面目に終わった~