異文化生活 - in Cadiz -

お嫁にきました、スペイン・カディスへ。
周りの心配をよそに、異文化生活のあれ??を楽しく過ごしてます。

陣痛~出産の記録 1

2014-02-03 09:17:37 | 歩み

お早うございます

 

かなりのお久しぶりです

 

大変遅れましたが、坊やは1週間で無事に退院できました。 

改めて、

初めまして、お風呂大好き KENTA です

 

慣れない育児の合間に家事をすると毎日があっという間に過ぎ、退院できた事すら書けず・・・・

心配してくださった皆さん、ごめんなさい & 有難うございます。

 

後で振り返れるように・・・・というか、今の私にとっては 『こんなはずじゃなかった』 なイメージで忘れられない記憶ですけど、12月30日朝から出産までの記録を残したいと思います

 

12月30日

AM 8:30 目覚め

なんとなくダルイ&そのころよく体験していた生理が始まる前のようなズ~ンとする鈍痛。

前日の夜に日本酒を楽しんだパパとダンナさんはまだ寝てるし・・・とそのままベッドでゴロゴロ。

 

AM10:00

トイレに起きて、またベッドでゴロゴロ。

 

AM10:20

お腹の辺りで、『ボンっ』 と音が

何??? 今のオナラじゃないよね?? もしかして破水?? 破水ならお水がドバっと出てくる??

とドキドキしながら様子をみてたのですが、お水が出てくる気配がない。

 

AM10:25

確認のためにトイレへ。

チョロチョロと何かが出てるけど、破水なんだか用を足してるのかよくわからず。

その頃には沢山の方の出産記録を読んで、『チョロチョロと出て破水に気づかない場合もある』 との情報も得ていた私。

ちょうど起きたダンナさんに報告。

前日の夕食が日本酒のつまみのみだったせいか、お腹が空いていたのでダンナさんが朝食の用意をしてくれることに。

私はベッドでジーっと様子見。

 

AM10:30

あら? なんだか痛い・・・生理痛のような・・・・イヤ、もっと痛いような・・・・え?? 陣痛かな?? うわッ、痛っ!!

義理姉Bが出産で入院したとき、廊下を歩きまわり、階段を上り下りしたり、家族と談笑したりと余裕の姿を見ていたので、私もそのつもりでいたんだけど、なんだか様子が違う

普段生理痛が酷いので、陣痛の始まりも酷いんだわ・・・・と思い、念のため陣痛の間隔をはかってみる。

** たまごクラブの陣痛カウンター携帯アプリ、『たまカウンタ』便利でしたよ **

と、なんと3分間隔で激痛

これ以上我慢してたら歩けなくなると思い、急いで着替えてダンナさんを呼ぶ。

 

AM10:45

すでにまっすぐには立てず、中腰になりながら入院バッグを持っていざ病院へ

車に乗ってから2,3分、もう半端ない痛みに襲われて、あの時に家を出て正解でした。

病院まで車で10分程度。

車の後部座席に座り、下腹部がはち切れる&骨盤が割れそうな痛みで泣き叫んでました。

 

AM11:00

病院に到着し、診察室のベッドヘ。

陣痛3分間隔 ・子宮口1.5cm

スペインでは無痛分娩が普通なので、私はすぐに痛みを和らげてもらえると思っていたのですが、

4cm開くまでは麻酔はできないと言われ、ウソでしょ~~~ と言う私。

看護師さんが 『この調子だとすぐに開くわよ』 と言うので、早く4cm開きますように!!! と心で叫びながら、痛みが来るたびに枕を顔に当てながら泣き叫んでました。

 

AM12:15

強い陣痛が3分間隔で来ていたので看護師さんもそのまま出産へと思っていたのですが、なかなか子宮口が開かないので陣痛室のベッドが用意され、車いすで移動。

苦しんでるアジア人の車いす移動。

珍しすぎる光景に、病院のみなさんの注目を浴びながら陣痛室へ。

ベッドでもがいてたので髪の毛はボーボーだし、痛みで顔を歪めて泣いてる姿なんて見られたくないけど、もうどうにもできなかった

 

PM3:00

やっと、やっと4cmに!!

腰に注射をして、チューブを通して点滴で麻酔を注入。

簡単な作業のようですが、痛みが引いた瞬間に態勢を変えてベッドに座り、全身の力を抜かないと注射を打てないので、3分間隔に強い陣痛&余韻がある中のこの作業、なかなか進まず結構時間がかかったな。と思う。

 

PM3:30

我慢ができる程度の鈍痛は感じるものの、麻酔が効いてきて本当に楽になり、喉が渇いていたのでダンナさんにお水をお願いしました。

病院内にある自販機で2リットルのペットボトルを抱えて戻ってきて、起き上がることのできない私に2リットルのペットボトルを渡そうとするダンナさん

ム、ムリだよ・・・コップある?? もしくは小さいペットボトルがいいんだけど。。。。

あ、そっか 小さいのは売ってなかったから、今から来る家族にコップお願いするね。

と、自分だけグビグビとお水を飲むダンナさんを引っ叩きたかった・・・

 

PM4:00

家族が病院に到着。

陣痛室は付添1人のみなので、ダンナさんと交代でママが登場

あれ?? お水・・・・・

自分だけ喉を潤して出て行ったダンナさんに本当にイライラしたけど、痛みが引いた安堵と朝からの体力消耗で何も言えず。

そして、

『どう? 痛い?? B(義理姉)は2日間入院してからの出産だったから、もっと大変だったんだよ』

とママ

・・・・・・は??

10分間隔の陣痛が来たと入院した義理姉B。

けれど元気に病院内を歩き回り、みんなと立って談笑して過ごし、全く子宮口が開かないので退院させられるところだった義理姉B。

私が陣痛を促すマッサージをしてから2時間後、歩けないほどの本陣痛が来て4時間後に出産した彼女。

なぜ今私と比べる必要が??・・・と腹が立ったけど、戦う気力は全くなし

 

そして担当の看護師さんと会話を始めたママ。

『可愛そうに、私の息子は朝から何も食べてないんだよ。だから今食べに行ったんだよ』 

あの、息子の嫁も飲まず食わず&痛みと戦ってる最中ですが・・・・?? 

 

看護師さんがママとの会話の途中で私に何かを指示したんだけど、ぼーっとしてたから聞いてなかったので聞き直したら、

『嫁は結婚して1年以上経つけど、私達の言う事はあまり理解してないんだよ』 と愚痴。

 

1人お水を飲み、ご飯を食べに行き、ママを置いて行ったダンナさんをサウンドバッグにしたい瞬間でしたね

 

PM4:45

30分で食事を終えて戻ってきてくれたダンナさんの手には、待ちに待ったコップが

ようやく少しお水を飲むことができ、ホッとしたのも束の間。

気のせいか、なんだかまた痛みが復活してきたような・・・・・

 

あら。 もう15時になってしまったので、続きはまた後ほど。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。