Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

覚醒せよ、わが身体 そして 参加型イベントの戻らない参加費は?

2020-02-23 18:24:05 | ラン・マラソン全般

昨日は3連休の初日、しかも暖かく晴れて絶好のラン日和、あるいはロングライド日和だったか?

ノートレになってしまった。何もできなかった、いやしなかった。

気がついたら夕方、、、風が強く、、走りに出る気力が失せた。

部屋に籠り、オタク生活のような一日だった。

外で元気一杯動き回るイメージのトライアスリートであっても根はオタクな部分があるのだと思う、、、一人で黙々というのが結構楽しい。

あま誰でもいろんな姿を持っている、多重人格なのかもしれない。

だいたいトライアスリートは常に目標となる大会がありモチベーションが高く生きているのだが、

1年前の腰椎椎間板ヘルニアを発症して以来、

直近(1年以内)に目標レースを設定できず、モチーベションを高く維持できなくなっている。

体力を回復、落ちた心肺機能向上、少なくとも維持を目指して低空飛行のようなトレーニングだけは

テンション低いがやっている。 そんな今日この頃。

 

英文読解という勉強とトライアスロンのトレーニング研究を兼ねて研究とはちょっと大袈裟か?

まあ、座学、これもトレーニングという事と考えよう。

これを読んでいました。

TTB (THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE)

やはり英語ではなかなか思うようには進まない。

日本語でもかなり高等な内容だと感じる。

トライアスロンのトレーニングを独学でも35年以上継続し、それなりにレース経験もしているから

なんとかある程度理解はできるが、正しい理解なのかは怪しい(?)

その理解を、日本語として自分の言葉にしてわかりやすく説明していくのは大変な作業だということがわかった。

想像以上に時間がかかる、、、、理解だけにしておくことが正解だ。

が、見て即理解して頭に入りやすい日本語に、要約したものを残したいとう気持ちも残っている。

 

しかし、日本語版は高価で手が出ないな。(定年を過ぎ契約社員の安月給の身、贅沢はできないのだ(涙))

 

この日本語版、売れているんだな、、、在庫がなくなったのか? なんだろう?

最近まで販売していた最新版(4TH EDITION)の日本語版はAMAZONから消えていた。

僕の持っている3RD EDITIONの日本語版が中古本だけ販売していた、、、それでも¥9500~だ。

 

その後、ネット検索いろいろやったりして、あるトライスリートのサイトに辿り着き。

辿り着いたというより、この方のファンなのでブックマークしているし。

時々、忘れた頃に訪問して高尚な記事、文章を読む、、、ただそれだけで良い勉強になる。

頭いいなああ、視点からして面白い、文章が上手、目から鱗、、、

面白い記事、こんな考え方いいなあ~と思えたので今日のテーマにしてみた。

この方のブログを読んでいると、書いてある内容の次元が違うと感じ、

この観察力、洞察力、思考はどこから生まれるのだろう?

自分ももっと若い頃から頭脳を磨くべき、勉強をするべきだったかもなあと後悔のような思いになることも

しかし過去は変えられない、、、大切なのは今、これから先だ。

 「ぶちかましてやろう
  出たとこ勝負 いつでも全力
  昨日でもなく 明日でもなく
  今この瞬間がすべて
  さあ立ち上がれ 反省なんて後回し
  後悔先に立たず 役立たず
  今日も自己ベスト
  前進ゴー
  全身全霊で前へ行こう!!」

をモットーに前進あるのみ

話が横道にそれたが

この方、どんなに凄いかと言うと人が羨むような経歴の持ち主

(経歴として)

東京大学経済学部経営学科卒業、外資系IT企業、人事コンサルタント会社を経て

白百合女子大学文学部「グローバルビジネス」非常勤講師など、、、

専門:社会学、キャリアデザイン、人材育成

主要業績:「トライアスリートとライフマネージメンット」

     「生涯学習とキャリアデザイン」(法政大学キャリアデザイン学科2016年9月刊)

     「ライフマネージメントとしての耐久負荷運動ートライアスリートのワークとライフ」

      (法政大学大学院キャリアデザイン学科研究修士論文 2014年1月)

学の無い僕には何がだんだかよくわからない経歴、、、勉強ができただけで高学歴だけで凄いとは思わないが

何が凄いってトライアスリートとして凄いのだ! プロのトライアスリートでなくエイジ・グルーパー(アマチュア・トライアスリート)

文武両道! 憧れる一人だ。

オリンピック・ディスタンス(S1.5 B40 R10)においてエイジ年間ランキング一位

2011年から確か4年間、チャンピオンだったという経歴の持ち主。

2013年の熊本・天草大会では総合優勝している。

そのタイム:2時間3分17秒    (このタイム、個人的な感覚ではフルマラソン換算だと2時間20分~30分?)

2013年愛知県常滑・セントレア(ハーフ・アイアンマン)でエイジ5位ながらロールダウン(上位者の辞退による繰り上げ)で

コナへの出場権獲得、IRONMAN WORLD CHAMPIOSHIPへと51.5kmの世界からIRONMANの世界の舞台へと

トライアスリートとしても羨ましいような快進撃。

そしてこの著書は僕のバイブルのような存在、なんども読み返して刺激をもらっている。

裏表紙に八田さんのサイン入り、、、2018年の春に購入したらしい

 

内容紹介
本書の魅力は、トライアスロンという過酷なスポーツに打ち込むアスリートの極限状態の言語化に成功している点だ。年代別国内チャンピオンである著者が、自身の身体をキャンバスに、覚醒する身体の諸相を見事なまでに解剖している。トライアスリートとして日常をマネジメントし、身体を徹底的に磨き上げていく。最終章では聖地コナの死闘が明らかにされる。身体の神秘に迫った国内初のエスノグラフィーだといえるだろう。さあ、覚醒せよ。

法政大学准教授 田中研之輔

市民トライアスロンには、欧米など先進国に共通する現代社会の姿が映し出されています。そこに参加するということは、社会的なものの対極にある「身体」という最も個人的なものの本質にめざめてゆく過程です。これら現象をあるがままにとらえることが、本書のテーマです。
第一章では市民トライアスリートへのインタビューを中心に客観的に全体像を描いています。二章以降は個人の視点を徹底し、39歳から42歳まで国内エイジランキング王者を4年続けた筆者自身の主観的世界を描き出すことにより、そのリアルへと迫っています。

エスノグラファー 市民トライアスリート(日本トライアスロン連合エイジランキング2011,2012,2013,2014年王者) 八田益之

(Amazonよりコピペ)

 

この本において

本書がテーマとする身体、精神、その現代社会との関係性とは、文字や数値の分析によるシンプルな因果関係として

表現しきれるものではないとだめだ。 それは、自らの身体を賭けて入り込み、その身体感覚を通じた全体的な考察により、

はじめて迫ることができる。

読者のみなさまも、一問一答のような正解を探すのではなく、本書全体から感じられるものの中に、自分なりの、

自分だけの解を探ってていただければと思う。

とあり、また哲学的な記述の引用もあり、僕のような学のない人間には少し難解な表現もあるが、そこもなぜか刺激的である。

 

世の中で何がおもしろいと言って、自分の力が日ましに増すのを知るほどおもしろいものはない。

それは人間のもっとも本質的なよろこびの一つである。(三島由紀夫「実感的スポーツ論」)

 

結局のところ、私らにとってもっとも大事なものごとは、ほとんどの場合、目に見えない

(しかし心では感じられる)何かなのだ。 そして本当に価値のあるものごとは往々にして、

効率の悪い営為を通してしか獲得できないものなのだ。

(村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」)

 

これはまさしくトライアスリート、ランナーの行為そのものと共感して、嬉しい気持ちになれる。

第一章:身体のマネジメント

第二章:覚醒の過程

第三章:聖地への思考と戦略

ここまではトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)を始めてロングへの参戦からアイアンマンへの道のりを

独自の練習方法、理論、分析、とても参考になり面白い。

そして本のハイライトともいえる

第4章:ハワイ島コナ226kmの軌跡 。。。このレース中の描写が凄い、聖地コナでの筆者の激闘、

                      まるで自分がレースをしているような感覚になる。

                      極限状態が続く長いレース中にどうやってここまで自分自身を分析、描写できるのか

                      ハワイ・コナ参戦記として、この第4章だけでもトライアスロン・ノンフィクションの最高傑作だ。

この本、トライアスリート必携、スポーツマンの視点ではなくても、トライアスロンに興味ない人も哲学的な視点で読んでも

きっと価値ある一冊だと思う。  

 

そして今日、たまたま八田さんのブログで読んだ内容から「目から鱗」的な。。。

東京マラソン、一般ランナーの部、返金しない点についてどう受け止めるのか?

東京マラソン2020、戻らない参加費は「投資」ととらえよう 

東京マラソン収支(2017年)〜参加費は12%だけ

東京都は6%(税金)市民マラソンなんてなんの興味もない都民(=世間の多数派)も、

ランナーの半分くらい=1出場者あたりざっくり8,000円を払ってくれている。

 

市民マラソンのような「参加型スポーツ」への支払とは、「消費」ではなく「投資」である

と考える。

東京マラソンは、みんなでおカネ出し合うことで、実現してるよね?
というシンプルな事実。
大会は「みんなで」作っている
みんながおカネを出している=みんなで大会を作っている、ということ。この考え方をすすめると、
出場者は、部分的ではあっても「大会運営メンバー」である

だから、誰のせいでもなくうまく行かなかった時には、

「みんなで一緒にがっかりしよう」

「がっかりする」には、精神的なものも、せっかくトレーニングしてきた成果を発揮できない肉体的なものも、そして返金など金銭的なものも、全て含まれる。

さすが東京大学経済学部経営学科卒だなあと思う。

経営的な視点からいえば、1.6万円を支払った出場者とは、
・「大会出場というサービスを提供される消費者」というよりも
「大会の実現のために資金を提供した投資家」である
と捉えられないだろうか?
参加者は「大会への投資者」である
つまり、今回の幻の出場者のみなさんは、
将来に渡る東京マラソン成功させるために1.6万円を投資した、いわば株主である
と捉えることができる。自分さえそう決めれば、そうなることができる。
大会側がランナーをお客さん扱いするのは良いことだけど、大会側が勝手にしていること。

ただ、出場者にとって、今が楽しければいいお客さんでいいのか、未来志向の投資家と位置づけるか、自分で決められることだ。

(はい、ここまで八田さんのブログの部分コピペです)

とても面白い発想、視点、こんなことは思いもしなかったが、納得できるかもしれない。

投資にはリスクがつきもの、失敗して金銭的損をすることはある。

マラソン、トライアスロン大会に突然の中止はよくあることだ。

大会へのエントリーフィーは自分自信が目標としている大会への投資、

大好きなスポーツへの投資と考えてみたいと思ったので、僕のブログで八田さんのユニークな発想を勝ってに紹介させていただいた。

僕の今年の初戦、来月の佐倉朝日健康マラソン(フル)への投資(6500円)どうなるだろうか?

今のところ、開催へは前向きな感じに捉えることができるが、、、

新型コロナウイルスによる肺炎への対応について
投稿日 : 2020年2月18日 
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、大会の開催可否について、現在多くのお問い合わせをいただいております。
現段階では、最新の情報収集に努めながら関係機関と連携し、安全・安心な大会開催に向けて準備を進めております。
参加ランナー、ボランティアおよび大会役員の皆さまにおかれましては、公的機関などからの正確な情報を入手するとともに、マスク着用や手洗い、うがい等感染予防対策を各自で十分に行うようお願いいたします。
なお、今後、必要な情報につきましては、大会ホームページなどで、随時発信してまいります。

 

余談ですが、

今回の新型コロナに対しては国の対応がとても遅い、悪い気がしてならない。

拡散されてしまってからでは遅すぎる、、、クルーズ船での集団感染もそう、、後手後手、、

人が多く集まるイベント、大会において中止をするか開催するかは各主催者の判断に任せます、、、なんてそれで良かったのか?

マラソンは沢山の人が全国から集まり、疲れた免疫力の落ちた身体で(ひょっとしたら感染して)各地へ帰っていく危険性。

でもマラソンは屋外イベント、まだ感染する危険度低いんじゃない?、、、恐いのは密閉された空間でのイベント、

他に満員電車って一番リスクありそう。

 

中止か開催か対応がそれぞれ違えば、その防止効果も薄らぐ、、短期間でも国、政府として「すべて中止!」と指導するべきだったのではないかとも、

人命第一で、安倍総理は保身ばかり考えず、首相の座を捨てる覚悟で、超法規的な決断があっても良かった、、なんて思うことも。

政府の対応はとてもずるいというか逃げ腰というか、本気で防ごうとしている?

国民の健康のことなんて重く考えていないなあ~中国と同じだなあ~なんて個人的な思い。

中国は老人が沢山死亡することが、たまたま少子高齢化の緩和に繋がる良い機会ととらえているという記事をWEBで読んだが

中国ならあり得ると思った、、、中国での死者、2千何百人?って嘘じゃない?桁が違うでしょう?

嘘ばっかりで本当のことを隠しているんじゃない? とも思う。

 

今回の新型ウィルス・パンデミック、、、いつまで続くのか? まだ峠を越えていないだろうなあ~

これからますますなんだろうか?

いろいろわからないことばかり、どれほどの脅威なのか? でも救いは若年層には重症化して死亡する率が極端に低いということ。

子供たち、若者が軽症で済むというのは何よりだ。将来の日本のためにも。

高齢者、持病がある方は重症化する率が高い(80歳以上は致死率15%)らしいから、人込みには出かけない、手洗いはしっかり、予防対策しないと駄目。

僕も高齢者の仲間だから、60歳代でも致死率3%以上、人込みに不要に出かけるのは慎もうと思う、、、でも佐倉マラソン開催となったら出走するけどね。

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time!

 

 

 

 

 


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