ヨットのオーナー、パトリス・ボランドが船上で殺害されて発見された。現場から逃走した血まみれの青年トビーが容疑をかけられ、逃走の末に逮捕される。
トビーはトリップの追及にあっさり自白し、ホレイショはそれに違和感を覚える。トビーの罪状認否までの48時間の間に真相をはっきりさせる証拠を見つけなければ、無実の青年が罪に問われることになるのだ。現場では被害者のものではない口紅のついたグラスが発見されたり、凶器の銃の持ち主が夫であったなど、事件は新たな展開を見せようとしていた。
留置所に護送されたトビーは、慣れていないために他の囚人たちのかっこうのターゲットになり、手を骨折させられるなどの嫌がらせを重ねられた。
被害者のパソコンの中から発見されたラブレターの筆跡から、被害者とトビーは恋愛関係にあったことがわかる。そしてトビーは自白調書は強要されたためのものだと供述を覆し、ホレイショはそれを信じようとするが・・・
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今回はマイアミ版Oz?
(スーパードラマTV「Oz/オズ」)
留置所で暴動ってベガスでもあったっけと思いつつも、切り口の違いがマイアミらしい、かな。
(「CSI:5」10話「子供たちの戦場」で留置所暴動エピ。でも殺されたのは初犯囚人の方)
全体的に今回は、「CSIっぽいなぁ」という感じのする作りだった。
証拠をいっぱい積み上げて証明していく、っていうとってもオーソドックスな流れ。それをマイアミでやると「あら、今回は地味目ね」とか思ったりするのはどういうことだ。
でも自分としては、タイムリミット切られている中でしっかりと証拠が固められていく感じで安心して見られたかな。
Brett Cullenが「被害者の夫」で出てきた時点で「犯人決定!」になってしまうのがアレだが。
トリップは、せっかくレギュラーになったのにこの先も白黒の黒を担っていく損な役割なのだろうか。それはウルフも同様だが。ヨゴレ役ポジションで行く路線なのかなー。
ホレイショとカリーの白組に対し、トリップとウルフの黒組、みたいな。(しかし白黒のどっちにも入ってないデルコの立場は?)
「最初から腐ってたかどうかはわからない」
と、毅然と答えるカリーはかっこよかった。
ウルフは割と挽回の機会は与えられるが、トリップおじさんはたまにしか目立たないのだから、もちょっと日の当たるところで老後を・・・。そういえば今回おじちゃん全力疾走させられてたし。
トリップはそんなに巨漢じゃないが、老骨に鞭打って大変そうだった。(って、今年50才だから老人扱いは失礼だな)アメリカの警官たちって、絶対走ったら犯人に負けるだろ、っていつも思う。
「人間にとって何が真実か・・・それは大事なことだ」
今回のキメはこれですか。静かなホレイショの抑えた感じもなかなか。
組織の中ではロンリーウルフな感じのするホレイショだが、彼ほど実は人間を愛し信じている人もいないような気がする。(主任なんて虫の方が好きそうだしなぁ)
そのホレイショが最後まで信じてあげたトビーだが・・・武器をあらかじめ用意していたが、そういうので裁判で正当防衛が覆されたりすることはないのだろうか?トビーのために、いやホレイショのためにも無罪になってほしいものだが。
留置所は48時間の間に人ががらっと変わってしまうほどの恐ろしい場所なのだな・・・ましてや刑務所をや。
やはりそこで弟が刺青を入れて(違)
【 脇俳優チェック 】
◆パトリスの夫マイケル・ボーランド .... Brett Cullen
オフィシャルサイトあり。「またこいつか!」な感じのあるおなじみの役者さん。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンではディアドラ殺害事件を追う刑事役で登場していた。
「アリーmyラブ」第1シーズン4話「ラブ・アフェア」ではアリーがかつて不倫関係にあったドーソン教授役。「FBI~失踪者を追え」10話「白夜の太陽」では、失踪したクリーニング店主グレッグ・プリチャード役。
「コールドケース」2話「通話記録」では妻を爆死させた消防士ロブ・ディーマー役。FOXの「PEPPER 恋するアンカーウーマン」では、ペッパーが働いているニュースショーの担当プロデューサージャック役。ペッパーをキビシく指導しつつ影で成長を見守る上司だったが、6話で突然クビになってしまう。
他には「ヤングライダーズ」のサム・ケイン保安官役で第1シーズンのみ登場。「ザ・ホワイトハウス」にサリバン知事で6~7シーズンに登場予定。「LOST」第2シーズンでは飛行機に紛れ込んだ男グッドウィン役。「名探偵モンク」第4シーズンに登場予定。
◆ヨットを買おうとした女ジーナ .... Jolie Jenkins
「デスパレートな妻たち」ではザックの母親でかつてマイクの恋人だったディアドラ役で登場。
「ザ・ホワイトハウス2」16話「父への思い」で、危篤の父のため祖父の死後恩赦の口利きをサムに頼みにきたステファニー・ゴールト役を演じていた。
「Xファイル」第8~9シーズンではXファイルマニアな捜査官レイラ・ハリソン役で登場(この役名はガンで亡くなったファンから命名されたもの)。
◆ジーナの彼氏スティーブ .... Jason Cerbone
「CSI:NY」第1シーズン22話「クローザー」に、ヤンキースファンのラジオ視聴者トニー役で登場していた。DJのリコに煽られ、レッドソックスファンのギルバート・ノボトニーにポップコーンを飛ばしてからかったことから事件に発展する。
「ザ・ソプラノズ」の第2~3シーズンにジャッキー・アプリールJr.役でサブレギュラー。トニーの娘メドウと付き合っていた時期も。賭場を襲って人を撃ったことがバレて消されてしまう。
「サード・ウォッチ3」9話と12話にプレスコット役でゲスト出演している。
子役としてキャリアをスターとさせていて、87年のヒット曲スザンヌ・ヴェガの「ルカ」のPVにルカ役で出演しているが、その時は10歳。
◆容疑者トビー .... Robert Ri'chard
日本では未放映だが「One on One」という5年続いているシットコムでレギュラー出演中。映画でもそうだけど、黒人俳優が主役のコメディだと、メインがほとんどブラックキャスト+α、という構成になっていたりするようで、これはそういう類のオールブラックキャストなシットコムだ。そしてそういうドラマはなかなか日本には来ない。
昨年公開された映画「コーチ・カーター」ではサミュエル・L・ジャクソンの息子役、パリス・ヒルトンのデビュー作として話題になった、エリシャ・カスバート主演のホラー映画「蝋人形の館」の出演など、話題作への出演が続いている。
トビーはトリップの追及にあっさり自白し、ホレイショはそれに違和感を覚える。トビーの罪状認否までの48時間の間に真相をはっきりさせる証拠を見つけなければ、無実の青年が罪に問われることになるのだ。現場では被害者のものではない口紅のついたグラスが発見されたり、凶器の銃の持ち主が夫であったなど、事件は新たな展開を見せようとしていた。
留置所に護送されたトビーは、慣れていないために他の囚人たちのかっこうのターゲットになり、手を骨折させられるなどの嫌がらせを重ねられた。
被害者のパソコンの中から発見されたラブレターの筆跡から、被害者とトビーは恋愛関係にあったことがわかる。そしてトビーは自白調書は強要されたためのものだと供述を覆し、ホレイショはそれを信じようとするが・・・
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今回はマイアミ版Oz?
(スーパードラマTV「Oz/オズ」)
留置所で暴動ってベガスでもあったっけと思いつつも、切り口の違いがマイアミらしい、かな。
(「CSI:5」10話「子供たちの戦場」で留置所暴動エピ。でも殺されたのは初犯囚人の方)
全体的に今回は、「CSIっぽいなぁ」という感じのする作りだった。
証拠をいっぱい積み上げて証明していく、っていうとってもオーソドックスな流れ。それをマイアミでやると「あら、今回は地味目ね」とか思ったりするのはどういうことだ。
でも自分としては、タイムリミット切られている中でしっかりと証拠が固められていく感じで安心して見られたかな。
Brett Cullenが「被害者の夫」で出てきた時点で「犯人決定!」になってしまうのがアレだが。
トリップは、せっかくレギュラーになったのにこの先も白黒の黒を担っていく損な役割なのだろうか。それはウルフも同様だが。ヨゴレ役ポジションで行く路線なのかなー。
ホレイショとカリーの白組に対し、トリップとウルフの黒組、みたいな。(しかし白黒のどっちにも入ってないデルコの立場は?)
「最初から腐ってたかどうかはわからない」
と、毅然と答えるカリーはかっこよかった。
ウルフは割と挽回の機会は与えられるが、トリップおじさんはたまにしか目立たないのだから、もちょっと日の当たるところで老後を・・・。そういえば今回おじちゃん全力疾走させられてたし。
トリップはそんなに巨漢じゃないが、老骨に鞭打って大変そうだった。(って、今年50才だから老人扱いは失礼だな)アメリカの警官たちって、絶対走ったら犯人に負けるだろ、っていつも思う。
「人間にとって何が真実か・・・それは大事なことだ」
今回のキメはこれですか。静かなホレイショの抑えた感じもなかなか。
組織の中ではロンリーウルフな感じのするホレイショだが、彼ほど実は人間を愛し信じている人もいないような気がする。(主任なんて虫の方が好きそうだしなぁ)
そのホレイショが最後まで信じてあげたトビーだが・・・武器をあらかじめ用意していたが、そういうので裁判で正当防衛が覆されたりすることはないのだろうか?トビーのために、いやホレイショのためにも無罪になってほしいものだが。
留置所は48時間の間に人ががらっと変わってしまうほどの恐ろしい場所なのだな・・・ましてや刑務所をや。
やはりそこで弟が刺青を入れて(違)
【 脇俳優チェック 】
◆パトリスの夫マイケル・ボーランド .... Brett Cullen
オフィシャルサイトあり。「またこいつか!」な感じのあるおなじみの役者さん。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンではディアドラ殺害事件を追う刑事役で登場していた。
「アリーmyラブ」第1シーズン4話「ラブ・アフェア」ではアリーがかつて不倫関係にあったドーソン教授役。「FBI~失踪者を追え」10話「白夜の太陽」では、失踪したクリーニング店主グレッグ・プリチャード役。
「コールドケース」2話「通話記録」では妻を爆死させた消防士ロブ・ディーマー役。FOXの「PEPPER 恋するアンカーウーマン」では、ペッパーが働いているニュースショーの担当プロデューサージャック役。ペッパーをキビシく指導しつつ影で成長を見守る上司だったが、6話で突然クビになってしまう。
他には「ヤングライダーズ」のサム・ケイン保安官役で第1シーズンのみ登場。「ザ・ホワイトハウス」にサリバン知事で6~7シーズンに登場予定。「LOST」第2シーズンでは飛行機に紛れ込んだ男グッドウィン役。「名探偵モンク」第4シーズンに登場予定。
◆ヨットを買おうとした女ジーナ .... Jolie Jenkins
「デスパレートな妻たち」ではザックの母親でかつてマイクの恋人だったディアドラ役で登場。
「ザ・ホワイトハウス2」16話「父への思い」で、危篤の父のため祖父の死後恩赦の口利きをサムに頼みにきたステファニー・ゴールト役を演じていた。
「Xファイル」第8~9シーズンではXファイルマニアな捜査官レイラ・ハリソン役で登場(この役名はガンで亡くなったファンから命名されたもの)。
◆ジーナの彼氏スティーブ .... Jason Cerbone
「CSI:NY」第1シーズン22話「クローザー」に、ヤンキースファンのラジオ視聴者トニー役で登場していた。DJのリコに煽られ、レッドソックスファンのギルバート・ノボトニーにポップコーンを飛ばしてからかったことから事件に発展する。
「ザ・ソプラノズ」の第2~3シーズンにジャッキー・アプリールJr.役でサブレギュラー。トニーの娘メドウと付き合っていた時期も。賭場を襲って人を撃ったことがバレて消されてしまう。
「サード・ウォッチ3」9話と12話にプレスコット役でゲスト出演している。
子役としてキャリアをスターとさせていて、87年のヒット曲スザンヌ・ヴェガの「ルカ」のPVにルカ役で出演しているが、その時は10歳。
◆容疑者トビー .... Robert Ri'chard
日本では未放映だが「One on One」という5年続いているシットコムでレギュラー出演中。映画でもそうだけど、黒人俳優が主役のコメディだと、メインがほとんどブラックキャスト+α、という構成になっていたりするようで、これはそういう類のオールブラックキャストなシットコムだ。そしてそういうドラマはなかなか日本には来ない。
昨年公開された映画「コーチ・カーター」ではサミュエル・L・ジャクソンの息子役、パリス・ヒルトンのデビュー作として話題になった、エリシャ・カスバート主演のホラー映画「蝋人形の館」の出演など、話題作への出演が続いている。