大抵どんな手術でも、手術前日には担当医からの手術の説明があり、家族も含めて一緒に聞きます。
あと、麻酔について麻酔科の医師からの説明もあります。
で、手術前日…
特にすることも無く、ベットの上でボーッとしてると「とららさん、麻酔科の者ですが、ちょっといいですか?」の声が。
おっ!おいでなすったか。
全身麻酔4度目のベテラン(笑)ともなると、確認しておかねばならない(聞いておかねばならない)ポイントは、しっかと心得ております。
が、まずは医師からの説明を最後まで聞いてから…が、礼儀っつーもんなので。
医「はじめまして。今回の手術を担当させていただく麻酔科の者です。お話は、女房から大体聞いてます」
と「(…えっ?女房って言った?聞き間違い???)とららです。よろしくお願いします」
医「大変でしたね、前にも何度か手術の経験があると女房から聞いてますが」
と「(やっぱ、女房って言ったよ!)女房って…あの、失礼ですがどちら様で?(メガネをかけていないので、名札が見えない)」
医「あ、失礼しました。Aと申します」
と「えーーー!!!」
A医師の奥様は4月から、病気が発覚するまでの3ヶ月間、同じ職場で働いていた方(部署が違っていたので、そう話す機会はなかったが)で、
同じ部署で、私に直接仕事を教えてくださった先輩事務員Bさんの、お友達。
この先輩事務員さんのBさんが、とても親切な方で、たった3ヶ月のお付き合いだったにもかかわらず、
入院前から何度も励ましのメールを下さっていた。
そしてAさんは、職場のベテランであるにもかかわらず、とても腰の低い、控えめな感じの方。
私服も他の職員さんと同じく、Tシャツにパンツという感じ。
自分の旦那が大病院の医師だということを、決してひけらかしたりしない。
なので、お友達(先輩事務員さん)のBさん以外は、そのことを誰も知らないらしい。
で、私はというと、そこで働いていた頃、先輩事務員さんから「Aさんのご主人さんは、ドクターなんだって」
と、ちらっとは聞いてたが、勤務先までは知らなかった。
と「えー!Aさんのご主人さんですか!!お医者様だということは、ちらっと聞いてたので知ってましたが、まさかここの病院にお勤めだとは…」
医「女房から、とららさんの担当をするようお願いされまして…」
A医師は、麻酔科の医師の中でもベテラン中のベテラン。
本当にありがたいことです。あまりの驚きと、感激で思わずホロリの私。
質問もきちんと聞いて下さり、心強いお言葉も頂き、本当に感謝、感謝。
その後、夕方仕事を早めに終えた夫が病院に到着。
主治医と担当医…夫と私の4人は、翌日の手術の説明を聞くために別室へ。
当然今まで体験した手術の数だけ、手術の説明というのも経験しているわけなんだけど、
今回が一番怖かったス。
大抵どんな手術でも、もしこうなった場合は、このような後遺症が残ったり、稀ですが、命を落とすことも…
という説明を受けるんですが、場所が場所だけに、まあこれが、あれやこれやといろいろありすぎて…
そして説明が終わり、夫と共に別室を出ようとした瞬間…
医「とららさん…明日の朝にでもしようかと思ってたんですが、やっぱり朝はバタバタしそうなので、
今から頭、剃ってもいいですか?」
キターーー!!!
とは、言っても実は入院前の外来受診で、その件に関しては質問済み。
昔は「開頭手術→丸坊主」だったようですが、今は切開部分のみでいいんだそうです。
でも手術時、その周辺の髪の毛が邪魔にならないの?と思ってしまうんですが、心配後無用!
周辺の髪の毛は、特殊なスプレーで固めて、落ちてこないようにするんです。
これは、開頭手術をされた方の体験談ブログで知ったんです。
しかーし、優しい担当医は、何度も私に確認しながらちょっとずつ、ちょっとずつ遠慮がちに剃っていくんですね、これが(笑)
と「先生、遠慮しなくてもいいんですよ!先生がやりやすいように、ババーッと剃っちゃって下さい!」
医「そうですか…じゃあ、もうちょっとこの辺を…」
場所的にあまり目立たないということもあり、今じゃ上の部分の髪の毛が被さってきて、買い物に行くにも帽子無しでオケーになりました。
さあ、これで準備!
いよいよ明日は手術。もう開き直って…先生方を信じて頑張るしかない!
おやすみなさい…バッタンキュー…とは、いきませんでした当然か
あと、麻酔について麻酔科の医師からの説明もあります。
で、手術前日…
特にすることも無く、ベットの上でボーッとしてると「とららさん、麻酔科の者ですが、ちょっといいですか?」の声が。
おっ!おいでなすったか。
全身麻酔4度目のベテラン(笑)ともなると、確認しておかねばならない(聞いておかねばならない)ポイントは、しっかと心得ております。
が、まずは医師からの説明を最後まで聞いてから…が、礼儀っつーもんなので。
医「はじめまして。今回の手術を担当させていただく麻酔科の者です。お話は、女房から大体聞いてます」
と「(…えっ?女房って言った?聞き間違い???)とららです。よろしくお願いします」
医「大変でしたね、前にも何度か手術の経験があると女房から聞いてますが」
と「(やっぱ、女房って言ったよ!)女房って…あの、失礼ですがどちら様で?(メガネをかけていないので、名札が見えない)」
医「あ、失礼しました。Aと申します」
と「えーーー!!!」
A医師の奥様は4月から、病気が発覚するまでの3ヶ月間、同じ職場で働いていた方(部署が違っていたので、そう話す機会はなかったが)で、
同じ部署で、私に直接仕事を教えてくださった先輩事務員Bさんの、お友達。
この先輩事務員さんのBさんが、とても親切な方で、たった3ヶ月のお付き合いだったにもかかわらず、
入院前から何度も励ましのメールを下さっていた。
そしてAさんは、職場のベテランであるにもかかわらず、とても腰の低い、控えめな感じの方。
私服も他の職員さんと同じく、Tシャツにパンツという感じ。
自分の旦那が大病院の医師だということを、決してひけらかしたりしない。
なので、お友達(先輩事務員さん)のBさん以外は、そのことを誰も知らないらしい。
で、私はというと、そこで働いていた頃、先輩事務員さんから「Aさんのご主人さんは、ドクターなんだって」
と、ちらっとは聞いてたが、勤務先までは知らなかった。
と「えー!Aさんのご主人さんですか!!お医者様だということは、ちらっと聞いてたので知ってましたが、まさかここの病院にお勤めだとは…」
医「女房から、とららさんの担当をするようお願いされまして…」
A医師は、麻酔科の医師の中でもベテラン中のベテラン。
本当にありがたいことです。あまりの驚きと、感激で思わずホロリの私。
質問もきちんと聞いて下さり、心強いお言葉も頂き、本当に感謝、感謝。
その後、夕方仕事を早めに終えた夫が病院に到着。
主治医と担当医…夫と私の4人は、翌日の手術の説明を聞くために別室へ。
当然今まで体験した手術の数だけ、手術の説明というのも経験しているわけなんだけど、
今回が一番怖かったス。
大抵どんな手術でも、もしこうなった場合は、このような後遺症が残ったり、稀ですが、命を落とすことも…
という説明を受けるんですが、場所が場所だけに、まあこれが、あれやこれやといろいろありすぎて…
そして説明が終わり、夫と共に別室を出ようとした瞬間…
医「とららさん…明日の朝にでもしようかと思ってたんですが、やっぱり朝はバタバタしそうなので、
今から頭、剃ってもいいですか?」
キターーー!!!
とは、言っても実は入院前の外来受診で、その件に関しては質問済み。
昔は「開頭手術→丸坊主」だったようですが、今は切開部分のみでいいんだそうです。
でも手術時、その周辺の髪の毛が邪魔にならないの?と思ってしまうんですが、心配後無用!
周辺の髪の毛は、特殊なスプレーで固めて、落ちてこないようにするんです。
これは、開頭手術をされた方の体験談ブログで知ったんです。
しかーし、優しい担当医は、何度も私に確認しながらちょっとずつ、ちょっとずつ遠慮がちに剃っていくんですね、これが(笑)
と「先生、遠慮しなくてもいいんですよ!先生がやりやすいように、ババーッと剃っちゃって下さい!」
医「そうですか…じゃあ、もうちょっとこの辺を…」
場所的にあまり目立たないということもあり、今じゃ上の部分の髪の毛が被さってきて、買い物に行くにも帽子無しでオケーになりました。
さあ、これで準備!
いよいよ明日は手術。もう開き直って…先生方を信じて頑張るしかない!
おやすみなさい…バッタンキュー…とは、いきませんでした当然か