くまのポーランド生活

ポーランドでどんな生活してるの?
こんな生活してます。

たばこ

2008-02-02 02:21:05 | ポーランド

↑スヌースという嗅ぎたばこ 

少し前のニュースでポーランドとドイツのボーダー辺りに住んでいる愛煙家のことを報道していました。
と、いうのは”レストラン、バー禁煙条例”というのを多くのヨーロッパの国で実施しているため実施国ではレストランやバーでは禁煙なのです。
ポーランドも近い将来この条例を実施することになっています。

実施国のドイツではレストラン、バーでは禁煙なのでボーダー辺りに住んでいる愛煙者はわざわざポーランドのレストランやバーに来て喫煙していると言う訳です。
なんとなくそこまでして吸わなくても、と私は思うのですが、インタビューに答えていた人たちは、レストランやバーで飲み物を飲みながら好きなたばこを吸って友人達と語ったりお店の人と世間話をしたりするのがいいらしいです。
でも、この楽しみもポー国が条例を実施するまでの期限付きですね。

私個人的には、たばこの臭いも煙も嫌いなのでこの条例実施には大賛成です。
しかし、実施まで時間がかかるというのはそれだけ愛煙家が多いということでしょうか。
アメリカでは公共の場での禁煙は当然という感じでsmoking freeに慣れてしまっていたので、実際にポーランドに来て公共の場でたばこを吸う人が多いのにはビックリしました。
歩きタバコ、バスや人との待ち合わせ時、レストラン&バー、お店の前、至る所で喫煙者を見かけます。
女性の喫煙者も多いような気がします。

既に条例実施国のスウェーデンでは煙の出ないたばこ「スヌース」が一般的なようです。
年末のパーティ時にスウェーデンの方が「スヌース」を吸っていて、私は初めて「スヌース」を見ました。
上唇と歯茎の間に葉っぱの塊を入れて口に含ませてニコチン摂取するものですが、その彼いわくニコチンは普通のたばこより大分多いとのこと。
(ニコチンフリーというものもあるらしいですが)
肺に煙が行かないので肺がんのリスクも少なくたばこを吸わない人にも迷惑がかからないというものですが、口内癌のリスクはあるとか。

ちなみに吸っている様子を傍から見ると、大きな飴を口に含ませている感じでした。
含ませている場所が前歯の辺りなのでちょっと面白いですけどね。
口の中からじんわり、ゆっくりニコチンがくるらしいですよ。
吸った後は口をすすいで終了です。

初めて見たスヌース、嗅ぎタバコとも言われているみたいです。
今までに、たばこは”水タバコ”というものをサウジアラビア人の家でみたことありますが、これはニコチン強いらしいです。
でも水タバコの道具っていうのでしょうか、ちょっと大きいのですがあれは模様もきれいだったな。
ちなみにスヌースは日本でも売っているようですね。

 今日のポ語 

papieros (たばこ)

”ぱぴえろす”

papierが紙なので、これは紙巻たばこのことです。
私がここにきてからたばこの値段は上りました。
日本と値段に大差はないイメージでした。
(喫煙者じゃないので詳しくは不明ですが)
ここでの生活費からすると結構な支出ではないかと思います。