風に吹かれて〜easy go〜

時は経ち…阪神愛いずこへ(笑)
エレカシ大好き💕

ご飯食べちゃった

2011-10-01 | 髄膜腫
昨日は半年に1度の術後の検診に行っちょりました(頭の方)。



ところが!





造影剤使用のMRI検査があるというのに、前回に引き続きまた今回も朝ごはんをしっかと食べてしまったのであります



造影剤を使わないMRI検査だったら食事の有無は関係が無いのですが、造影剤使用の場合は『朝食を食べずに来て下さい』と注意書きがかいてあるのです。おほほ~
なんせ半年に1度なもので忘れてしまうんですよね、これが




  「そうですか、ごはんを食べたのですね…うーーーん、どうしよう…」と、思いっきり看護師さんを困らせてしまいました…のですが…



まあ仕方が無い。今後は絶対に食べてこないようにと念を押されながら今回は何とかそのままMRI検査を受けさせてくれました(確か前回もそうだったよな~)






で、結果は再発無し。良かった!!





もう1年に1度でいいでしょうと言われたのですが、そんな先の予約は取れないらしくて次回は来春ということになりました。





さて、次はマンモ行かねば。



去年は7月に行った乳がん検査。今年はまだ行ってないんですよね。


遅くても今年中には絶対に行くぞー!



           ピンクリボン月間スタートしました  

1年経過

2010-08-06 | 髄膜腫
半年に一度の検診(頭の方)に行っちょりました。



いつものことながら出来上がってきたMRIの画像を、怖くて正視出来ない私です。


で、結果…再発無し。


ありがたや…。ですが、なんとなく思い切り喜ぶ気持ちにはなれません。


とーちゃんのことを考えると…。








最近、芸能界でも誰々が病気になった…というニュースを度々耳にしますが、何と言っても早期発見が一番!!


特に症状が無くても、一年に一度は検診に行くべし!!






あ~今日もあぢ~な~

はや半年

2010-02-20 | 髄膜腫
昨日は術後の検診(頭の方)に行っちょりました。

はや半年が経ったがやねえ…しみじみ。




閉所恐怖症気味の私は、MRIが苦手(前にも書きましたが)。

しかし術前の検査の時(機械を見ただけで、息苦しくなってくるほど重症だったので、セルシンを処方してもらいました)に比べたら、それほど息苦しさも感じず無事終了。

頭のMRIは、先の方から外部が見えるからまだマシ。

それに比べて腹部などを撮る場合は全身スッポリ入らなきゃならんので、それこそ薬の力を借りなければ無理。






その後、診察までの数十分は、検査の結果より、オリンピックの男子フィギュアスケートのことで頭がいっぱい(笑)




名前を呼ばれ診察室に入ると、術前の画像を見ながら主治医が


 「とららさんは、難しい場所に出来てたんやったねえ」

と、しみじみおっしゃった。



そうか…やっぱり「難しい場所」だったんだ…



いろんな神経が集まっている場所…そして脳の中で一番大事な脳幹のすぐ近くに出来ているというのは、術前の説明で聞いてはいたが、「難しい場所」とはっきり言葉にして言われたのは初めてのことだったので、あらためてその「難しい場所」に出来ていた腫瘍を取り除いてくれた先生に感謝の気持ちが湧いてきた。


そうえいば2番目に行った病院の先生には、いきなり「やっかいな場所に出来てるなぁ~」と言われ(その後のフォローもなにも無かった)奈落のそこに落ちたような気分になったっけ




で、結果…

再発も無く大きくなった腫瘍に押され凹んでいた小脳も、元の形に戻り、 ついで(?)に“隠れ脳梗塞もありません”とおっしゃってくれた。


よかた。

よかたぞ。







何の後遺症も無く、今こうして元気に普通に生活出来ているのは、先生方のおかげ。

感謝、感謝。


見逃さぬよう…

2009-11-27 | 髄膜腫
どうもこの病気に罹って以来、テレビで脳疾患関係(特に脳腫瘍)を取り上げていると、吸い寄せられるように、かじりつきになる自分が居る。

前にもココに書いた「盛田幸妃さんの番組」しかり。
そして一昨日、たまたま観ていた「世界仰天ニュース」。

「世界仰天ニュース」という番組は、めったに観ることがないんだけど、用事をしながらBGM的な感じでなんとはなしに聞いていた。


ところが『脳に腫瘍が…』という部分を耳が敏感にキャッチしたもんだから、もうそれ以降は、用事はそっちのけでテレビに釘付け。


初めの部分を聞き(見)逃したので、間違ってたらすみません…ということで、簡単に内容を説明すると、

5月に、「2年間しゃっくりが止まらない男」ということで、番組で一度とりあげたことがあるらしく、
その後、視聴者から寄せられたいろんなしゃっくりが止まる方法(400通ぐらい届いたらしい)を試したが、
全く効果なし。

イギリスの病院でCTも一応撮っては、いたようだが異常なしとの判断をされていた。

その後日本で、MRIを撮ったら脳幹に腫瘍が発見され、そのまま日本で手術をするか、母国イギリスで手術をするか決断を迫られた結果、
やはりいろんな面で、母国で治療するのが良いという本人の意思で、イギリスの病院で手術をした。

脳幹に出来ていたため、全摘は無理だったが、それでもなんとか8割がた摘出に成功。しゃっくりも治まった。

最初は、悪性の腫瘍と言われていたが、残っている腫瘍の一部を病理検査に出した結果、その部分は良性だったらしい。




その後調べてみたら、しゃっくりと脳腫瘍の関係は知られているようで…。



↓ある方のブログより…




 「見逃しやすい日頃の違和感を無視しないこと」



1)目が乾く症状の人は、
                 眼精疲労やドライアイなどに注意。

2)口の中が乾く症状の人は、
                  ドライマウス、ストレス、薬の副作用、加齢、糖尿病、腎臓病、
                  肝臓病、うつ病、更年期障害などに注意。

3)ものが飲み込みにくい症状の人は、
                  ドライマウス、神経障害、脳梗塞などに注意。

4)げっぷが出る症状の人は、
                  胃酸過多、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、胃がんなどに注意。

5)しゃっくりがでる人は、
                  急な温度変化や食べすぎや飲みすぎ、ストレスなどに注意。
                  半日以上続く人は脳腫瘍の可能性もあり。

6)冷える症状の人は、
                  更年期障害、甲状腺機能低下(橋本病で全身の冷え)、
                  レイノー病(手足など末端の冷え)、貧血、低血糖、低血圧などに
                  注意。

7)足がつる症状の人は、
                  日常的におきるときは、ミネラル不足、糖尿病、肝臓の病気、
                  動脈硬化などに注意。

8)手足が震える症状の人は、
                  アルコール依存症、甲状腺機能亢進賞症、パーキンソン病などに
                  注意。





だ、そうです。


はや3ヶ月が過ぎ…

2009-11-08 | 髄膜腫
で、一つ前の記事で書きそびれたことなんですが。



検索ワード『髄膜腫』で、ココに訪れてくれる方が結構おられるんです。

それでちょっと前までは、カテゴリー「日記」の中に、ごちゃごちゃにつっこんでたんですが、
見つけやすいようにと、カテゴリー『髄膜腫』を作ってみました。


子宮がんの方は、結構たくさん素晴らしいHPやブログなどがあって、情報が入りやすいんですが、
髄膜腫って、案外体験談などの情報が少ないんですよね。

なので私の書いた拙い体験談でも、少しでもお役に立てれば幸いと思ってます。





ところで…私のその後ですが


髄膜腫の手術から、はや3ヶ月が過ぎ、耳の調子も今のところ良く、あれから耳鼻科にチュ~しに行かずになんとか済んでます。


しかし髪の毛を術後3ヵ月後まで染めてはダメですよと、言われていたにもかかわらず、

術後2ヵ月後ぐらいに、どうしても我慢が出来ず、市販のヘアカラーを買って来て、傷の周辺を避け、絶対に傷口に付かないように気をつけつつ、

染めちゃいました。ケケケッ…

だってそりゃもー見るに耐えられないほどのマダラ模様だったんですもの。




でもやっと(毛染めのことを考えると、早いというより、やっとなんです)3ヶ月が経ち、これで全体を思いっきり染めることが出来ます(嬉し泣き)


早く美容院に行って小ざっぱりしたいッス。


またまた耳鼻科へ

2009-08-31 | 髄膜腫
術後、初めてのMRIと診察。

出来上がった画像を見ながら最初に言われたのが…



 「中耳炎(滲出性)になってますねえ」





・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり


10日ぐらい前から、なんか調子が悪かったんだよね。





 「腫瘍を取りきるには、どうしても耳に後ろのこの部分の骨を切ってのけるしか方法がなかったんです。
なので、普通ならクモの巣状に骨がある部分が、とららさんの場合、空洞になっているので、
そこに頭から流れてきた水が溜まって滲出性の中耳炎になってしまうんです」

と、先生。

いやいや、別に先生を責めているわけではなくて(責めるどころか、全部取りきってくれて感謝しておるんですよ)、
耳鼻科が怖いだけなんス



あ~また痛い目に遭わないかんの?

ちぅ~されるの?

怖ぇ~よ、怖ぇ~よ、ジタバタジタバタ





そんなこんなで、ココ数日気が重~い日々を送っていたところ。


昨日ふとテレビ(NHK)を付けたら『不屈の者たちへ ~奇跡のストッパー 人生のマウンドに立つ』というのをやっておりました。
再放送だったようですが。


横浜→近鉄で活躍した、盛田幸妃さん。


脳腫瘍を患って引退されたというのは、ぼんやりと記憶にあったんですが、私と同じ髄膜腫だったというのは、
その番組で初めて知りました。

2度の再発を乗り越えて、前向きに頑張る盛田さん。



それに比べて、たかが鼓膜切開に怯える弱虫なワタシ

あぁ、恥ずかしい。








ということで本日、また耳鼻科に行ってまいりました。

が、

まだ溜まっている水が、ごく少量だということで、経過観察ということに



あはは~



やっぱりワタシ…弱虫治りそうもないっス

手術翌日

2009-08-27 | 髄膜腫
集中治療室での、ちょっとしたエピソードを書こうかと思ったけど、うまくまとめるほどの文章力が無く、
ダラダラ長くなりそうなので、省略
と言っても、そんなたいした内容でもないんだけど。




ということで…




集中治療室で迎えた朝(本当に長かった




  「いや~今日は、なんか特別忙しかったです。救急の患者さんが結構居たりして…やっと落ち着いてきました




そう言いながら、途中交代した担当の看護士さん(♂)が、背中の痛い部分を親指でグイグイと押してくれた。

ご自身も普段よく背中が痛くなって、指圧に行くらしく、なかなか的を得ていて気持ちが良い。

他の看護師さんから“君付け”で呼ばれているのと見ると、どうやらまだペーペーの看護師さんのようだが、この“グイグイ”は、本当にありがたかった。

これに免じて朝一採血の件(そりゃもう怖いほどに酷かった)は忘れてあげよう(←すごい上から目線




午前8時(頃だったと思う)

一番最初に様子を見に来て下さったのが、例の麻酔科のA医師。


本当にお世話になりました(ウルウル)





少し時間を置いて、担当医も。


この時、やっと酸素マスク、頭のドレーンの管、背中(骨髄液)の管が外された


しかしよく考えてみると、自分の骨髄液なんて、そうそう見られる機会なんてないよね。
骨髄液って、薄ーい黄色っぽい色なんですよ。う~ん、貴重な体験。




その後、元の大部屋(4人部屋)に移されて、その日のお昼に早くも食事がキター!しかも普通食(カレー)!!


が!


いくらカレー大好きな私でも、昨日の今日では、そうそう食べられるもんじゃないし

開腹手術のときとは違って、集中治療室に居た時から、確かにお腹自体は減っていてグーグーいってたが

それでも体を起こして(この時は、まだ頭痛が無かった)なんとか半分は食べることが出来た。




ところが食後少し経った頃から、体を起こすと激しい頭痛が起きるようになってしまった。痛み止めの点滴を入れてもらう。

だいぶ薬が効いてきた頃に、妹と、とーちゃん(夫)が来てくれた。





  「お母さん、大丈夫やろうかねえ?って○○←(息子)がかなり心配しよったで」

と、とーちゃん。




  「体は後ろ向いたままだったけど、先生からの術後の説明を、ちゃんと聞いてたよ。平気な振りをしてたけど、
心配してると思うよ」

と、妹。





…こりゃ、いかん。



心配かけられん。






二人が帰った後、横になったままの状態で携帯に手を伸ばし息子にメールを送った。


するとすぐに返事が返ってきた





入院するたびに、一番思うことは、いつも同じ。




息子に会いたい。早く元気な姿を見せて安心させてあげたい。





というわけで…






一般病棟に戻ってからも、あんなことや、こんなことでほとんど眠れない日々が続くのであった。

まあ、大部屋だからしゃーないね


手術当日

2009-08-21 | 髄膜腫
いよいよ手術。


「がんばってね!」 「がんばりよ!」の声に見送られながら、いざ~。




手術室に入るやいなや…



 看「お名前を、言って下さい」

 と「とららです」

 看「今日、手術する場所は何処ですか?」

 と「左の耳の後ろ側の辺りです」





患者の取り違いがないよう、このようなやりとりがあるんですねえ。

手首にもバーコードと名前の入ったタグも付けてます。点滴をする度にピッと、バーコードを読み取るんです。
もちろんこれも間違い防止の為。




そして手術室の、硬くて狭くて寝心地悪いベットの上に移動。



あぁ…いよいよか。



担当医、主治医、手術室担当の看護士…そして麻酔科のA先生が順番に声をかけてくれる。



「今から点滴にお薬入れていきますけど、これはまだ麻酔ではありませんからね」

誰が言ったのか忘れたけど、この声を聞いたのを最後にどうやら眠ってしまったようだ。




気が付いたらいつの間にか集中治療室。


身内の「頑張ったねえ。お疲れ様」の声が。



そして…

   「お姉ちゃんこの世で!


と妹の声(笑)。




実は、入院前に冗談で(半分、本気だったが)手術が終わって声をかけてくれるときに、
「ここは、この世やきねえ!無事、手術終わったきね!」と、大きな声で言ってね。と、妹に頼んでおいたのであります(笑)。

まあ、“この世”は、冗談としても…

“無事手術は、成功したからね!安心してね”という言葉をかけられると、ホッとするんですわ。
麻酔からさめたばかりの頭は、ボ~ッとしてるから、それが一番ありがたく、安心する言葉。




あとから聞いた話だけど、この家族とご対面の前に「右足上げて!次、左足。今度は右手…」と、
主治医によるテスト(?)があったらしいが、これが全く記憶に無い
退院してから夫に聞いて初めて知ったというわけで。

やっぱりこういうチェックが入るところが、開腹術とは違うんだな~。

一応自分でも、集中治療室に居る時に試してみた。
手足はバッチリ動いたし、目も見える。耳も聞こえる。とりあえず良かったありがとう先生!




しかーーーし!!!





何が辛かったって、この集中治療室に居る間の時間が、と~っても辛かった(涙)




吐き気も痛みもほとんど無いのは、よかったが…。




硬いベットに約10時間、固定されてたわけで。




背中が痛くてしょうがない!


“ゆっくり”寝返りをするのは構わないと言われていたが、右を向いても左を向いても、2、3分もすれば、すぐに痛みを感じてくる。



術後なので体は当然、管だらけ。


頭からはドレーンの管。背中(腰の上あたり)からは、骨髄液採取の管。

腕と、足からは点滴の管。そして尿の管。



頭の管と背中の管は、抜けると大変なことになるので(しっかり固定してあるので、まず大丈夫らしいが)、
寝返りは、ゆっくり…と、言われているのが気になって必要以上に慎重になってしまうので、
疲れる。


背中に当てる専用のクッションのような物を貸してもらっているが、片手ではうまく出来ないので、
しょっちゅう、すぐ横に居てくれている担当の看護師さんを呼ぶことに…。





とにかく辛くてしんどい。


夜が明ける頃には、マシになるだろうか。


そういえば今、何時だろう? 午前1時か2時ぐらい?あたりを見渡したが、時計が見当たらない。



 と「すみません、今何時ですか?」


 看「10時半です」


 と「ガァァァーーーン!!!!!





まっ、まだ10時半てか!?





そしてこの後も、46年間生きてきた中で最もながーい時間の流れを感じながら、右向いたり、左向いたり、上向いたり…を、
ただひたすら繰り返すのでありました


手術前日

2009-08-18 | 髄膜腫
大抵どんな手術でも、手術前日には担当医からの手術の説明があり、家族も含めて一緒に聞きます。

あと、麻酔について麻酔科の医師からの説明もあります。




で、手術前日…

特にすることも無く、ベットの上でボーッとしてると「とららさん、麻酔科の者ですが、ちょっといいですか?」の声が。

おっ!おいでなすったか。


全身麻酔4度目のベテラン(笑)ともなると、確認しておかねばならない(聞いておかねばならない)ポイントは、しっかと心得ております。


が、まずは医師からの説明を最後まで聞いてから…が、礼儀っつーもんなので。






  医「はじめまして。今回の手術を担当させていただく麻酔科の者です。お話は、女房から大体聞いてます


  と「(…えっ?女房って言った?聞き間違い???)とららです。よろしくお願いします」


  医「大変でしたね、前にも何度か手術の経験があると女房から聞いてますが」


  と「(やっぱ、女房って言ったよ!)女房って…あの、失礼ですがどちら様で?(メガネをかけていないので、名札が見えない)」


  医「あ、失礼しました。Aと申します」


  と「えーーー!!!」




A医師の奥様は4月から、病気が発覚するまでの3ヶ月間、同じ職場で働いていた方(部署が違っていたので、そう話す機会はなかったが)で、
同じ部署で、私に直接仕事を教えてくださった先輩事務員Bさんの、お友達。

この先輩事務員さんのBさんが、とても親切な方で、たった3ヶ月のお付き合いだったにもかかわらず、
入院前から何度も励ましのメールを下さっていた。

そしてAさんは、職場のベテランであるにもかかわらず、とても腰の低い、控えめな感じの方。
私服も他の職員さんと同じく、Tシャツにパンツという感じ。
自分の旦那が大病院の医師だということを、決してひけらかしたりしない。
なので、お友達(先輩事務員さん)のBさん以外は、そのことを誰も知らないらしい。

で、私はというと、そこで働いていた頃、先輩事務員さんから「Aさんのご主人さんは、ドクターなんだって」
と、ちらっとは聞いてたが、勤務先までは知らなかった。






  と「えー!Aさんのご主人さんですか!!お医者様だということは、ちらっと聞いてたので知ってましたが、まさかここの病院にお勤めだとは…」


  医「女房から、とららさんの担当をするようお願いされまして…」


  



A医師は、麻酔科の医師の中でもベテラン中のベテラン。

本当にありがたいことです。あまりの驚きと、感激で思わずホロリの私。


質問もきちんと聞いて下さり、心強いお言葉も頂き、本当に感謝、感謝。







その後、夕方仕事を早めに終えた夫が病院に到着。


主治医と担当医…夫と私の4人は、翌日の手術の説明を聞くために別室へ。





当然今まで体験した手術の数だけ、手術の説明というのも経験しているわけなんだけど、
今回が一番怖かったス。

大抵どんな手術でも、もしこうなった場合は、このような後遺症が残ったり、稀ですが、命を落とすことも…
という説明を受けるんですが、場所が場所だけに、まあこれが、あれやこれやといろいろありすぎて…



そして説明が終わり、夫と共に別室を出ようとした瞬間…



  医「とららさん…明日の朝にでもしようかと思ってたんですが、やっぱり朝はバタバタしそうなので、
今から頭、剃ってもいいですか?」





   キターーー!!!






とは、言っても実は入院前の外来受診で、その件に関しては質問済み。


昔は「開頭手術→丸坊主」だったようですが、今は切開部分のみでいいんだそうです。

でも手術時、その周辺の髪の毛が邪魔にならないの?と思ってしまうんですが、心配後無用!
周辺の髪の毛は、特殊なスプレーで固めて、落ちてこないようにするんです。
これは、開頭手術をされた方の体験談ブログで知ったんです。




しかーし、優しい担当医は、何度も私に確認しながらちょっとずつ、ちょっとずつ遠慮がちに剃っていくんですね、これが(笑)



  と「先生、遠慮しなくてもいいんですよ!先生がやりやすいように、ババーッと剃っちゃって下さい!」


  医「そうですか…じゃあ、もうちょっとこの辺を…」








場所的にあまり目立たないということもあり、今じゃ上の部分の髪の毛が被さってきて、買い物に行くにも帽子無しでオケーになりました。




さあ、これで準備






いよいよ明日は手術。もう開き直って…先生方を信じて頑張るしかない!




おやすみなさい…バッタンキュー…とは、いきませんでした当然か


恐怖の“ちう~っ”体験

2009-08-14 | 髄膜腫
先日の手術で、腫瘍を取りきるために耳の後ろ側の骨を、一部取り除きました。

そのせいで(手術前日に担当医から聞いた、手術の説明にもありましたが)術後、後遺症として、
滲出性中耳炎になるかもしれないと言われてました。


リンク先にも書いてありますが、これって主に小さな子供がよくかかる病気なんですよね。
ウチの息子も2、3歳の頃何度か、発症したことがあります。




で、術後2、3日ぐらいではや、怪しい症状が現れてしまい、退院当日に耳鼻科を受診するようにいわれ、
恐る恐る診察室に入って行ったのですが、治療法を聞いたとたん「また今度にしまーす」と逃げ帰るように診察室を後にしたのであります。

ええ歳したオバチャンが…。あぁ、恥ずかしいったらありゃしない


とも思いましたが。




注射器の針を鼓膜にブッ刺いて、溜まっている液を、ちう~っと吸うなんて言われた日にゃ~、
逃げ帰りたくもなるでしょう?ねっ?ねっ??



一応、先生もおっしゃってくれたんですよ。

「もうちょっと様子を見てもかまいませんよ。自然に吸収されて治る場合もありますから…」と。




なので「では、自然治癒を願って、もう少し様子を見てみます」ということで予約を先延ばししてきたのであります。





んがっ!





症状は日に日に酷くなるような感じで、治る感じが全く無い!



たとえ片方の耳だけでも、聞こえが悪いと不便だし、嫌な感じなんですよね。




というわけで、予約を早めに(今日に)変更してもらい朝一に耳鼻科に行って来ました。

今日は2月に亡くなった、ばーちゃんの初盆ということもあり、親戚と挨拶を交わす…ということなんかも考えると、
やはり聞こえが悪いと不便なわけでして…はい。



で、で、で、診察室での先生との会話の一部↓






 と「出来れば麻酔とか、してほしいんですが…」


 医「注射器で吸うぐらいで、麻酔はしません。小さいお子さんも麻酔無しで頑張ってます」


 と「・・・・・・・・わかりました(そんなこと言わちゃうと、なんもいえねぇ)」








まあねぇ。


痛いと言っても、針を鼓膜にブッ刺す瞬間と、ちう~っと吸う瞬間だけ??だよねえ。


そう、きっとほんの一瞬か2、3秒ぐらいだよねえ???



と、自分に言い聞かせつつ、覚悟を決めるワタクシ。









    ところがっ!アンタ!!!




針が鼓膜をぶっ刺いた後…


ちう~っが、長い!!!



こっちで、ちう~っ    あっちで、ちう~っ   



刺した針をグリグリ鼓膜の中で方向転換させながら(私は、そう感じた)、なっかなか終わらない(>_<)

その間、私は「イタイ、イタイーーー!!!」を、連発




あまりの騒がしさに、奥に居た看護士さん(約2名)が、慌てて飛んで来ました(恥



まあ…おかげでスッキリ気分で親戚筋の応対が出来ましたが^^;



このまま再発しないことを祈るのみ