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[PainRain]キャラ紹介001・ダムタウン

2013-03-16 00:06:06 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

ブログのカテゴリーを、ある程度整理する事を決めました。

2006年からブログを続けていますので、記事も多いのですが、

前の日記も読んでくださる方もいらっしゃるようなので、

作品別になっている方が判りやすいように思いました。

細かく完璧は目指していませんが、

カオス化しているHPも一緒にゆっくり時々編集して行こうと思っています。

 

という事で、PainRainのカテゴリーを作りました。

 

別コミックブログ、(http://ktooonz.seesaa.net/)で連載が遅れつつ再開した『ペインレイン』ですが、

いくつか見つけた過去の日記を入れてざっと読んでみますと、

この作品が作りたくて、カラーのデジタル漫画を描こうと決意し、マンガ自体の形式をどうするか試行錯誤し、

他の連載が始まると描けなくなったジレンマを何度も持ちつつも、

ここまで来たのかと改めて思いました。

とても張り切って始めたのですが、技術的な壁にも何度とぶち当たっていたものです。

計画を初めて7~8年経っているのですね・・・

共に暮らしていた前の彼と別れたころでした。

悲痛と共に、竜巻のような凄まじいエネルギーと解放感高揚感を感じていたものです。

悲しみと喜びが渦巻く不思議な感覚と強い光を感じつつ、

私は自分でも驚くスピードで一気に7つの物語のラフを描きました。

 

今見ると最初に作ったサンプルなどは大分絵が違いますね。

今後もできるだけ途切れずに、他の仕事と一緒に続ける意思です。

誰にどう思われても、自分が自由に描こうと決めて、始めたマンガです。

 

この作品も、他の作品と同じように、

ネタバレ的にならない、キャラ紹介&思い入れ話をしてみようと思いました。

今まで発表した中に出てきたキャラのみ、登場順に紹介致します。

また新しいキャラが登場したら、同じように続けていきます。

 

第一回は、舞台である「ダムタウン」という街。

この街そのものが、生き物であり、

キャラの中には、生粋のダムっ子もいれば、後から来た者、出て行く者もおりますが、

ダムタウンは彼ら全てのお母さんのようなものでもある、というイメージを持って描いています。

 

 

『ダムタウン』

 

Damned Town です。

おそらく正式な名称ではなく、地元の人が好んで愛情を込め使う通称なのだと思います。

半島の経済都市、東海岸に位置し、人種の坩堝であり、億万長者と貧困層が同居している・・・

私が好きなNYがモデルになっています。

運河が多く、雨が多いのは港町の特徴ですが、

私の住む東京(私は郊外の練馬ですが)にも通じる処があります。

中央にある巨大なダムパークは、勿論セントラルパークがモデルです。

 

何度もお伝えしている事ですが、ペインレインは全7話の、第3話から突然始まっています。

空白の過去があるまま進んでいるお話です。

誰と誰に何があったか、読み進む事で判ってくるという形式です。

公開は、3話→2話→3話続き→1話→3話続き~終了→4、5、6、7、と続き、3話がずば抜けて長いです。

時代設定は、今公開中の3話は1960年代の終わりころ。

ダムタウンでは地元ギャング同士の戦いが続いていましたが、

彼らが逮捕されたり、街から追い出されて、治安が良くなっているという状態です。

 

どうやらメインキャラたちは、かつての戦いにも関わっているようですが、

それぞれ足を洗ったり、バニーとブレインのように、一度追い出されるように田舎に逃げて、

全く馴染む事ができずに戻って来た者もありのようです。

 

現在出演中のメインキャラの中で、生粋のダムっ子は、パッチ親分、バニー、レッドローズ、ウィニーです。

パッチ親分は民族的(イタリア系)な訛りの方が強いけど、

バニーのクセの強いお喋りこそが、ダム訛りという設定ですが、

彼はダムタウンのヒスパニックハーレム出身なので、そちらの訛りも混じってます。

ダムタウンはヒスパニック系も多く、ウィニーとパンキーもヒスパニック系です。

ローズもバニーのように下品ではない、可愛らしいダム訛りという設定です。

どちらもダム訛りではありますが、

バニーは貧しい地域で育ったのだとわかる言葉を喋っていて、

ローズは粋で都会的な印象を人に与えているのだと思います。

 

かつて翻訳をお願いした英語版のバニーはブルックリン風の訛りにしてもらいました。

まだ翻訳していないエピソードも遅れて英語版を作る予定です。

 

テンプーはダムの郊外出身。東京でいえば、区や市ではなく、群くらいの郊外です。

江戸っ子みたいなバニーなどから見たら、テンプーは全くダムっ子じゃない、

田舎者扱いをしてるでしょうし、

テンプーもダムに近い言葉は喋っているのですが、訛りはかなり違うという設定です。

 

女装のバニーに騙された、フォッグ氏はダムタウンの上流階級出身です。

ミッドタウンの高層ビルの高級アパートメントにでも住んでいると思います。

レッド・ローズの夫のウルフもダムに最も長くいる一族の一員です。

現在ダムに住んでいる他のメインキャラたちは、後からダムタウンにやって来ました。

 

ダムタウンは人種のるつぼでもあり、同時に彼らのようなアウトローも生きて行ける街です。

バニーは生まれも育ちもダムっ子の誇りもあって他の地域に排他的です。

ダム以外の田舎なんか何処もが野暮ったくて大嫌いだと思っています。

 

物語はダムタウンという街に関わって進みますが、

今後、街から出て行ってしまうキャラもいますので、必ずしもダムタウンが舞台ではない話もあります。

ですけど、ダムに関わった人たちは、ダムを離れても、何処かでダムとそこに住む人間を愛している・・・

その悪徳や退廃も含めて・・・自由の街でもある、ダムタウンに心を寄せて生きていきます。

 

そして、ダムっ子やダムに住む人たちの特徴は、とにかく「タフ」という事です。

雨は多いけど、湿っぽのは嫌い、逞しく生きて行きます。

 

NYに限らず、ペインレインには私の訪れた街で見たものを描きたいと思っています。

インドや中国やオランダ、NYのチャイナタウンのようなマイノリティー地区のように表現する予定です。

日本人街もある事でしょう。

 

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