くまのポーランド生活

ポーランドでどんな生活してるの?
こんな生活してます。

2/29の名前の日

2008-02-08 08:00:29 | ポーランド
今年は閏年。2/29があります。
ポーランドには「名前の日」というのがあって、誕生日よりも重要視されています。

ウィキぺディアの名前の日の説明

それぞれの日付に聖人の名前が割り当てられていて、自分の誕生日の後の名前の日がその人の名前の日になります。
なので、よくある名前の人は(andrzej,aleksander,piotrなど他多数)1年に数回あります。
逆に珍しい名前の人は1年に1回しかありません。
そういう方々は名前の日はみんな同じ日ですね。

ところで、同居人の父上の名前はRomanさんといいます。
1月が誕生日だったので2月28日が彼の名前の日です。
が、今年は閏年。ウィキぺディアの説明では2月29日は名前の日の割りあてがないとありましたが、ポーランドではありました。
誰の日だろうと思って名前の日のリストを見てみたら、、。

2月の名前の日リスト

Romanさんが2日続けてあるではないですか。
ということは2日続けてお祝いをするべきか、それとも普通の年のように28日だけで終わり?
どうなるの?と思って同居人に聞いたら、
「そうだなぁ~、本人に聞かないと分からないけど両方祝って欲しいんじゃないのかな?」とのこと。
母上、ケーキ作り大変だなっと思ってしまいました。

ポーランドでは祝われる方がケーキを作ったりして人にご馳走します。
特に名前の日は友人、知人が家にひょっこりお祝いに現れたりするので、多めにケーキを作って用意しておかないといけません。
通常は、職場などにケーキを持って行ってみんなに振舞います。
お祝いする方は、ケーキを食べに行く時にちょっとしたもの(花やカードなど)を持って行きます。

と、いうことで父上の名前の日はどうなるのか?
ちょっと興味シンシンです。

 今日のポ語 

rodzina (家族)

”ろじな”

毎週日曜日は家族集まって夕食を共にします。
食事の後は決まってデザートあり。
父上は甘いものがだ~いすきです。
きっと、2日続けてケーキが食べたいでしょうから、
2日とも祝って欲しいというのではないかな?と思っております。




物忘れ

2008-02-07 00:35:27 | 普通の生活
この間、MIXIのコミュニティのトピックに”物忘れ”というのがありました。
映画「明日の記憶」を観たこともあってか、最近”物忘れ”にちょっとだけ神経質になっている私。

同居人との会話でも、「それさっき聞かれたよ」とか「その件だったら、○○と答えたよ」というのがたまにあります。
私は、その度に「あれ?そうだったっけ?」と首をかしげる始末。

MIXIのトピにこんなチェックリストが載っていたのでやってみた。
チェックリストの記事

結果は5個以内だったけど、今は大丈夫でもあてはまりそうなのが数個ある。
ちょっとやばい?!

やはり脳を使わないと確実に脳の機能が低下するのだね。
この国に来てから生活環境が変わってしまい、人との交流がぐっと減ってしまった。
1日中、同居人以外誰とも話をしない日々なんてザラにある。
手先を使う趣味(編み物や楽器演奏など)もコレといってないし、、。
これらを考えると脳の機能の低下が考えられる状況にいる。
なんだか記事を読めば読むほど、自分と重なる部分もあってちょっと恐怖を感じてしまう。

パソコンは便利で日本いる人たちとの交流や情報収集に欠かせないものだけど、人間と直接会っての交流も欠かせないと痛感した。
なかなかこの国では思うように自分ひとりで行動ができない私だが、そうも言っていられないな、と思う今日この頃でありまする。

 今日のポ語 

pamie,c' (記憶、物覚え、思い出)

”ぱみぇんち”

記憶や考えの整理という点では、ブログを書くことは役立っているのかな?と
思います。
私は単語を覚える時は、書いて書いて手で書いて覚えるタイプなのですが、
脳に記憶として残っている時間が短いな、とはいつも思います(汗)。


今日のランチ

2008-02-06 05:33:51 | 食い処
今日は朝から珍しく用事があって出かけました。
午後も1つ用事があったので自宅に戻らず外でランチをしました。

ここにきてから、外食するときは美味しい場所をまだ開拓していないのでどこに行こうか迷います。
で、結局行くところは手軽で時間がかからないお店になってしまう。
なんだかんだいって同じところに行ってしまいます。
そこは、ポーランド全域にあるお店で「Green Way」というベジタリアンバー。

Green Way~メニューのページ

今日食べたのはメニューのページの右にある”ピタ”というもの。
ボリュームたっぷりで、食べきれませんでした。勿体無い。

このお店はグダンスク内に数箇所あるのですが、いつも混んでいます。
今日はwrzeszcz駅に隣接しているお店に行ったのですが、やはり混んでいました。

私は勝手に肉食が多いポー人だからこういうお店は空いているだろうと思っていたのですが、そうでもないようですね。
それに、お値段も大体10zl~(450円くらい)前後で食べられて、ボリューム満点なことも人気の秘密だと思います。
このバーに隣接しているBio-bakeryでは、マクロビオテクスで食べているような全粒パンやマフィンも売っています。
いかにも体によさそうということでここのベーカリーショップも人気です。
まだここでパンやマフィンを買ったことがないので今度買ってみようかと思います。

と、いうことで今日は写真を撮る時間もないまま、お店に入って一気に食べて用事を済ませたので写真なしの超シンプルな記事でした。
代わりにメニューの写真をお楽しみ下さい。

 今日のポ語 

jabl~ko (りんご)

”やぷこ”

メニューにある”フルーツライス”ってどんなだろう?と
思って注文しようかとも思うのですが、やはり”米”と”果実”と”ヨーグルト”。
日本人にとっては全然馴染まない組み合わせ。
ライスプディングのイメージかなぁ~とも考えているのですが、
やはり注文するには躊躇してしまいます。



セント バレンタインズ ディ

2008-02-05 01:11:07 | ポーランド


もうすぐ「セント バレンタインズ ディ」ですね。
きっと日本ではデパートやお店にいっぱいチョコレートが売り出されていることでしょう。
ポー国でもバレンタインディは、他国同様に”恋人たちの日”ということでお互いにカードを交換したり、プレゼントをあげたりします。

今日、スーパーに行ったらたくさんのバレンタインカードが売っていました。
スーパーに隣接しているモールでも花屋さん、宝石店、お菓子屋さんはバレンタイン用にお店をデコレーションしていました。
(と、いっても派手ではなく赤いリボンで店内を飾ったりハートマークの飾り物でデコレーションしたりですけど)
カードを見ていてふと気付いたのが文字。
アメリカのカードだったら「happy valentine's day」が主流。
ポー国は「walentynka dla ciebie」がほとんどでした。
(ポ語には”v”がないので”w”になっているんですね。)
まあ、英語で「I love you」っていうのもありましたけど。

ウィキペディアのバレンタインデーの説明

大体の説明内容は知っていましたが、日本のオレンジディと韓国のブラックディは知りませんでした。
ブラックディは面白い習慣ですね。
個人的にはチャジャン麺(ジャージャー麺)は大好物なので、ブラックディじゃなくても食べたいです(笑)。
オレンジディは全然知りませんでした。
なんでオレンジなんだろう?なんとなくりんごの方がアダムとイブっぽいなと思ってしまいました。

 今日のポ語 

mil~os'c' (愛情、愛、恋愛)

”みうぉしち”

去年の選挙の時にドナルドツゥスク現首相が、スピーチでこの言葉を何度も
言っていました。その時にこの単語を覚えました。
それを聞いてふと、日本の元首相も似たような言葉を何度も言っていた時期が
あったなぁ~と思い出してしまいました。




炭水化物

2008-02-04 04:16:48 | 普通の生活




「脂の木曜日」あたりから、炭水化物を取りすぎているような気がする。
上の写真は金曜日に作ったじゃがいものケーキ。
下は今日の同居人実家からもらってきた母上の自家製ぽんちゅき。

毎週日曜日は同居人実家で夕食をすることになっていて、今日のデザートはこの自家製ぽんちゅきだった。
いい加減食べた後だったので、食べられないと思ったが市販のぽんちゅきよりも脂っぽくなくて食べ易かったせいもあって一度に3個食べてしまった。
当然、おみやげで頂いてきてテーブルに置いたらぽんちゅきの匂いが漂ってきた。
また1個頂いてしまった、、。

そして、金曜日に作ったじゃがいものケーキも炭水化物。
じゃがいもって一度買うと量があるものだからなかなか減らない。
くま家はポー人宅と違って夕食時の主食は米なので、じゃがいもの消費回数は少ないから余計である。
ちょっと前に買ったじゃがいもが元気がなくなってきたのでどうしようかと思い、ケーキを作ってみた。
これは超簡単です。
そして味は昔懐かしい味、じゃがいもと卵と砂糖しか入っていませんから、蒸かし芋のようなきんとんのような、そんな感じの味がします。
作り方は
じゃがいもを茹でてつぶす。(350~400g)
そこに卵黄2個と砂糖50gとあらかじめ泡立てておいた卵白を投入。
混ぜ混ぜしてオーブンで表面がこんがりするまで焼く。
深さのある耐熱容器で焼いたほうがふんわり感があってよいです。
今回は浅いので焼いたのでちょっとふんわり感が足りなかった。

短期間でこんなに炭水化物を摂ったら太るよね。
最近は運動もしていないし、、、。
ちょっと食事内容を考えよう。反省でした。

 今日のポ語 

ziemniak (じゃがいも)

”じぇむにあく”

地方によってkartofel(かるとふぇる)とも言われています。
ポ語にも方言があって、使われている言葉自体が違います。
ドイツに近い西の地方は独特のポ語が話されているようです。

出会いの場

2008-02-03 05:22:01 | グダンスク


この間、ポストにこんなチラシが入っていました。
”Dwa Serca”(2つのハート)、結婚のための出会いを提供している会社のようです。
日本にもこれと似たような結婚相手紹介サービス会社がありますよね。
アメリカにもma○ch.comとかそんな会員登録制の会社がありましたっけ。
正直、ポー国にもこのような会社があるとは思いませんでした。

先日、たまたま何かのサイトを見ていたときに同様のサービス会社で”再婚相手紹介専用”というのを見ました。
日本も離婚率が高まっているとのことですので、このようなサービスが登場するのも納得できると思って見てました。
実際、”結婚に結びつく出会い”なんて毎日忙しく仕事をしていたり、子育てに追われていたらそんなにあるものではないと思います。
私は昔はこのようなサービス会社やネットでの出会い紹介は肯定的に見られませんでしたが、現代の生活環境を考えるとこれも1つの出会い方なんだと思えるようになりました。

日本に居る時に英字新聞か何かを読んでいてその記事に”ネットで出会って結婚”というような内容のものがありました。
それは男女それぞれ違う国に住んでいて、共通の趣味か何かのネットコミュニティがあってそこでチャットをし始めたのが出会いだったとか。
お互いに違う国に住んでいるので、付き合っている間に会ったのは、ほんの数えるほどだったとか。
でもネットを利用して交際を深めて結婚に至ったというものでした。
住む国もお互いの仕事の事情など考慮して移動しやすい方が引越ししたとのこと。

こうしてみると、現代の”出会いの場”って色んなパターンがあるのだなと思いましたよ。
ホント、昔じゃこういう事は考えられませんでしたよね。

 今日のポ語 

spotkanie (集まり、会合、デート)

”すぽとかにぇ”

ヨーロッパの国によっては、婚約期間が長い(年単位)ケースがあります。
思うに慎重派、宗教上の問題(離婚がしずらいなど)、経済的理由があるのかなと。
何年も会ってデートを重ねているけどまだ婚約期間というのは、日本人には
あまり馴染まないような気がします。
こういうところにも文化の違いを感じます。




たばこ

2008-02-02 02:21:05 | ポーランド

↑スヌースという嗅ぎたばこ 

少し前のニュースでポーランドとドイツのボーダー辺りに住んでいる愛煙家のことを報道していました。
と、いうのは”レストラン、バー禁煙条例”というのを多くのヨーロッパの国で実施しているため実施国ではレストランやバーでは禁煙なのです。
ポーランドも近い将来この条例を実施することになっています。

実施国のドイツではレストラン、バーでは禁煙なのでボーダー辺りに住んでいる愛煙者はわざわざポーランドのレストランやバーに来て喫煙していると言う訳です。
なんとなくそこまでして吸わなくても、と私は思うのですが、インタビューに答えていた人たちは、レストランやバーで飲み物を飲みながら好きなたばこを吸って友人達と語ったりお店の人と世間話をしたりするのがいいらしいです。
でも、この楽しみもポー国が条例を実施するまでの期限付きですね。

私個人的には、たばこの臭いも煙も嫌いなのでこの条例実施には大賛成です。
しかし、実施まで時間がかかるというのはそれだけ愛煙家が多いということでしょうか。
アメリカでは公共の場での禁煙は当然という感じでsmoking freeに慣れてしまっていたので、実際にポーランドに来て公共の場でたばこを吸う人が多いのにはビックリしました。
歩きタバコ、バスや人との待ち合わせ時、レストラン&バー、お店の前、至る所で喫煙者を見かけます。
女性の喫煙者も多いような気がします。

既に条例実施国のスウェーデンでは煙の出ないたばこ「スヌース」が一般的なようです。
年末のパーティ時にスウェーデンの方が「スヌース」を吸っていて、私は初めて「スヌース」を見ました。
上唇と歯茎の間に葉っぱの塊を入れて口に含ませてニコチン摂取するものですが、その彼いわくニコチンは普通のたばこより大分多いとのこと。
(ニコチンフリーというものもあるらしいですが)
肺に煙が行かないので肺がんのリスクも少なくたばこを吸わない人にも迷惑がかからないというものですが、口内癌のリスクはあるとか。

ちなみに吸っている様子を傍から見ると、大きな飴を口に含ませている感じでした。
含ませている場所が前歯の辺りなのでちょっと面白いですけどね。
口の中からじんわり、ゆっくりニコチンがくるらしいですよ。
吸った後は口をすすいで終了です。

初めて見たスヌース、嗅ぎタバコとも言われているみたいです。
今までに、たばこは”水タバコ”というものをサウジアラビア人の家でみたことありますが、これはニコチン強いらしいです。
でも水タバコの道具っていうのでしょうか、ちょっと大きいのですがあれは模様もきれいだったな。
ちなみにスヌースは日本でも売っているようですね。

 今日のポ語 

papieros (たばこ)

”ぱぴえろす”

papierが紙なので、これは紙巻たばこのことです。
私がここにきてからたばこの値段は上りました。
日本と値段に大差はないイメージでした。
(喫煙者じゃないので詳しくは不明ですが)
ここでの生活費からすると結構な支出ではないかと思います。






「脂の木曜日」当日。

2008-02-01 03:05:01 | 普通の生活




今日(1/31)は前にご紹介した「脂の木曜日」です。
今日は街に出かける用事はないので自宅近所のパン屋さんでぽんちゅきを買う事にしました。
近所の徒歩10分圏内には新しいケーキ屋さんを含めて4件のパン屋&ケーキ屋さんがあります。
その中で私が一番ぽんちゅきが美味しいと思うお店に午前中に行きました。

お店に行ったらショーケースの半分は何もなく、本日はそこは”ぽんちゅき”と”ふぁぼるき”専用になっているようです。
「ぽんちゅき下さい」って言ったのですが、売切れてしまって現在作っているとか。20分くらいかかるとのこと。
どうしようかなぁ~と考えていたら、ショーケースに揚げドーナツみたいなのがあったのでそれとふぁぼるきを買う事にしました。
ふぁぼるきは食べたことがなかったのでちょうど食べるのにいい機会です。

「揚げドーナツとふぁぼるき100g下さい」と言ったつもりだったのですが、店員さんは揚げドーナツは分かったみたいで用意してくれたのですが、ふぁぼるきのことは分からなかった様子で会計をし始めた。
私は、ふぁぼるきも欲しいんだけどなぁと思っていたら、横で並んでいたおばさんが、
「彼女はふぁぼるき100gも頼んでいるわよ」って言ってくれた。(多分そういってくれたのだと思う)
店員さんは慌ててふぁぼるきも包んでくれました。
となりのおばさんが店員さんに言ってくれなかったら買えなかったのでおばさんにお礼を言ってお店を後にしました。

今日のランチはこの2品でした。
揚げドーナツぽいのは、中には何も入っておらずちょっと甘め。
でも、懐かしい味、おいひぃ~。
どれどれふぁぼるきは、、と思って食べたところ、これまた懐かしい揚げ菓子のお味。
サクサク感がたまらない。ついつい手が伸びる。
前に菓子パンを食べ過ぎた反省があるので今回はちゃんと器に移してから食べた。
でも、つい袋から追加してしまう、、。
いい加減食べた後、またうっぷ状態。やはり揚げ物は脂だったのだ。

同居人に残しておいた揚げドーナツとふぁぼるきだけど、既にオフィスでぽんちゅきを2個食べてきたとのこと。
いつもはお腹を空かせて帰ってくるのに、今日は道理であまりお腹が空いていない訳だ。
と、いうことで残りのものは私が後で頂くとするかな(笑)。

「脂の木曜日」はポー人みなさん脂っこいのをちゃんと食べるんですね。
さっき同居人が電話で父上と話していましたが、彼はぽんちゅき4個既に制覇。
これから母上が出かけるので、その間にもうちょっと食べようかなぁ~と言っているらしい。
やはり今日はどこでも「ぽんちゅき でぃ」ですね。

 今日のポ語 

cukiernia (ケーキ屋、菓子屋、喫茶店)

”つきえるにぁ”

近所のケーキ屋さん、パン屋さんは店によってケーキが美味しいところと
パンが美味しいところとあります。
いつも買っているパン屋さんのパンは美味しいけどケーキ類がいまいち。
今日行った店はケーキは美味しいけどパンがいまいちです。
なので近所でパンやケーキを買うときはお店を選んで買っています。
やはり美味しいの食べたいですものね。;)