伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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県(あがた) とんでもなく由緒正しい地名でした  

2018-10-11 21:33:47 | Weblog
県と書いて「あがた」と読みます。
旧字体は「縣」。

群馬県の館林市を通る東武伊勢崎線。
館林駅の西隣の駅は「多々良駅」。
私の実家に近い駅です。

その次の駅は県境を越えて足利市の「県(あがた)駅」。
変わった地名だなと思ってましたが、
地名苗字辞典を何気なく眺めていたら、
地名「県(あがた)」の解説がありました。

この地名は全国各地にあるようですが、
代表的な場所として、兵庫県山崎町、熊本県砥用町、
そして栃木県足利市とありました。

 <地名の由来>
 (元号の)大化以前は、国の直轄地であったが、
 大化の改新で廃止された。
 地名と管理は、いろいろの形で後世まで残った。

びっくりしました。
大化の改新(西暦645年)以前から、
国(大和政権)の直轄地だったとは。
平安時代、奈良時代よりもっと前の飛鳥時代です。

大化の改新は聖徳太子が亡くなってから約20年後。
「県(あがた)」の地名には、ものすごく古い歴史と、
由緒正しい由来がありました。

現在の足利市の県駅は、
周囲に田んぼが広がる田舎地帯ですが、
恐れ入りました。




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