風に吹かれて〜easy go〜

時は経ち…阪神愛いずこへ(笑)
エレカシ大好き💕

かわいい(笑)

2009-08-21 | スポーツ全般
ふとテレビを付けたら、高校野球(花巻東ー明豊戦)を、やっていた。

回は9回、6対6の同点の場面。

なんだか面白そう! そういえば花巻東って、あの大会屈指のピッチャー菊池君がいるところだよね!?
(5回に菊池君がアクシデントで退いたということを、後で知る)



結局、試合は花巻東が10回表に1点を入れて勝ったんだけど…。


そんなことより(←失礼!)


10回表、一塁を駆け抜ける際、カバーに入った相手2塁手と交錯して脳震盪を起こしてベンチに引き下がった
花巻東の佐藤君。

治療中のアナウンスがあった少し後、どうやら大丈夫だったようでセンターの守備位置に着くべく、満面の笑み(笑)で走っていった。

その顔がアップで映されていたが…


  
  カワイイ(笑)



で…、誰かに似てる!





     …あっ、虎の藤本っちんだ(笑)




高知が負けてしまって、すっかり興味を失っていたが、応援したいチームが見つかってよかった(笑)



がんばれ、花巻東

手術当日

2009-08-21 | 髄膜腫
いよいよ手術。


「がんばってね!」 「がんばりよ!」の声に見送られながら、いざ~。




手術室に入るやいなや…



 看「お名前を、言って下さい」

 と「とららです」

 看「今日、手術する場所は何処ですか?」

 と「左の耳の後ろ側の辺りです」





患者の取り違いがないよう、このようなやりとりがあるんですねえ。

手首にもバーコードと名前の入ったタグも付けてます。点滴をする度にピッと、バーコードを読み取るんです。
もちろんこれも間違い防止の為。




そして手術室の、硬くて狭くて寝心地悪いベットの上に移動。



あぁ…いよいよか。



担当医、主治医、手術室担当の看護士…そして麻酔科のA先生が順番に声をかけてくれる。



「今から点滴にお薬入れていきますけど、これはまだ麻酔ではありませんからね」

誰が言ったのか忘れたけど、この声を聞いたのを最後にどうやら眠ってしまったようだ。




気が付いたらいつの間にか集中治療室。


身内の「頑張ったねえ。お疲れ様」の声が。



そして…

   「お姉ちゃんこの世で!


と妹の声(笑)。




実は、入院前に冗談で(半分、本気だったが)手術が終わって声をかけてくれるときに、
「ここは、この世やきねえ!無事、手術終わったきね!」と、大きな声で言ってね。と、妹に頼んでおいたのであります(笑)。

まあ、“この世”は、冗談としても…

“無事手術は、成功したからね!安心してね”という言葉をかけられると、ホッとするんですわ。
麻酔からさめたばかりの頭は、ボ~ッとしてるから、それが一番ありがたく、安心する言葉。




あとから聞いた話だけど、この家族とご対面の前に「右足上げて!次、左足。今度は右手…」と、
主治医によるテスト(?)があったらしいが、これが全く記憶に無い
退院してから夫に聞いて初めて知ったというわけで。

やっぱりこういうチェックが入るところが、開腹術とは違うんだな~。

一応自分でも、集中治療室に居る時に試してみた。
手足はバッチリ動いたし、目も見える。耳も聞こえる。とりあえず良かったありがとう先生!




しかーーーし!!!





何が辛かったって、この集中治療室に居る間の時間が、と~っても辛かった(涙)




吐き気も痛みもほとんど無いのは、よかったが…。




硬いベットに約10時間、固定されてたわけで。




背中が痛くてしょうがない!


“ゆっくり”寝返りをするのは構わないと言われていたが、右を向いても左を向いても、2、3分もすれば、すぐに痛みを感じてくる。



術後なので体は当然、管だらけ。


頭からはドレーンの管。背中(腰の上あたり)からは、骨髄液採取の管。

腕と、足からは点滴の管。そして尿の管。



頭の管と背中の管は、抜けると大変なことになるので(しっかり固定してあるので、まず大丈夫らしいが)、
寝返りは、ゆっくり…と、言われているのが気になって必要以上に慎重になってしまうので、
疲れる。


背中に当てる専用のクッションのような物を貸してもらっているが、片手ではうまく出来ないので、
しょっちゅう、すぐ横に居てくれている担当の看護師さんを呼ぶことに…。





とにかく辛くてしんどい。


夜が明ける頃には、マシになるだろうか。


そういえば今、何時だろう? 午前1時か2時ぐらい?あたりを見渡したが、時計が見当たらない。



 と「すみません、今何時ですか?」


 看「10時半です」


 と「ガァァァーーーン!!!!!





まっ、まだ10時半てか!?





そしてこの後も、46年間生きてきた中で最もながーい時間の流れを感じながら、右向いたり、左向いたり、上向いたり…を、
ただひたすら繰り返すのでありました