【 失踪者 : 神経外科医リアナ・サルド 】
FBI着手:失踪18時間後
サマンサはカウンセラーのリサから「カウンセリングを受けるようになって変わった」と言われる。
彼女自身、自分自身の人生を見直してみたら「働きすぎみたい」と思うが、しかし仕事は辞められない。自分にとって仕事は生きがいだし、それに・・・・
サマンサはリサに、担当した事件について語り始める・・・・
名医としての評判が高い神経外科医リアナ・サルドが、オペを二件すっぽかしたことで、病院が不審に思って通報した。
彼女は前日に元夫のエバンとジョギングしていたという。エバンとは別れても友達づきあいしていたが、お互い新しい恋人の存在などは話していないらしい。エバンは、リアナが銃を用意しており様子がおかしかったと語る。
銃は頻発しているマンションの空き巣対策だったというが、同じマンションの住民ポーラによるとそんなことはなかったという。
リアナには新しい恋人ジェシー・カークパトリックがいたが、別れていた。ポーラが見たところ遊びだったようだが、別れたころ激しく落ち込んでいた模様。
恋愛のもつれでの自殺の線も浮かんだが、事故で亡くなった幼い患者の両親に非難される出来事もあったことが発覚する。普段患者家族に対応しないリアナが、なぜかその家族に対しては自分で対応したのだという。
またその事故の医療過誤で担当医師グレゴリーを訴訟するためのリアナの宣誓供述書が発見されるが、グレゴリーは彼女は証言できなかったはずだという。なぜならリアナは注射器や薬物を盗んでいたのを目撃されていたからだ。
また、リアナが薬物中毒の更正施設に連絡を取っており、ロナルド・フェルペスという中毒患者に治療薬を処方していたことがわかる。
そんな中、元恋人のジェシーが逮捕されて発見される。ジェシーは手が早い暴力的な一面があるため、リアナへの暴力が疑われたが、ジェシーはそれを否定する。
そして、リアナはジェシーの子を妊娠していたのだという・・・・
----------------------------------------------------
リアナが養子センターに「ウェンディに会いたい」と要望を出したのは一ヶ月前。
おそらく妊娠がわかった頃だ。ジェシーとも本気じゃなかったため、産もうかどうしようか迷う気持ちがあって、過去と向き合って娘が幸せかどうか・・・自分に子供を産む資格があるかどうかを確認したかったのだろう。
しかし、会ってみたら娘はジャンキーで、恋人もジャンキーで暴力的、という荒んだ生活を送っていた。さぞかしリアナはショックだっただろう。
その結果流産したか中絶だったのかはわからないが、流産だったとして、彼女は「天罰だ」と思って自分をさらに責め、一層娘を立ち直らせようとのめりこんでいったのに違いない。
エバンとジェシーという対照的な男性が出てきたが、おそらくどちらも心から愛した男性ではないのだろう。
エバンは・・・・なんて居心地のよさそうな男だろうと思った。同業者で仕事に理解もあり、ジョークも通じ合い、料理もうまくて、自分を深追いしなくて諦めのいい男。深く愛せないけれど、居心地がよくて頼れる、でもそれ以上「心」での進展はできない男。
一方ジェシーは、魅力的でワイルドで、「自分のない物を持っている」男。でもあまりに世界が違いすぎて、人生を共にするには長続きしないだろうとわかっている男。彼を深く頼ったり安心したりはできない、「子供の父親」には不向きな男。
39歳で、年齢的にもリミットになった時期の妊娠、なのにリアナは、自分の将来大事なために、14歳の時と同じに授かった命を素直に喜べないでいる。そのことに自分で気づいた時はきつかっただろう。
せめて娘は幸せでいてほしくて確認してしまったのだろうか。そこに不幸なすり替えが起こってしまった・・・・
最後に本当の親子が対面した時、(俳優だとわかっていても)二人がそっくりだったことに何か安心させられてしまった。
ウェンディが養子であることを告げられながらも、ちゃんと愛情を持って育てられた様子でよかった。でも、リアナはきっとこれからもミシェルのことも気にかけてしまうのだろう。そんな気がする。
届かなかった手紙の、14歳なりの母性に胸が痛くなった。これからリアナは、14歳以来失ってきたものを取り戻せるのだろうか・・・・
そして、サマンサが・・・・リアナにシンクロしたのは自分と似ていたせいだろうか。ラストにリサに見せた無防備な、赤ん坊のような表情、しかしそれでもまだ語れない深い傷が心の奥底にしまわれているようだ。
普段はジャックの得意技である「失踪者憑依」を身につけ、銃を持った犯人に対しても冷静に語りかけることができるようになったサマンサは、一応「もう大丈夫」ってことなんだろうか。「あなたは幸せよ、とても幸せ」と語りかけた場面では、かつて1stで語られていたサマンサの家出を思い出した。
あの時サマンサは、追いかけてきた母親の表情を見て、「自分には探してくれる人がいる」と気づいて家に帰ったのだと語っていた。サマンサも色々あれから自分の人生について振り返り、向き合ってきたことで、あのウェンディ語りかけの場面になったんだろうなと思う。
いつもは「どーでもいいよ」と思ってしまいがちなサマンサの存在なのだが(そこまで言わんでも)、このエピソードを通してもう少し優しい目で見られるように・・・・なるかな?
寂しい女性に気持ちでシンクロする女性捜査官、という意味では、「CSI:2」12話「閉ざされた人々」のサラの話しを連想させたが、今回は切り口と失踪者のキャラクター造形の方向性が違ったので、サマンサは通販カタログをゴミ箱に捨てて、マーティンにデートのお誘いの電話する、みたいなことにはならなかったわけだ。
ただデートに出かけたからって根本的な解決にはならないのは、その後のサラを見てれば一目瞭然だし。マーティンとの関係が絡ませられずにエピが終了したのはかえってよかったかなーと思う。
マーティンは、「彼氏がいない」かどうかをさりげにチェックしてた。「余計なお世話」と返されていたけどね。その辺の返しも、サマンサ復調の兆し、かな。
ジャックは今回、CSIの主任みたいな薀蓄(?)をたれていたくらいで地味だった。
『ヒヅメを聞いたら、縞馬じゃなく馬と思え』
・・・・深い、か?
おっさん、そういう薀蓄で若い女の子を騙せる時期は終わりましたよ!
ダニーは、久々にダニー節が出ていた!
「了解っす!」
その直前まで「○○ダヨ」な口調だったので、あぁもう戻らないんだなぁと思っていたが、不意をつかれてなんだか嬉しくなってしまった。
ここから徐々に関西弁回帰現象が?(ないない)
【 使 用 楽 曲 】
★ リアナが子供をあやしていた時の曲
REMの「Automatic for the People」の10曲目「Man on the Moon」(試聴あり)。確かに泣きたい時に聴くアルバム、かもしれない。
【 脇俳優チェック 】
◆失踪者神経外科医リアナ・サルド .... Lisa Edelstein
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズンでは、コールガールをしているとは知らずにサムがうっかり一夜を共にしてしまった法科学生ローリー役を演じていた。彼女との関係はしばらくサムの火種になる。(ちなみに彼女とサムの写真を撮って売ろうとしたルームメイトは、「24」のミシェル役のReiko Aylesworth)TWWでは最後に法科を卒業するところが2000年で、あのエピではもっと若く見えたのに、3年後放送のこのエピでは40前のバツイチドクターにしか見えないんだから、女優ってスゴイ。
「ザ・プラクティス8」6~7話では、アランがのめりこんでしまう女性ダイアン役で、これも3年前なんだけど、アランが次第に心を奪われていく美女、っていう役割だったので艶々と美しかったわけで。「ER Ⅳ」1話「待ち伏せ」では、ERのドキュメンタルフィルムを撮影しに来たアギー・オートン役。思えばこっちの役のほうが年取って見えたかも。
「フェリシティの青春」では第4シーズンにローレン役でサブレギュラー。ベンの父と懇意だったが、ハグしているところをノエルに目撃されてこじれの原因になった上、ベンと関係を持ってベンの子供を妊娠してしまうなど三角関係に楔を入れる存在。そういえばこれの時もおばさんに見えたが、周囲のキャストが若かったせいかな。
「アリーmyラブ」では、第4シーズンにマイクの彼女だけど実は・・・・だったという秘密を持つ女性シンディ役を演じていたが、確かに彼女は「そういう感じ」がある。なんていうか、ある。
最近は、日本ではFOXfileHDで放送されている「House, M.D.」に病院の経営者でドクターのリサ・カディ役でレギュラー出演しており、それがらみで公認ファンサイトがある。
◆薬剤師 .... Thom Gossom Jr.
90年代の連続ドラマ「新・夜の大捜査線」にテッド・マーカス役で第2~7シーズンにサブレギュラー出演。
「シカゴホープ」「ER」などゲスト出演多数。「コールドケース2」13話に登場予定。
◆偽ウェンディの恋人ロナルド・フェルペス .... Seamus Dever
「コールドケース2」4話、「CSI:6」3話、「CSI:NY2」18話に登場と、これから日本放送のブラッカイマーものにいっぱい出てくる予定。
◆ドクターグレゴリー .... Francis Guinan
オペが手におえなくなりリアナに助けを求めた上に、死亡報告をリアナに押し付けた医師。
「CSI:マイアミ2」8話「憎しみの絆」で、被害者ブレーメンの会社の創立者役。創立者シュミットは会社のパソコンはすべてスパイウェアで監視していたが、被害者はそれを逃れるためにノートパソコンを持ち込んでエロサイトを見ていたという。
「CSI:NY2」2話、「グレイズ・アナトミー2」7話に登場予定。
◆リアナが流産で別れた恋人ジェシー・カークパトリック .... Jason Hall
「CSI:マイアミ3」20話「エピローグの幕開け」で、殺害現場になったバーのバーテンダー役で登場していた。
◆14歳のリアナ .... Alexandra Krosney
「ER XI」7話「白人で髪は黒」で、ERで受け入れたガールスカウトの訓練で、「お役に立ちたい」とでしゃばって患者に手を出しまくって、スーザンの限界点を超えさせてしまう少女トリナ役で登場していた。
ERの出演は今回のエピソードの約1年後なので、あのやんちゃな少女たちが出産するという設定なんだなぁと考えると、改めてその低年齢さがリアルに感じる。
◆偽ウェンディのミシェル・ホームズ .... Alicia Lagano
「ER Ⅷ」5話「もう一度初めから」に、法科大に合格したお祝いの日に、ギアチェンジを誤って父親をひいてしまった娘のトレイシー役で出演していた。スーザン復帰のドタバタなエピの中で、これはなかなか重い事故だった。
◆リアナの元夫エバン・メイヒュー .... Eric Lutes
「アリーmyラブ4」15話「愛の苦い果実」では、子供がほしくて結婚したのに、結婚後妻は子供をほしがっていないことに気づき婚姻無効の訴訟を起こした男エリック役で登場。(微妙に今回の役を彷彿と・・・)その訴訟が原因でジョンとメラニーの関係は終わってしまう。
オルセン姉妹主演の「ふたりはお年ごろ」では姉妹のパパのジョシュ役。自分探しのために家出してトレーラーハウス暮らしを始めてしまう。
なぜか日本作品に縁があるようで、中条きよし主演の「GEDO/外道」や仲村トオル主演の「ニューヨークのコップ」に出演している。特に後者には夫婦で出演していたりする、謎の人だ。
◆リアナの施術で子供を失った母親パターソン夫人 .... Rae Ritke
「ザ・ホワイトハウス4」8話「迫られる決断」で、ホワイトハウスの当選祝賀パーティの最中に、ブルーノがナンパしていたブロンドの方の女性アシュリー役。しかしそのナンパは空気が読めないCJによって妨害されてしまうのだった。
◆養子センター職員パピッシュ .... Marcia Rodd
60年代からブロードウェイをはじめとしてショウビズ界で活動しており、73年にはトニー賞最優秀女優にノミネートされているベテラン女優。
若い頃はかなりの美人女優さんだったことが写真などから垣間見れる。
FBI着手:失踪18時間後
サマンサはカウンセラーのリサから「カウンセリングを受けるようになって変わった」と言われる。
彼女自身、自分自身の人生を見直してみたら「働きすぎみたい」と思うが、しかし仕事は辞められない。自分にとって仕事は生きがいだし、それに・・・・
サマンサはリサに、担当した事件について語り始める・・・・
名医としての評判が高い神経外科医リアナ・サルドが、オペを二件すっぽかしたことで、病院が不審に思って通報した。
彼女は前日に元夫のエバンとジョギングしていたという。エバンとは別れても友達づきあいしていたが、お互い新しい恋人の存在などは話していないらしい。エバンは、リアナが銃を用意しており様子がおかしかったと語る。
銃は頻発しているマンションの空き巣対策だったというが、同じマンションの住民ポーラによるとそんなことはなかったという。
リアナには新しい恋人ジェシー・カークパトリックがいたが、別れていた。ポーラが見たところ遊びだったようだが、別れたころ激しく落ち込んでいた模様。
恋愛のもつれでの自殺の線も浮かんだが、事故で亡くなった幼い患者の両親に非難される出来事もあったことが発覚する。普段患者家族に対応しないリアナが、なぜかその家族に対しては自分で対応したのだという。
またその事故の医療過誤で担当医師グレゴリーを訴訟するためのリアナの宣誓供述書が発見されるが、グレゴリーは彼女は証言できなかったはずだという。なぜならリアナは注射器や薬物を盗んでいたのを目撃されていたからだ。
また、リアナが薬物中毒の更正施設に連絡を取っており、ロナルド・フェルペスという中毒患者に治療薬を処方していたことがわかる。
そんな中、元恋人のジェシーが逮捕されて発見される。ジェシーは手が早い暴力的な一面があるため、リアナへの暴力が疑われたが、ジェシーはそれを否定する。
そして、リアナはジェシーの子を妊娠していたのだという・・・・
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リアナが養子センターに「ウェンディに会いたい」と要望を出したのは一ヶ月前。
おそらく妊娠がわかった頃だ。ジェシーとも本気じゃなかったため、産もうかどうしようか迷う気持ちがあって、過去と向き合って娘が幸せかどうか・・・自分に子供を産む資格があるかどうかを確認したかったのだろう。
しかし、会ってみたら娘はジャンキーで、恋人もジャンキーで暴力的、という荒んだ生活を送っていた。さぞかしリアナはショックだっただろう。
その結果流産したか中絶だったのかはわからないが、流産だったとして、彼女は「天罰だ」と思って自分をさらに責め、一層娘を立ち直らせようとのめりこんでいったのに違いない。
エバンとジェシーという対照的な男性が出てきたが、おそらくどちらも心から愛した男性ではないのだろう。
エバンは・・・・なんて居心地のよさそうな男だろうと思った。同業者で仕事に理解もあり、ジョークも通じ合い、料理もうまくて、自分を深追いしなくて諦めのいい男。深く愛せないけれど、居心地がよくて頼れる、でもそれ以上「心」での進展はできない男。
一方ジェシーは、魅力的でワイルドで、「自分のない物を持っている」男。でもあまりに世界が違いすぎて、人生を共にするには長続きしないだろうとわかっている男。彼を深く頼ったり安心したりはできない、「子供の父親」には不向きな男。
39歳で、年齢的にもリミットになった時期の妊娠、なのにリアナは、自分の将来大事なために、14歳の時と同じに授かった命を素直に喜べないでいる。そのことに自分で気づいた時はきつかっただろう。
せめて娘は幸せでいてほしくて確認してしまったのだろうか。そこに不幸なすり替えが起こってしまった・・・・
最後に本当の親子が対面した時、(俳優だとわかっていても)二人がそっくりだったことに何か安心させられてしまった。
ウェンディが養子であることを告げられながらも、ちゃんと愛情を持って育てられた様子でよかった。でも、リアナはきっとこれからもミシェルのことも気にかけてしまうのだろう。そんな気がする。
届かなかった手紙の、14歳なりの母性に胸が痛くなった。これからリアナは、14歳以来失ってきたものを取り戻せるのだろうか・・・・
そして、サマンサが・・・・リアナにシンクロしたのは自分と似ていたせいだろうか。ラストにリサに見せた無防備な、赤ん坊のような表情、しかしそれでもまだ語れない深い傷が心の奥底にしまわれているようだ。
普段はジャックの得意技である「失踪者憑依」を身につけ、銃を持った犯人に対しても冷静に語りかけることができるようになったサマンサは、一応「もう大丈夫」ってことなんだろうか。「あなたは幸せよ、とても幸せ」と語りかけた場面では、かつて1stで語られていたサマンサの家出を思い出した。
あの時サマンサは、追いかけてきた母親の表情を見て、「自分には探してくれる人がいる」と気づいて家に帰ったのだと語っていた。サマンサも色々あれから自分の人生について振り返り、向き合ってきたことで、あのウェンディ語りかけの場面になったんだろうなと思う。
いつもは「どーでもいいよ」と思ってしまいがちなサマンサの存在なのだが(そこまで言わんでも)、このエピソードを通してもう少し優しい目で見られるように・・・・なるかな?
寂しい女性に気持ちでシンクロする女性捜査官、という意味では、「CSI:2」12話「閉ざされた人々」のサラの話しを連想させたが、今回は切り口と失踪者のキャラクター造形の方向性が違ったので、サマンサは通販カタログをゴミ箱に捨てて、マーティンにデートのお誘いの電話する、みたいなことにはならなかったわけだ。
ただデートに出かけたからって根本的な解決にはならないのは、その後のサラを見てれば一目瞭然だし。マーティンとの関係が絡ませられずにエピが終了したのはかえってよかったかなーと思う。
マーティンは、「彼氏がいない」かどうかをさりげにチェックしてた。「余計なお世話」と返されていたけどね。その辺の返しも、サマンサ復調の兆し、かな。
ジャックは今回、CSIの主任みたいな薀蓄(?)をたれていたくらいで地味だった。
『ヒヅメを聞いたら、縞馬じゃなく馬と思え』
・・・・深い、か?
おっさん、そういう薀蓄で若い女の子を騙せる時期は終わりましたよ!
ダニーは、久々にダニー節が出ていた!
「了解っす!」
その直前まで「○○ダヨ」な口調だったので、あぁもう戻らないんだなぁと思っていたが、不意をつかれてなんだか嬉しくなってしまった。
ここから徐々に関西弁回帰現象が?(ないない)
【 使 用 楽 曲 】
★ リアナが子供をあやしていた時の曲
REMの「Automatic for the People」の10曲目「Man on the Moon」(試聴あり)。確かに泣きたい時に聴くアルバム、かもしれない。
【 脇俳優チェック 】
◆失踪者神経外科医リアナ・サルド .... Lisa Edelstein
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズンでは、コールガールをしているとは知らずにサムがうっかり一夜を共にしてしまった法科学生ローリー役を演じていた。彼女との関係はしばらくサムの火種になる。(ちなみに彼女とサムの写真を撮って売ろうとしたルームメイトは、「24」のミシェル役のReiko Aylesworth)TWWでは最後に法科を卒業するところが2000年で、あのエピではもっと若く見えたのに、3年後放送のこのエピでは40前のバツイチドクターにしか見えないんだから、女優ってスゴイ。
「ザ・プラクティス8」6~7話では、アランがのめりこんでしまう女性ダイアン役で、これも3年前なんだけど、アランが次第に心を奪われていく美女、っていう役割だったので艶々と美しかったわけで。「ER Ⅳ」1話「待ち伏せ」では、ERのドキュメンタルフィルムを撮影しに来たアギー・オートン役。思えばこっちの役のほうが年取って見えたかも。
「フェリシティの青春」では第4シーズンにローレン役でサブレギュラー。ベンの父と懇意だったが、ハグしているところをノエルに目撃されてこじれの原因になった上、ベンと関係を持ってベンの子供を妊娠してしまうなど三角関係に楔を入れる存在。そういえばこれの時もおばさんに見えたが、周囲のキャストが若かったせいかな。
「アリーmyラブ」では、第4シーズンにマイクの彼女だけど実は・・・・だったという秘密を持つ女性シンディ役を演じていたが、確かに彼女は「そういう感じ」がある。なんていうか、ある。
最近は、日本ではFOXfileHDで放送されている「House, M.D.」に病院の経営者でドクターのリサ・カディ役でレギュラー出演しており、それがらみで公認ファンサイトがある。
◆薬剤師 .... Thom Gossom Jr.
90年代の連続ドラマ「新・夜の大捜査線」にテッド・マーカス役で第2~7シーズンにサブレギュラー出演。
「シカゴホープ」「ER」などゲスト出演多数。「コールドケース2」13話に登場予定。
◆偽ウェンディの恋人ロナルド・フェルペス .... Seamus Dever
「コールドケース2」4話、「CSI:6」3話、「CSI:NY2」18話に登場と、これから日本放送のブラッカイマーものにいっぱい出てくる予定。
◆ドクターグレゴリー .... Francis Guinan
オペが手におえなくなりリアナに助けを求めた上に、死亡報告をリアナに押し付けた医師。
「CSI:マイアミ2」8話「憎しみの絆」で、被害者ブレーメンの会社の創立者役。創立者シュミットは会社のパソコンはすべてスパイウェアで監視していたが、被害者はそれを逃れるためにノートパソコンを持ち込んでエロサイトを見ていたという。
「CSI:NY2」2話、「グレイズ・アナトミー2」7話に登場予定。
◆リアナが流産で別れた恋人ジェシー・カークパトリック .... Jason Hall
「CSI:マイアミ3」20話「エピローグの幕開け」で、殺害現場になったバーのバーテンダー役で登場していた。
◆14歳のリアナ .... Alexandra Krosney
「ER XI」7話「白人で髪は黒」で、ERで受け入れたガールスカウトの訓練で、「お役に立ちたい」とでしゃばって患者に手を出しまくって、スーザンの限界点を超えさせてしまう少女トリナ役で登場していた。
ERの出演は今回のエピソードの約1年後なので、あのやんちゃな少女たちが出産するという設定なんだなぁと考えると、改めてその低年齢さがリアルに感じる。
◆偽ウェンディのミシェル・ホームズ .... Alicia Lagano
「ER Ⅷ」5話「もう一度初めから」に、法科大に合格したお祝いの日に、ギアチェンジを誤って父親をひいてしまった娘のトレイシー役で出演していた。スーザン復帰のドタバタなエピの中で、これはなかなか重い事故だった。
◆リアナの元夫エバン・メイヒュー .... Eric Lutes
「アリーmyラブ4」15話「愛の苦い果実」では、子供がほしくて結婚したのに、結婚後妻は子供をほしがっていないことに気づき婚姻無効の訴訟を起こした男エリック役で登場。(微妙に今回の役を彷彿と・・・)その訴訟が原因でジョンとメラニーの関係は終わってしまう。
オルセン姉妹主演の「ふたりはお年ごろ」では姉妹のパパのジョシュ役。自分探しのために家出してトレーラーハウス暮らしを始めてしまう。
なぜか日本作品に縁があるようで、中条きよし主演の「GEDO/外道」や仲村トオル主演の「ニューヨークのコップ」に出演している。特に後者には夫婦で出演していたりする、謎の人だ。
◆リアナの施術で子供を失った母親パターソン夫人 .... Rae Ritke
「ザ・ホワイトハウス4」8話「迫られる決断」で、ホワイトハウスの当選祝賀パーティの最中に、ブルーノがナンパしていたブロンドの方の女性アシュリー役。しかしそのナンパは空気が読めないCJによって妨害されてしまうのだった。
◆養子センター職員パピッシュ .... Marcia Rodd
60年代からブロードウェイをはじめとしてショウビズ界で活動しており、73年にはトニー賞最優秀女優にノミネートされているベテラン女優。
若い頃はかなりの美人女優さんだったことが写真などから垣間見れる。
出した過去アリなのでは、と思ってしまった。
ちょっと短絡的すぎるか、うむ。
「man on the moon」を聞くとジム・キャリーの顔が
浮かぶので私は泣けません…。
↑サムメインエピなのに(笑)
まぁ、関西弁が戻ることはもうないだろうけど、
今後も「了解っす」を使ってくれるならば・・・
という希望を残すエピソードでした。
↑だから、サムは?
失踪事件自体は、とても心温まるお話で、
久々にほっこりできた素敵なエピソードでした。
でも、サムがこの話をもってきた意図とラストの表情の意味がつかめず、そこだけモヤモヤが残ってしまった。
深読みしすぎなのかな(笑)
復調できた、で落着しておこう(^^;
それにしてもリアナとウェンディ、よくぞこんな似た方を!と驚きました。
サムはすっかり復調した、というよりも、一段と成長したような感じで、私は最近セクシーに見えます。(別にファンじゃないですけどね)
マーティンと2人銃を抜いた段階で、過去シーンを引っ張って何かあるのかと思ったら、違いましたね。(まあ相手が子供なので撃つことはないとは思いましたが)
それと今回はやはりゲストの女医さん役の人のできがかなり大きかった。良く見かける人で確かにきれいなんだけど、ただ者でないミステリアスな雰囲気がありますね。
Houseのイメージもあるのでしょうけど。
このエピ、得意の録画ミスをやらかし
最初の5分を見逃してしまったんですよ。
でもサムのお話だったようでほっとしてます(苦笑)
あとは念願の「了解っす!」
みんなダニーの関西弁復活を願っていたんですね♪
>atsumiさんへ
何か過去はあるんでしょう、里子に近いような何かがきっと・・・でも、そのものズバリではなく、人にも言えないような深い傷が・・・。
でもサムが、あんな無防備な顔ができるほどに心を開くことが出来て、よかったなぁと思いました。
>まめさんへ
「了解っす」に希望が見えましたね(^_^;)
ちょうどアリーで小山さんグレッグが出てきたのですが、小山さんがやるとかっこよくなりますね(^_^;)
ダニーもこのドラマ自体も吹き替えですっごくトクしてると思うわけで、NHKもその辺汲み取ってほしいもんだなーと思います。
親子役が似てるっていうのは、ほかのドラマでも演出としてみたことがありますが、今回のはほんとに似てた~~!!はっとするくらい似てましたね。
>josetangelさんへ
マーティンとサムで、両方スネに傷持つ同士が銃を抜いて、どうなるかと思いましたが、サムが落ち着いて対処できてよかったですね。さすがに女の子は撃たないでしょうけれども。あそこで発砲する騒ぎになったら、二人とも立ち直れませんよねー(^_^;)
そう、Lisa Edelsteinさんがはまって演じてましたね。それが大きかったなぁ。FOXのHOUSE MDご覧になってるんですか、いいなぁ。うちは普通のFOXのほうしか見られないからなー。
>がろとさんへ
あぁっ、切れてましたか、それは悔しい・・・
でも今回は割と痛手が少なかったと思いますよ。
これからW杯で録画が色々動くのかな、録画には気を使うことにならないといいのですが。
「了解っす!」は復活のノロシだといいのですが。