【 失踪者 : ジミー・クーパー 】
FBI着手:失踪39時間後
大学の名門フットボールチームのコーチ、ジミー・クーパーが失踪したという女性からの通報があり、ジャックたちが捜査を始める。ジミーはチームの不振を理由に解任を言い渡された直後で、部屋には書きかけの辞表が残されていた。
通報の声と同じ女性がジミーの家の電話に安否を心配する留守録を残しており、その人物が何かを知っているのではないかと見られた。
チームは今季になって急に勝率を落としていたが、ジミーは生徒たちに急に勉強しろと言うようになり、規律を乱した選手に出場停止処分を課して、戦力が整わなかったからだった。そのせいでジミーはスポンサーなどに多く恨みを買うことになっていた。大学のフットボールは背景に多額の金銭が動いていたのだ。
出場停止になった選手のひとり、ライオネル・フォーティはチームの花形だったが、テストをすっぽかしたことがバレ、彼の部屋でのパーティで薬物中毒の生徒が出たなど問題行動をジミーに糾されていた。
しかしライオネルはジミーが銃で脅されているのを目撃したという・・・
ジャックは、妻のマリアから「シカゴ事務所の共同経営者に昇進することになった」と言われる。
家族がバラバラにならないように、自分がNYの仕事を諦めてシカゴに移ることも検討するが、色んな思いが交錯してジャックの心は迷い、揺れる。
----------------------------------------------------
このところ、失踪者が無事に帰還していないような気がする。
ジミーがクリスに「パトリックには父親が必要だ」と託したことからみても、ジミーにとっては迷いはあったものの、自分からパトリックに名乗ったりはするつもりはなく、あくまでも行動で「父親らしく恥じない生き方を」見せていくつもりだったんだろう。
「なぜ急に正義感に目覚めた?」と聞かれても、事の起こりが「父性への目覚め」だったのだから、愛人のリリーには話せても、選手たちにはそれは説明できない。
だから、ひとりとして選手たちにまともに気持ちが伝わっていないのが非常に悲しい。それが結局彼の命を絶つ結果になってしまったわけだし。せめてパトリックには伝わっていて欲しかったが、「オレのことが気に入らなかったんでしょ」みたいな感じで・・・出生の秘密を聞いたパトリックが、ジミーの思いをきちんと知って理解してくれたことを祈りたい。
パトリックはとてもいい子で、ジミーはそれをどれだけ誇りに思っていたか。パトリックが疑問をぶつけた時のジミーの押し殺しつつも溢れんばかりの喜びが、後から思うとなんともいえず悲しかった。
パトリックだけじゃなく、エヴァンにもライオネルにもジミーの思いが伝わって欲しかった。
プロとしての選手生命は2年余。大学を出て25歳くらいでもう残りは「余生」。ジミーのようにコーチとしてやっていけるのはほんの一握りだろう。
大学はそれでも、在学中勝ってくれて、プロに進んでくれればあとは生徒がどうなろうと知ったことではない。プロチームも同じで、今使える人間を使い捨てているだけだ。個人将来を見据えた教育など、今の勝ち負けには邪魔なだけになっている。
ドラマの中で年間5000万ドルが学校に転がり込むと言っていたが、それは大学のフットボールはプロ並みにテレビ中継されていて、テレビの放映権も大学の「あがり」になっているのだ。その他にOBたちが広告だの色んな形でビジネスに利用するために、チームを強くしようと色んな形で寄付をする。そうすると大学も金に飽かせて生徒を全国からスカウトして、奨学金などで釣ってくるのだ。
日本も高校野球で越境入学があったり、ドラフトの裏金が色々囁かれることはあるが、それをはるかに越えた金満体質と腐敗が横行しているのだ。
マーティンがさらっと「賭けていた」という話しをしていたが、この間「CSI:5」の16話「潰された誇り」でも出てきたように、アマチュアスポーツもしっかり賭けの対象だ。それでギャラガスのような連中も選手の周りにまとわりつく。
選手は選手で短い競技人生でがっぽり稼ぐために、いきおい強化薬物に走るようになったりする。慢性的な腐敗が芯まで染みとおっているので、ジミーのような立場の人間ひとりが浄化に奔走したところで、今更全体の体質が変わりようがないというのが現実だったりする。
ジミーに語らせたメッセージが、腐敗を支えるすべてのひとに届くことはあるのだろうか。
・・・・あぁ、お笑い路線であんましツッコむところがない。
ダニーの髪型が寝起きみたいだとか、マーティンが取調べで過激に責めててサマンサが目が点になってたとか、そのくらい?「了解っす」もなかったし。
要するにここ数話、ダニーがあんまりはじけてないんだと思う。ダニー頑張れ、もっと頑張れ!
ジャックとマリアのシカゴ行き問題は、これがリアルタイムに第2シーズンを見ていて、残り2話(そうなんだよなぁ)という段階で出てきたら、「えぇぇぇっ!!どうなるの???」とか激しく動揺するかもしれないが・・・
タイムラグがある日本で見ている我々は「まぁ、4thまで続いてるしね」とか思っちゃうわけで。多分ジャックが「行けないよ」って言い出すような事情が発生して、家族が別れ別れになってしまうんだろうなと想像できる。
それが「仕事は捨てられない」っていう事情だったら、「ほんとに仕事だけ?あの女の子のことじゃないの?」・・・なんてソープオペラは勘弁ね、と今から言っておこう。
しかしシカゴかぁ。シカゴは雪と湖と病院しかないぞジャック。(偏った情報による偏見)
この展開、ERのグリーン先生を思い出す。あぁそうすると、ゆくゆくはあのかわいいマローン姉妹が「パパ、ウザイ!」とかってレイチェルみたいにグレてしまうのだろうか。
・・・それもやだな。
ともあれ、今シーズンはあと2話。今シーズンはどんなラストが用意されているんだろうか。
【 脇俳優チェック 】
◆パーティで薬物中毒で倒れた女子学生モリー .... Bre Blair
「名探偵Mr.モンク3」11話「ここはどこ 私はだれ?」で、記憶をなくしたモンクに親切にして食事代不足分をたて替えてくれた、ダイナーのウェイトレスデビー役で登場していた。モンクがお金を返しにダイナーを訪れるとデビーは謎の失踪を遂げていて、モンクが独自に捜査を進め彼女が殺害されたことが明らかになる。
「コールドケース3」17話、「CSI:6」7~8話に登場予定
◆フットボールのコーチ、ジム・クーパー .... Tim DeKay
オフィシャルサイトあり。日本では未放映のようだけど見世物小屋の一団を描いた異色ドラマ「Carnivale」で団長のジョーンズを演じてレギュラー。残念ながら子のドラマ第2シーズンでキャンセルになってしまったが、スカパーのどこかが買ったりしないかな。
ついこの間放送になった「CSI:5」18話「生かされて」では、焼身自殺を図ったのに命を取りとめてしまったタラ・マシューズの夫、ニール役を演じていた。タラが自分の親友と関係してまで子供を作ろうとしたことにニールは激昂して、親友夫妻を殺害してしまうのだった。
「フレンズ8」23話「ママにプロポーズを Part1」では、レイチェルの病室が相部屋になっていたために一緒になってしまった最初の夫婦の夫マーク役。彼らは3人目の子供で慣れきっていたので、一人になりたいレイチェルをよそに記念撮影しまくっていた。彼らが入ってきたとき、ロスは例の「足を広げる機械」を試していて恥をかいた。
「アリーmyラブ5」11話「衝撃の事実」には、妻の頭がサッカーボールに見えて蹴り飛ばして死なせてしまった男、ケンドール役で登場していた。
他に「サンフランシスコの空の下」で医師役、「エバーウッド」など。
◆ジムと不倫していたギャレット局長の妻リリー .... Christine Dunford
「アリーmyラブ」第1シーズン18話「大人のルール」で、「自分が出世できないのは、上司が自分と寝ないから」という前代未聞の理由でセクハラ訴訟を起こしたエヴァ・カーレイ役で登場していた。ジョージアもビリーも嫌がったのでリチャードが担当し、独自のジェンダー理論を展開して法廷を混乱させてしまう。
◆ジムをクビにしたギャレット局長 .... John Getz
「CSI:科学捜査班」第1シーズン10話「死者の悲鳴」で、自宅の絵画を盗まれたリチャード・ジーグラー役。盗まれた絵画は発見されたが贋作で、実は息子にすりかえられていたのだった。「CSI:マイアミ」第1シーズン15話「最期の一週間」では、ホレイショが心を通わせることになる、被爆した女性弁護士ベルが環境問題での悪事を暴こうと訴えたライシャー製薬の社長役を演じていた。
映画の出演作も多く、「ザ・フライ」でハエ人間になるブランドルの上司で、ブランドルの子を宿すことになるヴェロニカが前に付き合っていたボーランズ役。暴走したブランドルを殺そうとして手足を失う。同じ役で「ザ・フライ2 二世誕生」にも出演。「カーリー・スー」では、女性弁護士グレイがカーリーたちを引き取るはめになるが、それを快く思わないグレイの恋人のウォーカー役。「メン・アット・ワーク」でも廃棄物を垂れ流す化学企業の社長ポッターダム役など、微妙な悪役を演じていることが多い。
「ザ・ホワイトハウス7」では上院議員役で2エピ出演、「コールドケース3」17話(モリーの子と一緒のエピですね)に登場予定。
◆後援者ギャラガス .... James Martin Kelly
「コールドケース」第1シーズン17話「脅迫電話」で、バスケのスター選手ハーマン・レスターが、わが子ビリーに託した夢をつぶしたと勘違いし、殺害してしまったビリーの父ハーケンパスの現在版を演じていた。
「名探偵モンク」13話(TV放映順)「時計台の殺人」で消防長の役で登場。他に「ドーソンズクリーク」「ER」「NYPDブルー」などにゲスト出演。
◆パトリックの母 .... Judith Scott
「CSI:科学捜査班」の第1シーズン2話~11話に6エピほど、検死官ウィリアムズ医師として登場している。ロビンス先生が6話からの登場なので、彼女がメインドクターになる可能性もあったのだろうが、いつの間にかフェイドアウトしてしまった。毅然としたキャラは見ていて背筋が伸びたし、もっと出ていて欲しかったのだが。その先出ていたらマイアミのアレックスとキャラかぶりになったかな。
「ゲス・フー/招かれざる恋人」では、黒人家族が娘の恋人にアシュトン・カッチャー(「ザッツ'70sショー」のケルソー。デミ・ムーアの年の差夫)を迎えることになった、その一家の母親役を演じている。他に「フライトプラン」など。
FBI着手:失踪39時間後
大学の名門フットボールチームのコーチ、ジミー・クーパーが失踪したという女性からの通報があり、ジャックたちが捜査を始める。ジミーはチームの不振を理由に解任を言い渡された直後で、部屋には書きかけの辞表が残されていた。
通報の声と同じ女性がジミーの家の電話に安否を心配する留守録を残しており、その人物が何かを知っているのではないかと見られた。
チームは今季になって急に勝率を落としていたが、ジミーは生徒たちに急に勉強しろと言うようになり、規律を乱した選手に出場停止処分を課して、戦力が整わなかったからだった。そのせいでジミーはスポンサーなどに多く恨みを買うことになっていた。大学のフットボールは背景に多額の金銭が動いていたのだ。
出場停止になった選手のひとり、ライオネル・フォーティはチームの花形だったが、テストをすっぽかしたことがバレ、彼の部屋でのパーティで薬物中毒の生徒が出たなど問題行動をジミーに糾されていた。
しかしライオネルはジミーが銃で脅されているのを目撃したという・・・
ジャックは、妻のマリアから「シカゴ事務所の共同経営者に昇進することになった」と言われる。
家族がバラバラにならないように、自分がNYの仕事を諦めてシカゴに移ることも検討するが、色んな思いが交錯してジャックの心は迷い、揺れる。
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このところ、失踪者が無事に帰還していないような気がする。
ジミーがクリスに「パトリックには父親が必要だ」と託したことからみても、ジミーにとっては迷いはあったものの、自分からパトリックに名乗ったりはするつもりはなく、あくまでも行動で「父親らしく恥じない生き方を」見せていくつもりだったんだろう。
「なぜ急に正義感に目覚めた?」と聞かれても、事の起こりが「父性への目覚め」だったのだから、愛人のリリーには話せても、選手たちにはそれは説明できない。
だから、ひとりとして選手たちにまともに気持ちが伝わっていないのが非常に悲しい。それが結局彼の命を絶つ結果になってしまったわけだし。せめてパトリックには伝わっていて欲しかったが、「オレのことが気に入らなかったんでしょ」みたいな感じで・・・出生の秘密を聞いたパトリックが、ジミーの思いをきちんと知って理解してくれたことを祈りたい。
パトリックはとてもいい子で、ジミーはそれをどれだけ誇りに思っていたか。パトリックが疑問をぶつけた時のジミーの押し殺しつつも溢れんばかりの喜びが、後から思うとなんともいえず悲しかった。
パトリックだけじゃなく、エヴァンにもライオネルにもジミーの思いが伝わって欲しかった。
プロとしての選手生命は2年余。大学を出て25歳くらいでもう残りは「余生」。ジミーのようにコーチとしてやっていけるのはほんの一握りだろう。
大学はそれでも、在学中勝ってくれて、プロに進んでくれればあとは生徒がどうなろうと知ったことではない。プロチームも同じで、今使える人間を使い捨てているだけだ。個人将来を見据えた教育など、今の勝ち負けには邪魔なだけになっている。
ドラマの中で年間5000万ドルが学校に転がり込むと言っていたが、それは大学のフットボールはプロ並みにテレビ中継されていて、テレビの放映権も大学の「あがり」になっているのだ。その他にOBたちが広告だの色んな形でビジネスに利用するために、チームを強くしようと色んな形で寄付をする。そうすると大学も金に飽かせて生徒を全国からスカウトして、奨学金などで釣ってくるのだ。
日本も高校野球で越境入学があったり、ドラフトの裏金が色々囁かれることはあるが、それをはるかに越えた金満体質と腐敗が横行しているのだ。
マーティンがさらっと「賭けていた」という話しをしていたが、この間「CSI:5」の16話「潰された誇り」でも出てきたように、アマチュアスポーツもしっかり賭けの対象だ。それでギャラガスのような連中も選手の周りにまとわりつく。
選手は選手で短い競技人生でがっぽり稼ぐために、いきおい強化薬物に走るようになったりする。慢性的な腐敗が芯まで染みとおっているので、ジミーのような立場の人間ひとりが浄化に奔走したところで、今更全体の体質が変わりようがないというのが現実だったりする。
ジミーに語らせたメッセージが、腐敗を支えるすべてのひとに届くことはあるのだろうか。
・・・・あぁ、お笑い路線であんましツッコむところがない。
ダニーの髪型が寝起きみたいだとか、マーティンが取調べで過激に責めててサマンサが目が点になってたとか、そのくらい?「了解っす」もなかったし。
要するにここ数話、ダニーがあんまりはじけてないんだと思う。ダニー頑張れ、もっと頑張れ!
ジャックとマリアのシカゴ行き問題は、これがリアルタイムに第2シーズンを見ていて、残り2話(そうなんだよなぁ)という段階で出てきたら、「えぇぇぇっ!!どうなるの???」とか激しく動揺するかもしれないが・・・
タイムラグがある日本で見ている我々は「まぁ、4thまで続いてるしね」とか思っちゃうわけで。多分ジャックが「行けないよ」って言い出すような事情が発生して、家族が別れ別れになってしまうんだろうなと想像できる。
それが「仕事は捨てられない」っていう事情だったら、「ほんとに仕事だけ?あの女の子のことじゃないの?」・・・なんてソープオペラは勘弁ね、と今から言っておこう。
しかしシカゴかぁ。シカゴは雪と湖と病院しかないぞジャック。(偏った情報による偏見)
この展開、ERのグリーン先生を思い出す。あぁそうすると、ゆくゆくはあのかわいいマローン姉妹が「パパ、ウザイ!」とかってレイチェルみたいにグレてしまうのだろうか。
・・・それもやだな。
ともあれ、今シーズンはあと2話。今シーズンはどんなラストが用意されているんだろうか。
【 脇俳優チェック 】
◆パーティで薬物中毒で倒れた女子学生モリー .... Bre Blair
「名探偵Mr.モンク3」11話「ここはどこ 私はだれ?」で、記憶をなくしたモンクに親切にして食事代不足分をたて替えてくれた、ダイナーのウェイトレスデビー役で登場していた。モンクがお金を返しにダイナーを訪れるとデビーは謎の失踪を遂げていて、モンクが独自に捜査を進め彼女が殺害されたことが明らかになる。
「コールドケース3」17話、「CSI:6」7~8話に登場予定
◆フットボールのコーチ、ジム・クーパー .... Tim DeKay
オフィシャルサイトあり。日本では未放映のようだけど見世物小屋の一団を描いた異色ドラマ「Carnivale」で団長のジョーンズを演じてレギュラー。残念ながら子のドラマ第2シーズンでキャンセルになってしまったが、スカパーのどこかが買ったりしないかな。
ついこの間放送になった「CSI:5」18話「生かされて」では、焼身自殺を図ったのに命を取りとめてしまったタラ・マシューズの夫、ニール役を演じていた。タラが自分の親友と関係してまで子供を作ろうとしたことにニールは激昂して、親友夫妻を殺害してしまうのだった。
「フレンズ8」23話「ママにプロポーズを Part1」では、レイチェルの病室が相部屋になっていたために一緒になってしまった最初の夫婦の夫マーク役。彼らは3人目の子供で慣れきっていたので、一人になりたいレイチェルをよそに記念撮影しまくっていた。彼らが入ってきたとき、ロスは例の「足を広げる機械」を試していて恥をかいた。
「アリーmyラブ5」11話「衝撃の事実」には、妻の頭がサッカーボールに見えて蹴り飛ばして死なせてしまった男、ケンドール役で登場していた。
他に「サンフランシスコの空の下」で医師役、「エバーウッド」など。
◆ジムと不倫していたギャレット局長の妻リリー .... Christine Dunford
「アリーmyラブ」第1シーズン18話「大人のルール」で、「自分が出世できないのは、上司が自分と寝ないから」という前代未聞の理由でセクハラ訴訟を起こしたエヴァ・カーレイ役で登場していた。ジョージアもビリーも嫌がったのでリチャードが担当し、独自のジェンダー理論を展開して法廷を混乱させてしまう。
◆ジムをクビにしたギャレット局長 .... John Getz
「CSI:科学捜査班」第1シーズン10話「死者の悲鳴」で、自宅の絵画を盗まれたリチャード・ジーグラー役。盗まれた絵画は発見されたが贋作で、実は息子にすりかえられていたのだった。「CSI:マイアミ」第1シーズン15話「最期の一週間」では、ホレイショが心を通わせることになる、被爆した女性弁護士ベルが環境問題での悪事を暴こうと訴えたライシャー製薬の社長役を演じていた。
映画の出演作も多く、「ザ・フライ」でハエ人間になるブランドルの上司で、ブランドルの子を宿すことになるヴェロニカが前に付き合っていたボーランズ役。暴走したブランドルを殺そうとして手足を失う。同じ役で「ザ・フライ2 二世誕生」にも出演。「カーリー・スー」では、女性弁護士グレイがカーリーたちを引き取るはめになるが、それを快く思わないグレイの恋人のウォーカー役。「メン・アット・ワーク」でも廃棄物を垂れ流す化学企業の社長ポッターダム役など、微妙な悪役を演じていることが多い。
「ザ・ホワイトハウス7」では上院議員役で2エピ出演、「コールドケース3」17話(モリーの子と一緒のエピですね)に登場予定。
◆後援者ギャラガス .... James Martin Kelly
「コールドケース」第1シーズン17話「脅迫電話」で、バスケのスター選手ハーマン・レスターが、わが子ビリーに託した夢をつぶしたと勘違いし、殺害してしまったビリーの父ハーケンパスの現在版を演じていた。
「名探偵モンク」13話(TV放映順)「時計台の殺人」で消防長の役で登場。他に「ドーソンズクリーク」「ER」「NYPDブルー」などにゲスト出演。
◆パトリックの母 .... Judith Scott
「CSI:科学捜査班」の第1シーズン2話~11話に6エピほど、検死官ウィリアムズ医師として登場している。ロビンス先生が6話からの登場なので、彼女がメインドクターになる可能性もあったのだろうが、いつの間にかフェイドアウトしてしまった。毅然としたキャラは見ていて背筋が伸びたし、もっと出ていて欲しかったのだが。その先出ていたらマイアミのアレックスとキャラかぶりになったかな。
「ゲス・フー/招かれざる恋人」では、黒人家族が娘の恋人にアシュトン・カッチャー(「ザッツ'70sショー」のケルソー。デミ・ムーアの年の差夫)を迎えることになった、その一家の母親役を演じている。他に「フライトプラン」など。