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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:NY3 第24話「奪還」

2008年06月27日 | CSI:NY
フラックらが行った麻薬の大規模な摘発によって、記録的な量のコカインが押収された。さらに、なぜか現場でアイルランドマフィアの元締めギャビン・ワイルダーの遺体が発見される。
押収されたコカインは分析のためにCSIラボに保管されたが、館内にガス漏れ警報が鳴り、ラボの職員たちは避難させられる。
しかしマックはガス漏れが偽装であることに気づき、ステラとホークスとともに、コカインを取り戻しにきたマフィアの一味と対決することに・・・

一方、ダニーはリンジーと一夜をともにした翌朝、まだ眠るリンジーのシフトを代わることにして、麻薬の摘発現場の倉庫に向かう。
現場ではアダムが先に作業を始めているはずだったが、到着したダニーが目にしたものは、ギャングによって拘束された警察と鑑識チームの姿だった。そしてダニーもまた一味に銃を向けられ・・・

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「ロンドン」って。
・・・でええええぇぇぇぇぇ。
マックは確かに、ペイトンのおかげでこの3rdですっかりウィットに富んだキャラへと変貌を遂げて、911で負った傷の陰鬱さから脱したわけだけど。
でも・・・先週まで査問会で晒されてたような人間が、事件ほったらかしてロンドン行っちゃダメ~!
自分で作った爆弾を爆発させちゃったのに、そのままロンドンへ愛のらんでぶ~って、それはないわ。
ペイトンをどうしても受け入れられなかったマックファンの方、4thへと未来志向だ!苦痛は一瞬、明けない夜はない!(おい)

このシーズンファイナル、それぞれのキャラクターのよさが最大限に描かれていて、なかなか満足度が高いエピだったと思う。
パニックものでありながら、ちゃんと科学捜査しながらアクションしてしまうというあたりがイイ。科学捜査は一体どこ行っちゃったの~?っていうシリーズもある中、NYの方向性はこれだーみたいな無理やりさが荒唐無稽でステキだ。(あれ?誉めてない?)
正直、丁寧に見ていくと色んなツッコミどころがありそうな気はするが。

何しろホークス先生がアクションしたっていうだけで、「待っててよかった」という気持ちに。なかなか銃すら持たせてもらえなかったホークス先生が、ここまで来ましたか・・・
ちょっと初々しい感じがまたよし。ほぼインドアだったキャラなのに、走ってる走ってる!
検死しつつ、アクションもこなすよ~という新機軸?これからはさらにアクティブな方向に進化するホークス先生が期待できそうで嬉しい。
ドンちゃんもかっこよかったなぁ。冒頭のガサ入れでの緊迫した場面など、最初の頃に比べてドンちゃんはほんとに成長したと思う。
でも、初期の頃のちょっと抜けた感じでいじられてるドンちゃんもまた見たいので、バランスよく取り込んで欲しいものだ。

で・・・問題のダニーだが・・・
わざと負けましたね?みたいな。ダニーは部屋にビリヤード台を置くほどのビリヤード好きなのに。
・・・でも、その上で実行。でもってそのままその上で睡眠。
腰痛そう(違)。
鼻をびーっとつぶすとことか・・・あああ、代わりたい!と叫んだ人は結構いるはずだ。おねえさん怒らないから正直に手を上げてごらん?
くそお、ダニーとおそろいのNFLのNYジャイアンツのマグカップが欲しいが、巨人ファンだと思われるのがしゃくだ。

シニーズが「マック&ペイトン」と「ダニー&リンジー」のカップルとしてのよしあしの差についてINSIDEで語っていたが、ダニーとリンジーの場合は両方「レギュラー」だというのが大きい。レギュラー同士で恋愛関係が長く続くと、それをストーリーとして盛り込むためには、もめさせたり別れを予感させたり、不安定要素を発生させないといけなくなる。
それに気を使っているうちに、メインのストーリーがぐだぐだになってしまう恐れがある。ドラマの中での職場恋愛が好まれないのはそこだ。
カップルの行き着く先は結婚だが、同じ部署にいられなくなってしまうので・・・どちらかが降板しない限りそういうのも難しい。
ダニーたちはどういう方向に行くつもりなんだろうか。

WOWOWさんはいい人なので、冬に4th放送予告をしてくれたから、安心してリリーとどっぷり暗くなって待つとしよう。
4thはオープニングが変わってかっこよくなるですよ!乞うご期待!!


【 ト リ ビ ア 】

★FBIのキャンディス捜査官
今シーズン10話「スウィート16」に登場。ビルからダイビングするジャンパーが死亡する原因となった大量に突然死した鳩の、その飼い主シーリーは証人保護プログラムを適用された人物だった。
市警レベルでは詳細がわからないため、マックが情報提供の協力を仰いだのがFBIのキャンディス。シーリーことルディはIRAがらみの殺人事件の目撃者で、マックとその話をする矢先、キャンディスは殺害されてしまったのだった。

【 脇俳優チェック 】

◆テロリストのリーダー .... Shane Brolly
狼男とヴァンパイアの戦いを描いた映画「アンダーワールド」シリーズで、ヴァンパイアの族長クレイヴン役を演じている。
マック役のシニーズと、ベガスのウォリック役のゲイリー・ドゥーダンと、マイアミのデルコ役のアダム・ロドリゲスが出演(といってもデルコは超脇役)している「クローン」にも警部役で出演している。
妻は女優のSarah Buxton(「CSI:5」8話「第三の性」で殺害されたトランスジェンダーのウェンディ・ガーナー役など)。

◆男性レポーター .... Michael McLafferty
「CSI:3」3話「脳の暴走」では、遺体が発見されたプールを掃除した業者ジャービス役で登場。

◆女性レポーター .... Gina St. John
今シーズン2話「偽りのミイラ」でもレポーター役で、上院議員夫人がミイラ遺体で発見された事件の取材で検事や議員に群がっていた。
「ジョーイ2」5話「ボビーの怒り抑制セラピー」では、映画が決まってギャラがいっぱい入ってきたジョーイが家を買うことにして案内してもらった、不動産の仲介人スーザン役で登場。
他に映画「ブルース・オールマイティ」など。「E! News Daily」というエンタメ番組のホストを務めていた経験から「リポーター役」を演じることが多く、「アグリーベティ」第2シーズン8話、「FBI~失踪者を追え6」4話、「ミディアム3」22話などにレポーター役で登場予定。

◆FBIのキャンディス捜査官 .... Josie DiVincenzo
「CSI:6」21話「悪魔のブライズメイド」では、グリッソムチームの面々がいつも朝食を食べに行く(グレッグ曰く「しきたり」)ダイナーのウェイトレス役。結婚式についての話題を聞いて、5回の結婚の失敗歴を疲労して愚痴っていた。
「ビバリーヒルズ青春白書」第10シーズンでは、ケリーがブティックの宣伝担当として雇ったピア役で登場。
「フレンズ」第2シーズン16話「ジョーイの家出」では、レイチェルとフィービーが二人でタトゥーを入れに行った女性彫り師役。
「デスパレートな妻たち4」17話に登場予定。
コメント (3)
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CSI:NY3 第23話「切り札」

2008年06月17日 | CSI:NY
捜査中のクレイ・ドブソンの死をめぐって、マックは査問会にかけられることになった。しかし担当検事の、結論ありきな意図的な真相の捻じ曲げに苛立ち、マックは査問会の場から退場してしまう。
フラックはジェラードたちにプレッシャーをかけられ、相次いで証言台に立ったチームのメンバーの証言も、意志とは違った方向に歪められていき、マックは次第に追い詰められていくが・・・

一方、バーのコンドーム自販機に刺さった状態で死亡した男の事件が発生した。被害者のトニー・ルッソは明日結婚式の予定だったが、フィアンセのアンジーがバチェロレットパーティーでハメをはずしているところにやってきて、疑いをかけた相手の男に食って掛かって殺されたのだった。
マックの査問会のこともあって、警察内部ではあまりマスコミに騒がれたくない状態だったが、目撃者の証言から第一容疑者はプロテニスプレイヤーのジョン・マッケンローだという。
ところがマッケンロー自身に事情を聞くと、彼は自宅にいたというアリバイがあった・・・

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ベガスからNYにかけて、二時間連続でスペシャルゲスト祭り
でも、ロジャー・ダルトリーもマッケンローも、お若い視聴者には微妙だったりしないかな?
懐かしいなぁマッケンロー。意外と生え際が昔と変わってなくてびっくり。ファミコンのテニスゲームでは、マッケンローもどきによく泣かされたものだ。自分ではイワン・レンドルもどきでプレイしていた、そんな昔。

今回の設定は「マッケンローならありそうだよね」っていう共通認識が社会的にあるから成立してるストーリーというか、21世紀になっても悪童のイメージのまま「彼ならやりかねない」と思われてしまうマッケンローってどうよ?
でも、そんなにワルに見えなかったのは、吹き替えがロス牛山さんのせいだから・・・かしら。ロスとジョーイは久しぶりだなぁとかほのぼのしんみりしてみたり。
何か狙ったところとは別になつかしさ満載のエピだった。

マックの査問会は、まるでデヴィッド・E・ケリーの法廷ドラマのようなイヤラシイ展開で、口八丁の印象付けばかり先走るパワーゲーム。
そりゃー冷静なマックでもキレるよな、とは思ったものの、マックのキャラとしてはあそこで出て行ってしまうというのは意外な気がした。そこから現場などに立ち帰って「決定的な証拠」をひねり出して正々堂々ッ証拠で渡り合うのかと思いきや・・・
目には目を、政治的駆け引きには政治的駆け引きを、ですか。
ベルトを調べ始めた時、「マックが調べるんじゃなくて、ステラか誰かにやらせて公平を期すべきなんじゃ?」と思ってみていたけれど、マックはその時点で、正規の手続きでこの問題を解決する気は完全にうせていたようで。
そこでステラや他の人を巻き込んでしまったり、正義感でつっぱしって真相を公表してしまったらどうなっていたか・・・警察の信頼はさらに地に落ちて、マックの溜飲は下げられるかもしれないが、ジェラードとマックが相討ちの共倒れになってしまったことだろう。それをやったらマックとジェラードの手によって有罪にした犯人がさらに・・・ということになりかねなかったのか。
実を取るしかなかったマックの苦悩と見るべきか、しかしわずかでも刑事の心を残していたトゥルビー刑事の気持ちにこたえるためにも、マックとしては最大限やるべきことをやって色んなものを守った、ということなのかもしれない。

「何のためにこんな仕事をしてるんだろう」というダニーとドンちゃんの会話、そしてステラとマックの初逮捕話など、各自が原点に立ち返って自分の仕事を見つめなおすシーンがなかなかよかった。
ダニーとドンちゃんのあのシーンを、マックとジェラードが10年前とかに、それぞれ駆け出しの頃にしていたら、今のような立場に立っていがみ合うこともなかっただろうに。
ジェラードはもっといいキャラだと思っていたのに非常に残念。ドンちゃんはあぁはならないでね。・・・ならない代わりに出世もしなさそうだけど。

ホークス先生は・・・検死官時代色々と伝説を作っていたのだろうか。
「タイムズスクエアの看板から無傷で遺体をおろした最短記録」って、そうそうそんな記録に検死官たちがチャレンジする機会はないと思うので、これから先も破られないかも。
まったく、現場から遺体が届いて、真っ先に気にすることがそれかー!
根っからの遺体好きホークス、というのが久々に見られた気がする。

あぁ、この間始まったと思ったのに、もう来週はシーズンファイナル・・・
さびしいなぁぁぁぁ。
どんな風に締めくくられるのか・・・色々耳に入ったりはしてるけど、その点は覚悟しつつ、この週末を楽しみにしていよう。
ところで、今WOWOWのホームページで「CSIのセクシーな女たち」を募集しているが、NYの女性キャラでセクシーいうたら・・・
エイデンしかいないじゃないですかっ!
でも、選択肢にないし(涙)。レギュラー陣の二人は「セクシー」とは違うところにいるので、そしてサブキャラだとペイトンよりはむしろエンジェルたんだな。
「セクシーな男たち」の時は結構熱が入っていたが、女性陣だと気が乗らないなぁ。ベガスのキャサリンとマイアミのカリーの一騎打ち?そこに穴のレディヘザーがからむという展開だろうか。
NYは色気が足らんですか。男性陣がセクシーだからいいんです!

しかし、エイデンがもう二度と出てこないという意味でチョイスされていないのだとしたら、「あの彼女」だってこの先いなくなっちゃうのになぁ・・・(おい)


【 脇俳優チェック 】

◆ジョン・マッケンロー/そっくりさん .... John McEnroe
本人とそっくりさんと、両方を演じている。
80年代前半には世界ランキング1位に長く君臨し、一時代を築いた名プロテニスプレイヤー。一方試合中の暴言などで「悪童」の名で知られている。最近では2006年にダブルスでツアー復帰して、サンノゼ・SAPオープンで優勝している。
演技としてのドラマの出演は、「そりゃないぜフレイジャー」第5シーズン24話「SWEET DREAMS」で、フレイジャーのラジオ人生相談の相談者(いつもスターが声だけの覆面ゲスト出演する)で声だけの出演をしたことがある。
私生活では、ライアン・オニールの娘テイタム・オニールと結婚し、3人の子供をもうけたが離婚。(つい最近テイタムは薬物購入で逮捕されたというが心配だ)その後、80年代に人気を博したミュージシャンのパティ・スマイスと再婚している。

◆マックの査問会の担当検事 .... Heather Mazur
「ジョーイ」第2シーズン17話「ガマンできないっ!」では、マイケルがバーでナンパしようとしたが、マイケルの挙動不審な動きに嫌な顔をして避けてしまった女性役で登場。

◆婚約者を失った女性アンジー・カサート ....  Whitney Anderson
「PEPPER 恋するアンカーウーマン」3話「ペッパー 命がけの生中継」では、男子社交クラブの反乱を取材するため、ペッパーが女子社交クラブ「ロー・エタ・ファイ」に出向いて話を聞いた女子学生アンバー役で登場。
「CSI:マイアミ2」20話「沈黙の青い壁」の冒頭、パトカーに車を停めさせられた女性マロリー・ジェイコブス役。違反してないのにと不審に思ったところ、警官は血を吐いて絶命してしまうのだった。
「BONES」第3シーズン11話に登場予定。

◆アンジーの友人の女性 .... Lacey Beeman
バチェロレットパーティーのコンドームゲームについて説明した女性。
「コールドケース」第1シーズン6話「ハレー彗星」では、チアリーダーのジェインの81年版を演じていた。ジェインは女子高生ペイジ殺害に当時恋人だったベネットと関与していたが、ベネットとジェインは「運命の恋」に酔っていて事件の真相を隠し通したのだった。
「クリミナルマインド」第3シーズン11話に登場予定。

◆アンジーの婚約者で被害者のトニー・ルッソ .... Bryan Becker
「CSI:マイアミ4」21話「偶然のSOS」では、拾った携帯を持っていたために、犯人と間違われてSWATに射殺された男ジョニー役で登場。ジョニーはあごの手術をしたばかりで大声を出せなかったため、犯人ではないとわかる。

◆査問会の判事 .... Steve Kramer
声優として多く活動していて、パワーレンジャーの怪人の声の吹き替えが多い。他に「ルパン三世 カリオストロの城」アメリカ版では石川五右衛門の吹き替えなど、ジャパニメーションの声優としても活躍している。
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CSI:NY3 第22話「暴かれたコールドケース」

2008年06月05日 | CSI:NY

教会で、ステンドグラスをつき破って落下した、背中に羽をつけた男の遺体が発見される。羽は背中にハーネスで取り付けられたもので、フックで上空から吊り下げられていたようだが、ナイフでロープに切れ込みが入れられていた。
胸にビデオが取り付けられていたため、落下の様子の一部始終が録画されていたが・・・

一方、ステラの元にフィラデルフィア市警未解決事件担当のスコッティ・ヴァレンズ刑事が訪れる。フィラデルフィアで発見された10年前の発見された衣服に付着していたDNAが、ステラのものと一致したのだという。
ステラの血液がHIV検査の祭に間違ってデータベースに登録されたことから、フィラデルフィアのほうでひっかかったもので、当時NYにいたステラにはまったく身に覚えのない事件だった。仕方なくステラは捜査に協力を申し出ることに。
ところが衣服に付着していた残留物から導き出された女性のカメラに、なぜかステラの写真が・・・

マックは、二人きりの時にビルから落下して死亡したクレイ・ドブソンの死の真相について追及され、とうとう内務監査が動くことになる。
ジェラード警視と刑事局長のシンクレアが、政治的な思惑のため、マックに責任を押し付ける形で決着をつけようと図る。そのためマックはドブソンの被害者遺族から恨みを買うことになる・・・

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スコッティがNYにきたーーー!(山本高広風)
・・・っていうほど華々しくなくて、とっても色合いが地味なのがいかにもNYとコールドケースのクロスオーバー。知らない人が見たら、この人ゲストの人?って流しそうなくらい地味だよスコッティ。
「コールドケース」では、NYに関係者の事情聴取をしに行ったりしたこともあるので、そんなにスコッティのNY出張といっても特別な感じはしない距離感かも。
そういえばNYといえば・・・スコッティはクリスティーナを逮捕しに来た市警の刑事さんに貸しがあったような。今回の訪問先がCSIでよかった?

でもやはりコールドケースとクロスさせるなら、リリーが来て欲しかった。そしてNY側の男性陣がべっぴんさんだべっぴんさんだぁと(特にダニーとか)浮かれる様子を見てみたかったかも。
ただそういうの抜きでストレートに物語が静かにクロスする様子が堪能できたという点で、スコッティという人選はベストだったのかも。スコッティのあの一言も二言も余計な性格がバリバリによそ者感をかもし出していて、NYの雰囲気を壊さずNYの事件として成立していたのがよかった。
「コールドケースを扱っててひとつ慣れないこと=過去を引っ掻き回す」と、リリーにも言わないような本音がぽろっとステラに対して出てしまったのは、引っ掻き回される側でありながら捜査側でもあるという、ステラの立場に思うものがあったからだろうか。3rdではスコッティの過去もほじくられていたし。

これと時期的に重なるのはコールドケースでは4thの後半だけど、「ご返礼」になるエピは用意されていないようだ。いつかNY側からもフィラデルフィアに行ってみて欲しいものだが、今回のを踏まえるとステラが行くってことになりそうで、それはちょっとつまらんなぁ。
CSIの人たちはラボを離れると活躍しにくいので・・・以前ベガスのウォリックがCSI:LAのキットを借りて分析していたように、身一つで行ける普通の刑事さんとは違って制約が多い。(だからCSI関係のクロスオーバーだと、キット要らずのホレイショが勝手気ままに行き交ってるわけで)だからスコッティが出向いてくれば双方の世界観を壊さずリスクも少ないわけだ。
コールドケース側にクロスエピがないのなら、今回の回想シーンにコールドケース風演出で音楽を入れるとか・・・無理かー。
ステラの悲惨な里子時代が垣間見えたが、彼女の「犯人に情を入れ込む」という方向でのニューステラ誕生は、大丈夫なんだろうか?どこかで何かやらかしそうな気がする。

マックの方は、前回のラストであんなことになってどうなるのかと思ったら、ジェラードの後ろにさらに黒幕登場。しかもババだし。ババ出世したなぁ。ダン小隊長より上役じゃないっすか、ってそれはともあれ。
マックが「ジュリアーニ市長の肝いり」で登用されたとは。シニーズが共和党支持っていうのが垣間見える設定?ブルームバーグ体制に何かご不満でも・・・
すでにマック排除の結論を元に体制が動いてしまっているので、それと闘っていくのは並大抵のことではないのかも。クレイ・ドブソンの死に科学的根拠を突きつけなければ、マックとチームに明日はない・・・って感じだな。
ジェラードも昔はドンちゃんのように熱血刑事だった時代があったのに、今は・・・。マックは昔も今も変わらず正義感一直線なのに。上の情報操作のせいで、まじめにやってるマック一人が被害者遺族に銃を突きつけられてしまうような状況はなんともいえない。
ダニーとドンちゃんが20年くらいたって、マックとジェラードみたいな関係になっていたら悲しいな。ドンちゃんは変わらずドンちゃんのままで、変な政治的な駆け引きに染まらずにいて欲しいものだ。

今回のホークス先生は、メガネがステキ。
メガネで三角関数・・・・あああ、ホークス先生って賢いなぁ。そのうち「NUMBERS」とクロスオーバー・・・ってあっちはLAだし、スコット兄弟だし。

【 脇俳優チェック 】

◆フィラデルフィア警察のスコッティ・ヴァレンズ刑事 .... Danny Pino
「コールドケース」の第1シーズン途中から、糖尿病のために異動したラッシング刑事(Justin Chambers 「グレイズアナトミー」のアレックス役)の後釜として登場したスコッティ・ヴァレンズ刑事役でレギュラー。刑事としての腕はいいが、統合失調症の元婚約者エリッサやリリーの妹クリスティーナとの不幸な関係の崩壊に、次第に心の傷を深めている。
「ザ・シールド」第2シーズンでは、ヴィックと死闘を繰り広げたメキシコ人麻薬密売屋アルマディーヨ役を演じている。
他に、映画「The Lost City」に出演している。(Andy Garciaが監督、「FBI~失踪者を追え」のダニー役Enrique Murcianoも出演)

◆ステラのかつての里親ガースの妻マリリン・ベネット .... Sandra Nelson
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、失踪した銀行員ステファニー・ヒーリー役で登場。家族と別れ、過去の自分を捨てて「新しい生活」を送っていたが、過去と向き合おうとして不幸な目にあってしまう。
「名探偵モンク4」4話(NHK放送順による)「モンク・イン・ザ・ダーク」では、消防署で犯人に洗浄液をかけられて視力を失ってしまったモンクの診察をしてくれた医師役で登場していた。

◆ステラの里子仲間でかつての親友だったミンディ .... Annika Peterson
「NUMBERS」第1シーズン4話「危険な高層ビル」では、コールの秘書レイチェル役。実はコールの愛人で、彼が妻と離婚しない恨みを裏の不正行為に手を染めることで果たしていたのだった。
「CSI:マイアミ」第1シーズン18話「ネディア・キーレの正体」では、証拠品処分の情報が外に漏れたため、CSIのメンバーに内務監査として行われたポリグラフの試験官役で登場。

◆フィンチと一緒に動画の撮影をしたT・J・リンドマーク .... John Patrick Amedori
オフィシャルサイトあり。
「NIP/TUCK」第3シーズン「トミー・ボルトン」では、クリスチャンの実母の再婚先でできた息子マックス役で登場。家族として関わりたいクリスチャンは、弟の大学進学に便宜を図ってやる。
「Dr.HOUSE」第1シーズン8話「医療不信」では、試験中に倒れた高校生のマット役。母のマーゴがハウスの治療方針に反発したため、混乱してしまう。

◆マックに銃を突きつけたクレイ・ドブソン被害者の父 .... Bruce Nozick
「BONES」第2シーズン5話「嘘に溶けた真実」では、遺体が発見された工事現場の責任者ピート役。被害者から工事代金をごまかされたが、彼が骨形成不全であることを知らなかったため・・・
「FBI~失踪者を追え2」23話「自分を探して」では、自分がかつて誘拐されたのではないかと疑惑を持った少女セリーンを現在まで養育してきた養父のバーンズ役で登場。
「アリーmyラブ」第1シーズン15話「生涯に一度の愛」では、若い女性と結婚しようとした父に反対した息子サム・リトル側代理人役。

◆刑事局のシンクレア局長 .... Mykelti Williamson
「キッドナップ」では、レオポルドのボディガードのヴァージル・ヘイズ役でレギュラー。
「名探偵モンク」第2シーズン8話(NHK放送順による)「愛妻を殺したのは?」では、トゥルーディ殺しの真相を調べるためにNYにとんだモンク一行に、ちゃっかりラトビア大使殺害事件捜査を手伝わせるケイジ警部役を演じている。
「サードウォッチ」第6シーズン12~13話では、テロ特捜班のライス捜査官役で登場。クルーズと共にテロリストを追ううちに犯人に撃たれ、クルーズは彼に思いを寄せるが、ライスは妻帯者だった。
映画出演作も多く、「フォレスト・ガンプ」では、フォレストと訓練所からの同僚で一緒にベトナムに行った、エビ漁について延々講釈をたれているババ役を演じている。マック役のシニーズはババとフォレストの上司ダン小隊長役で共演している。
「コン・エアー」では、ニコラス・ケイジ演じるキャメロンの囚人仲間で、糖尿病を患っているベイビー・オー役。彼のインシュリン注射器が暴動で割れて危機に瀕してしまう。
「ALI アリ」では、プロモーターのドン・キング役を演じている。

◆里子時代のステラ .... Brenna Radding
「NCIS」第5シーズンで、ギブスの娘ケリー役で登場予定。第3シーズン7話のラスト回想シーンで登場しているケリーとは別人。
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CSI:NY3 第21話「波紋の傷跡」

2008年05月28日 | CSI:NY
車で暴走行為を行っていた青年たちが、女性の死体を発見した。遺体は顔をテープで覆われ、毛布で包まれていた。
被害者は出会い系クラブランダムの会員エマ・ピアースであることがわかったため、前夜に彼女をゲットした男性ジャスティン・パーカーに疑いがかかるが、彼がことに及ぶ前にエマは帰ったという。
検死のためにテープをはがしたところ、遺体のまぶたが切り取られていることがわかった。その手口から、殺人で有罪となったクレイ・ドブソンが浮上する。クレイは服役中のはずだったが、クレイの担当がマックが以前告発したトゥルービー刑事だったため、連鎖で釈放されていたのだった・・・

エマ・ピアースの現場捜査中、「自分は殺される」と言いながら男が倒れこんできた。被害者スコット・コルソンはそのまま病院に運ばれるが、スコットの兄ジェシーが病院に駆けつける。ジェシーによるとスコットは過去にドラッグに溺れたことがあったが、今はリハビリ施設の効果で立ち直っていたという。
スコットの胃の内容物からロシアマフィアとのかかわりが疑われるが、マフィアのボスユーリはスコットの事件との接点が見つけられなかった。
そんな時、スコットに付着していた長い毛髪は、女性のあごひげだと判明するが・・・

ステラはアダムに頼んで、HIVのPCR検査をしてもらうことに。どんな結果が出ても受け止める決心をしたステラだったが・・・

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先週、「クリミナルマインド」でロシアマフィアの話を見たばかりだったので、またロシアマフィア~?とか思ってしまったが、こっちはただの寄り道のモチーフだった。

トゥルビー刑事を告発することで、クレイ・ドブソンのようなモンスターを世に放ってしまうことになるなんて。法の網はなんて穴が大きいのだろう。
ブロッサムのジョーイがあんなヒネたシリアルキラーになってしまったのもショックだが、結構見込んでたジェラード警視が「マックをいびるチャーンス」とばかりに、イキイキとしてるのがまた嫌な感じ。ねちねちねっちねち、ツツキどころを心得ててイヤラシイったら。
キレたマックが珍しくアダムに八つ当たりしていた。確かにジェラードに結果を渡すのは良くなかったかもしれないが、アダムの立場になってみたらどうしようもなかったわけで・・・
カワイソウなアダム。ステラの検査で忙しいわ、マックに怒られるわ。CSIシリーズのラボさんの中で、多分アダムが一番「いい人」度が高くて優秀なので、マックはもっと彼のことを大事にしてあげてほしいものだ。ホッジスみたいに踊れなくても、ダンみたいにオトコマエじゃなくても、アダムはキョドっててもいい人だからカワイイのだ。

今回はダニーとホークス先生の遊園地デートも見られたし(違)。
「ついでに何か乗ってく?」とかダニーなら言いそうだが、ホークス先生なら黙って「ダメに決まってんだろ」な視線を投げかけて終わるんだろうなぁ。
あの札取りゲームを熟知して稼いでいただろうダニーと、そもそもゲームを知らないホークス先生。「ハーレム出身の検死官」だが、ホークス先生は子供の頃勉強しかしてなさそうな感じだ。

ステラの無事はよかったよかった。しかし、もし陽性だったらCSIは続けられたのだろうか?
論理上は別に問題がなくても万が一を考えると、とか上層部からクレームがついて肩を叩かれそうな。治療の費用が必要な時に仕事を失うのはきっついだろうなーと考えざるを得ない。昔のERをふと思い出す。
労災が適用とか・・・ならなさそうだしなぁ。

次回はとうとうコールドケースとクロスオーバー。ちょうどNYが終わった後にコールドケース、というWOWOWにとっては、願ってもないプロモーションになるわけですね。
でも、リリーが来る訳じゃないからなぁとちょっとテンション低め。リリーと「巨オヤジ」二人のパターンじゃないと萌えないわ。
予告から想像すると、内容的には顔見世じゃなくて、結構本格的に事件がクロスするっぽい感じに見えるので、そこら辺は期待したい。


【 ト リ ビ ア 】

★トゥルービー刑事
第3シーズン8話「波紋」で、ドラッグの取引に手を染めていた&取引を目撃した人物を殺害した悪徳刑事だったことが判明した。
彼を告発することで、今まで彼が関わった事件の犯人が不当逮捕を申し立てるだろうと、フラックは難色を示しつつマックに協力して情報を渡したため、フラックは一時期刑事課で微妙な立場に置かれた。
結果として今回のクレイ・ドブソンのように釈放される犯人が発生したのだった。


【 脇俳優チェック 】

◆連続殺人犯クレイ・ドブソン .... Joseph Lawrence
名作シットコム「ブロッサム」のジョーイ役でおなじみ。かつては「Joey Lawrence」名で活躍していたが、2002年頃からJosephに。
ディズニーアニメ「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」の主役のオリバーの吹き替えを演じている。他「パルスショック」など。
「ボーイミーツワールド」のジャック役のMatthew Lawrenceは弟。もうひとりAndrew Lawrenceという弟も俳優をしている。

◆スコットの兄ジェシー・コルソン .... Mark Kiely
「CSI:マイアミ5」7話「残酷な性」では、死亡事故の起こったサイドショーを通報したスティーブ・ダンラー役で登場。スティーブは息子のエバンに容疑がかかるようにして逃亡しようとしていた。
「FBI~失踪者を追え2」17話「兵士とフィアンセ」では、失踪者ケビン・グラントの勲章の資格審査を行っていた勲章審査官のマイヤーズ大尉役で登場。
「CSI:4」23話「キメラの遺伝子」では、キメラブラザースのクームス兄弟の中の二卵性双生児で車の修理会社(クームスブラザースカンパニー)を経営していた頭のいいほうの兄ロジャー・クームス役で登場していた。
「ブルックリン74分署」で第1話で狙撃されて、ストーリー中ほぼ復帰のためのリハビリをしていたケビン・パトリック巡査役。
「ビバリーヒルズ高校白書」ではウェストビバリー高のギル・マイヤーズ先生(ブランドンの新聞部の顧問)役で登場していた。
「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」第2シーズン終盤から第3シーズンにかけて、刑事事件専門弁護士でジェイクの高校の同級生クレイ・シムズ役で登場。

◆ロシアマフィアの親玉ユーリ .... Pavel Lychnikoff
「CSI:マイアミ」第1シーズン16話「復元 不可解な音」では、ビープショーの最中に殺害された被害者で、動物園で働いていたロシア人の男ヴィクトール・ラッチ役で登場。ヴィクトールは「怖い顔」で人を脅す仕事を頼まれていた。

◆引越し業者のボッグス .... William Gregory Lee
「ダークエンジェル」では、脱走メンバーのリーダー格ザック役を演じていた。
最近ではゲイ専用チャンネルで製作されたゲイドラマ「Dante's Cove」(日本未公開)での主人公など、多くの作品に出演している。
私生活では、2002年にアジア系の女性と結婚したが、現在は離婚している模様。
「NCIS」第3シーズン10話、「ラスベガス」第3シーズン12話に登場予定。

◆現場に倒れこんだ男スコット・コルソン .... Scot Davis
「コールドケース2」7話「写真」では、コールドケース班に再捜査を依頼してきた、結婚間際のゲイのアーティの婚約者ラス83年版。83年当時は隠れゲイで保守派コラムニストカーソン・フィンチと付き合っていた過去があった。

◆見世物小屋の緑の肌の男 .... Michael Robert Brandon
「ミディアム2」21話「死の天使」では、アリソンが病院で見かけた白血病の男性患者役で登場していた。
「NIP/TUCK」第2シーズン3話「マニヤ・マビカ」では、アバの登場のきっかけになった汎発性脱毛症患者のイライアス役で出演。イライアスのライフコーチとしてクリニックについてきたアバにジュリアが感銘を受けたことから、マクナマラ家はアバによってかき回されていくことになる。

◆第二の被害者ケイティの母 .... Roberta Hanlen
「デスパレートな妻たち2」3話「仮面生活」では、ジュリーがイーディかスーザンのどちらと出るか決断を迫られた、教会のファミリーショーの司会者役で登場。

◆見世物小屋のあごひげの女 .... Donna Pieroni
「コールドケース3」18話「スポットライト」では、「キャバレー」を上演する劇団のワークショップの「信頼告白ゲーム」に参加していたキャストの一人で登場。
「ミディアム3」12話に登場予定。
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CSI:NY3 第20話「ねじれた野望」

2008年05月21日 | CSI:NY
騎士姿で槍で腹部を刺された死体が、セントラルパークで発見される。衣装は安いまがいものだったが、殺害現場には馬のひづめ跡が複数残されていた。観光馬車の御者JJによると、カップルが馬を貸してくれと言ってそのまま返してくれなかったのだという。
そして検死解剖の結果、身元不明の騎士は脳腫瘍で末期だったことがわかる。
一方高級ホテルのスイートで、ベッドに手を縛られ「特別な夜」を演出された状態で、アイスピックで刺されて死亡した男の事件が発生する。
二つの事件とも手がかりが乏しくそのまま行き詰るかに思えた時、シドが二つの遺体のまぶたに、「目を閉じさせた指紋」が存在していたのを発見、二つの事件は一つのつながりを持っていることが判明する・・・

ペイトンが事件の現場から死体を持ち帰ってきたところで襲われ、死体を奪われるという事件が発生、マックは気が気ではない。普段は現場に出たりしないペイトンだったが、新人検死官に付き添う形で現場に同行して帰ってきたところで襲われたのだという。
その事件はダニーが担当した事件だったが、現場に残されていた車のナンバーの痕跡からクリストファー・ボーフィールドという大学生が浮上する。ところが彼は市議会議員の息子のため、捜査に圧力がかけられることに。
そんな中、なくなった遺体が港に遺棄されて発見された。ペイトンが遺体を検分しようとした時、なんと被害者は息を吹き返したのだった・・・

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またコスプレか!
と思ってしまうくらい、3週連続コスプレ続き。

しかし、騎士になったりマリリンになったりジュリエットになったり・・・非日常を楽しむのはそれはそれとして、最期の瞬間は自分らしくとかそういう方向には行かなかったのだろうか。
身近な人の望む「最高の最期」が、最愛の人たちに囲まれてとかじゃなくて、「違う自分になって孤独に死にたい」っていうものだったと死後に知らされたら、自分の関わり方は間違っていたのだろうか・・・とか考えてしまいそうだ。
でもそれで本人たちが満足なら誰も何もいえないけど。
手をベッドに縛られて、アイスピックで突かれて死にたいって、どういう妄想だ。彼はホークスやリンジーに「わぉ!」と言われたことで満足したということだろうか?そんな、死ぬ時にネタやってどうすんの、としか思えないのだが・・・

生と死への思いが、それぞれ方向性を間違って執着になったり諦観になったがゆえの3つの事件だったが、その中でステラが唯一、ポジティブに「生きる」ということについて前向きで救いになっていたように思う。
ステラはNYがスタートした当初、彼女の押しが強くて、引き気味のマックとのバランスが悪くて「NYだからツインタワーでいくのか?でも自由の女神だし」とか思ったものだった。しかしストーカー事件その他を通して、彼女の「突っ張っていても本当はもろさをはらんでいる」というキャラクターに次第に好感を抱くようになった。
「どんな結果でも、私は毎日を全力で生きてみせる」
多くの人に支えられ、ステラはやっと強がりではなく、本来の強さを取り戻したようだ。
一人生き残ったイザベラに、単に尋問テクニックで「気持ちはわかる」などと簡単に言えなかった、そんな自分と傷つきながら向き合うステラの姿は本当に美しい。

「遺体が生き返った」ネタはベガスでもマイアミでもあったが、それぞれ検死官がショックを受ける展開。NYではペイトンがそのネタを背負うはめになってしまった。
しかし・・・マック、早っ!!
犯人追いかけるのより早いんじゃないかという、前代未聞の超全力疾走!愛の力は火事場の馬鹿力を生むのね・・・愛ね、愛なのね・・・
ペイトンがミスをしたのかどうかというのを、科学的に検証してなぐさめてくれるマックがまた相変わらずだなぁと呆れつつ、でもマックがちゃんとメンタルなフォローもできるようになったのに感動。ああ、愛は人を育てるのね。
不器用だけど、愛する時には一直線というマックの愛情表現はいいなぁ。あんなふうにマックに駆けつけてもらいたいものだ。まったくもう。

気がつくと、もう20話!この間始まったばかりのような気がするのに、あと1ヶ月でNYが終わって次はコールドケースかぁ。
残り4話だとおもうとさみしいな~。
22話はコールドケースとのクロスオーバーだが、NYからは誰も行かないのか・・・ザンネン。しかし、スコッティが来るっていう展開もちょっと微妙つーか。
やっぱしリリーが来なきゃ、ねぇ。


【 脇俳優チェック 】

◆市議会議員の息子クリストファー・ボーフィールド ....  Ryan Doom
「CSI:マイアミ4」3話「無防備な18歳」の冒頭クラブの場面で、修学旅行中の女子高生で殺害された被害者サラに対して「飲めよ!」と煽っていた男の役で登場している。

◆グループセラピーを行っていた精神科医 .... Chris Payne Gilbert
「BONES」第1シーズン18話「黒ひげの呪い」では、黒ひげの呪いを演出したい発掘者に頼まれ、研究所から300年前の骨を持ち出して売り飛ばした警備員の役で登場。
「CSI:3」3話「脳の暴走」では、冒頭オープンハウスの下見に来てこっそりエッチしまくった後に死体を発見した、ただのゆきずりの第一発見者のように見えたが、実は事件と深く関わっていたピーター・バーグランド役で登場していた。
「CSI:マイアミ」第1シーズン7話「ブレスレス危険な戯れ」では、船上に上がってきて死亡した事件の被害者アダムの、弟カールソン役で登場していた。
「フレンズ」第9シーズン9話「モニカの浮気発覚!?」では、レイチェルが久々の夜遊びで電話番号を教えてしまった相手ビル役で登場。電話をかけてきたもののロスが取り次がなかったためご縁はなかったのだが、ロスはその後その電話のことでえらく根に持って、新しい彼女を作ろうとするきっかけになる。
「NCIS」第3シーズン17話に登場予定。

◆遺伝子操作でヤギの糸などを作っているクイン .... Terrell Tilford
「CSI:5」1話「ラスベガス狂気の夜」では、ホテルで死亡していたコールガールのレイブンの恋人で、レイブンが働いていたストリップクラブの用心棒ジョージ・クレイブン役を演じている。ジョージはレイブンに暴力を働いていただけではなく、客をとらせていたという最低な男だったが、殺人は犯していなかった。
「BONES」第3シーズン6話に登場予定。

◆騎士姿で死んだデレク・カーソン .... Joseph Williamson
「グレイズアナトミー」第3シーズン25話「誓いの言葉」では、レキシーと一緒にグレイス病院にやってきたインターンの一人で登場。第4シーズンからはピアースというインターンとしてサブレギュラー的に登場予定。

◆不治の病グループセラピーの仲間の一人イザベラ ....  Fiona Gubelmann
「ジョーイ」第1シーズン14話「美女とトレッキー」では、マイケルにパーティで話しかけてきてお誘いをかける女の子アンナ役で登場。アンナから誘われたマイケルは舞い上がってしまうが、オタク魂に火がついて、スタートレックのデータことブレント・スパイナーと話せることのほうを選んでしまう。
「コールドケース2」4話「ボス」では、彼女のために囚人のハンクが刑務所から脱獄する決心をした、恋人のボビーの68年版を演じている。
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