こんにちは
連日の強風&大雨が落ち着いて、本日曇りのへレスです。
KENTAのお部屋、こんな感じに仕上がりました
出産前に撮った写真なので、今はもっと物が溢れてます
12月中旬から私はミシン、ダンナさんはドリルを使いまくりの毎日だったなぁ。
まだ足りない部分もあるけど、なんとか間に合って良かったわ
間に合ったはいいけど、結局ベビーベッドでは1日しか寝てないKENTA・・・・・
さてさて、初の育児カテゴリーです☆
出産を終えて日付が変わった12月31日深夜、ようやくベビとダンナさんと病室で家族3人。
やっとやっと、KENTAを抱っこできて安心&幸せ
・・・・・で? これからどうするの??
と思ってる所に看護師さんがやって来て、
「はい。2日分のオムツと着替え入ってるから。あと、おへその消毒液とガーゼ入ってるからね。」
と、ダンナさんにビニール袋を渡して出て行こうとするので、
「あの、授乳の時間は?? おへその消毒っていつ、どうするんですか??」
と聞くと、
「え?? 泣いたらおっぱいあげなさいよ。今からあなた達が親なんだから」
と出て行こうとする…
「でもおっぱいのあげ方も知らないけど…」
「口に持っていけば吸うわよ」
と出て行っちゃった
ダンナさんがナースステーションに行き、他の看護婦さんに消毒の仕方を聞いてきてくれたけど、病室までは来てくれず。
しばらくベビを抱っこした後、さすがに疲れてるのでベビが泣くまでひと眠りしようにも、会陰部が痛すぎて眠れない
ダンナさんはリクライニングチェアでひと眠り
午前3時頃かな、ベビが泣いた
初めて聞く可愛い泣き声に感動しながら、おっぱいをあげようとするけど吸わない
くわえた瞬間に吸わずに寝ちゃう
抱っこして欲しかっただけかな??
あ、オムツ??
私は痛すぎて動けないので、ダンナさんにオムツをお願いする。
そして寝るベビ…
「3時間毎にとにかく授乳」と情報を得ていたので、6時に起こしても起きないし吸わない
泣きもしない
9時、12時も同じく起きない、起こす、吸わない、泣かない…
朝食を持ってきた看護師さんにおっぱいを吸わない事を伝えると、ベビの足の裏をグリグリして起こし(泣かせて)、おっぱいをくわえさせて
「練習が必要なのよね。そのうち吸うわ。」
と出て行った。
ランチタイムにちょうど来た看護師さんにもおっぱい吸わない事を伝えたけど、
「お腹が空けば吸うわよ」
会陰部の消毒に来た看護師さんにも伝えたけど、
「まだ小さいからね」
その後、夕食が配られ、年末だからか看護師さんは来なかった…
そして迎えた午前12時
夕食に12粒の葡萄がダンナさんの分も用意されていたので、時計の秒針に合わせて食べて静かに2014年を迎えました
12月31日中にお産後初のトイレに行くように看護師さんに言われていた事を思い出し、ベッド横にあるトイレへ。
まずベッドから立ち上がるのが大変
ダンナさんに支えて貰いながら中腰で歩き、トイレに座ってもクラクラするので一緒にいてもらっちゃっいました。
恥ずかしいけど、そんな事言ってられなかったのよね
おっぱいに関しては同じことを繰り返し、会陰部が痛すぎて眠れないので痛み止めをもらったけど効かなくて、ボーッとしながら迎えた朝。
1月1日朝。 雨だったな。
朝食を食べてたら、看護師さんが来てKENTAの出産手帳 を渡してくれた。
51cm、3400g ・・・・難産、吸引・・・・
そう、難産。
誰ですか、お尻が大きいと安産だと言ったのは??
お年頃になった頃から、
『Kumi は安産だね。』
『キミは安産型だね。』
と、友達や会社の男性陣にも言われつづけ、私もスポッと出産できるものだと思ってたわ
無痛分娩(痛みがなくなるわけではなく、軽減させる麻酔なので和痛分娩て言うのかな?)の麻酔も効かず、母親教室で見た女性2人が分娩している姿とは大違いで終わった私の出産。
病院に提出する出産プランというのがあって、
・麻酔に同意する
・付添人の名前
・何かあった時の判断者の名前
・出産の方法
・立会人の名前
・出産直後のカンガルーケア
・臍帯血の寄付の同意 etc.
すべて埋めて提出したのにもかかわらず、陣痛室で麻酔が効いている間に看護師さんがプランをペラペラとめくりながら、
『プラン提出してくれたのね。で、何が一番大事??』
と聞いてきた。
あら?読まないの?? 一番大事なことだけ??・・・ と思ったけど、すでに朝から陣痛に悶えた後だったので
『とにかく麻酔。あれ以上なんて考えたくないし、落ち着いて出産したい』と答えた。
『そうね、もう陣痛経験したしね。その方が後も楽よ。』と言ってたのにな、プラン一つも達成されてないよ・・・
おっと、話が逸れました
8時過ぎ、朝食が済んで1人でトイレに行ってみようと思ったら、何かにつかまらないと立てない&上体を伸ばすと呼吸ができない
ベッドの柵につかまりながら少し休み、もう一度チャレンジしたけどやっぱり呼吸ができない
ダンナさんが看護師さんを呼んでくれた。
『何か不安な事や悪夢でもみた?』
え?? 出産終えたばかりで、体調が戻ってないからでは??
『不安もないし悪夢もみてないけど、分娩が悪夢の中の出来事のようだった』 と答えると
『そう。じゃあまだ横になってなさい。』のみ。
そうですねと横になっていると、10時半頃に別の看護婦さんがやってきて、
『支度して、退院していいですよ』
え~~~っ
まったく回復してないですけど?? 1人で立てない、呼吸がうまくできないと言ってるのに??
『あ~、出産後だから貧血なのよ。鉄剤だしますから』
だって。
まぁね、こちらは”病院は治療の場であって、回復は家でするもの” なので、仕方ない。
日本だと回復まで手厚く診てくれるから1人で入院できるけど、こちらは病院内でも治療以外はすべて家族が面倒をみる、必要最低限の治療が終われば後は家で家族に看病してもらい回復するのがスペイン流。
てなわけで、退院許可証など書類をもらい支度して退院。
午後1時には家に帰りました。
家に戻ってホッとしたけど、ご飯食べるにもKENTAを抱っこする&おっぱいをあげるにも普通に”座る””立つ”事がなかなかできなくて辛かったな。
しかも一緒のベッドで寝かしつけてる時、急に寒気が襲ってきて震えが止まらず熱を測ったら38.7度。 解熱剤を飲んで下がったけど、一体あれは何だったのかしら?相変わらずKENTAはおっぱいくわえてすぐに寝ちゃう状態が続き、携帯片手にネットで調べたりして”3日分のお弁当を持ってる”とか”根気が必要”とか書いてあるけど、さすがに飲んでる気配がないので心配しながらその日を過ごしました。
次の日の午前中、やっぱり不安だし、KENTAが栄養失調になってしまうので病院に行きたいと
ダンナさんに伝えると、うう~んとなんだか必要性を感じていないような返事。
ダンナさんのお兄さん家族が遊びに来ることになっていたので、掃除したりしてなんだかんだと次のおっぱいの時間になり、KENTAが少し吸ったので、お兄さん達が来るまで様子を見ようという事に。
到着時間の変更があって、みんなが来たのが午後7時半。
新しい家族との対面にみんな喜んでくれました
でも私はおっぱいの事が心配で、お義理姉さんに相談してるうちにKENTAの顔色も濃くなってきて
夜22時過ぎに救急病院へ。
続く・・・・