KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

夢で怒る&思いつき

2008-10-14 13:23:24 | 

何日か前の目覚めはほんのりと幸せでした。


良い夢を観ていたからです。心にわだかまりが残っている人と会話をしていました。
その人は私がプレゼントした服を、手持ちの服と合わせて素敵に着こなしていました。

とても美しかったです。でも私は話したいことの確信には触れないで、その場を穏やかに
やり過ごすことを選んでいました。


そして一転。翌日の夢では私は同じ相手に怒りをぶつけています。

夢を観ている私は、面白いから、夢の私がどんな風に怒りを表現しているのか観察していました。

大部分は忘れてしまいましたが、以前に似た夢を観た時よりは、自分の怒りを世間のルールに
すり替えて話したりはしていないようです。声もそこまで詰まっていません。

それでも、無駄や誤魔化しがいくつか入っています。それは私の心のガードのようです。


何をガードしているのかは、起きている私にはあきらかです。
一番には、相手に対しての、私の愛情を隠しているのです。
報われない愛情という悲しさを隠すために、私は別の怒りにすりかえているのです。

大きな意味ではこれこそを「嫉妬の苦しみ」と呼ぶべきかもしれないと思います。


こういう事は現実的にも、あらゆる場所で行われているように思います。
報われない愛へのコンプレックスが、あらゆる関係無い別の理由(他人の過失、社会の問題等)を
つかって、何かを責めることで、自分の感情を隠すのに役に立っているように見えるからです。

酷い場合は、そのパターンが完全に一つのものとして確立してしまいます。
もはや何で怒っているのかすら、本人には検証不可能になってしまうかもしれません。


本当の意味で社会正義に生きる人、つまり行動する人は実際には少ないものです。
口先では「世間が、善悪が、人間として、社会が、周囲が」と言ったとしても、本当にそれを
伝えたいのが一番ならば、個人的な怒りの感情からは開放されて向かい合えるはずです。


人の怒りの殆どは、(本来自分に愛を与えるべきの)相手が自分を愛していないという
思い込みに繋がるものから来るものに思えてきます。

業績等への嫉妬の怒りも良く目にすることですが、これも能力の問題は実は殆ど関係なく、
遠くの天才が世界一素晴らしかったとしても、近くの知っている人が、自分を超えていくほうが
人間遥かに辛いものです。
つまり生々しい愛憎を持つ同士が距離や自分の置いてきぼりを恐れて、相手の成功や能力を
認めたくない感情だと思います。

習慣やお行儀の相違や宗教思想的な拘りから来る怒りや争いもありますが、
個人の思想等を新しく創り出せる人は実は極めて稀です。
殆どは子供時代の環境や、権威との関係性による刷り込み、或いは刷り込みへの反抗でしかない
ただ自分が親しみ慣れた世界を相手の侵入から守りたいという、思想以前のレベルの話だと
思えてきます。

身近な人への個人的な怒りの根本は

「私を愛せ!離れるな!置いていくな!気遣え!合わせろ!尊敬しろ!越えるな!裏切るな!」

こんな処でしょう。

愛情を求めているのは、自分自身の勝手な意思なのに、相手の意思と責任の問題に
すり返られています。

もし、愛を失う恐怖に自覚をもっているならば、これらの言葉は全て、可愛らしく謙虚な、
「私のお願い」として言い直せます。
怒りとは、自分や相手を愛しむ心への激しい抵抗、つまり「愛が見れない」なのかもしれません。


次に似たようなことがあったら・・・或いは似たような夢を観るとしたら、
私は怒りへのすり替えや、何事も無いようなクールな顔やめて、本当の事、むしろ
私の悲しみを、私の責任として伝えようと思いました。


個々のケースにおいて、その言葉が何なのか、会話とは相手のある、その時々のライブなので、
今はわかりません。

ただ、期待したのに与えられなかった愛情の怒りや悲しみや苦しみを自分の側の責任として、
素直に、あるいはユーモアを持って語ろうと決意することは今でもできることです。


真実を伝えたら、時に相手は私から永遠に離れてしまうこともあるでしょう。

とても辛いことだけど、すり替えや誤魔化しや攻撃や欺瞞の中で心と言葉が分離してしまい、
頭がおかしくなるよりは、それでいいのです。

そして真を伝えて離れられるような関係性は元から偽りだったのでしょう。


話はずれますが・・・

「責めない」という事と「自由意志」を持つという事とに深い関係性がありそうだと思っている
私はまた一つの具体的なヒントを掴んだように思います。

相手の行動を責めるという行為は、相手の自由意志を根本的に尊重していないのです。
だから人を責めている限り、私には自由意志を持つことが不可能、つまり不自由な心だと
いうことです。

ここでちょっと難しいのは、「自由意志」にはあらゆる悪事もそれの内なのではということです。
今の私にはきちんと言葉にすることができません。これについてはもっと考える必要があります。

私にとって都合の悪い、感情的に許せない事、法律的に違反、人として悪、全て含めて相手の、
或いは私も同等に持つ「自由意志」という事です。

おそらく「皆に迷惑をかける行為は問題外」などという限定は一切無いのです。
そう捉えると、とてもスッキリできると思います。

これを目前の悪いと思われることを見逃すという事のように取る必要はないと思います。
自由を認めた上で、互いの都合が重なる部分に対しては、自分の思ったことは相手に
伝えられるし、相手の行為に自分が迷惑や抵抗を感じていることも伝えることができます。
互いに与えられた「自由意志」を責任を持って正しく使いこなすという事でしょうか。


相手(自分)を貶めたり、傷つくことをわざと言ったり、悪口をふれまわるとか、
協力や理解を得るために願いや想いではなく、脅しやストレスやプレッシャーを与えるとか、
裏工作をしたり、無視したり、邪魔したり、仲間はずれにするとか、心と身体に対する攻撃、
心身に悪影響のある、加害行為のみが問題なのです。

同時に「私が被害者」の対場として、迷惑をかけられたり、攻撃される関係性をも、
誰とも結ばない固い決意も必要だと思います。

どちらの側になっても、「責める責められる」関係性を作るという意味では全く同じだからです。


多分・・・「人間」を責めたい気持ちから私が解放されたら、
「問題行為」と思われるとこについて、何の遠慮も無く私の気持ちを
偉い人怖い人難しい人愛する人恩や義理のある人、誰にでもすぐに言えるようになり、
殆どのケースを早急に解決できる事でしょう。


昔の言葉で「罪を憎んで人を憎まず」と、ありますが、それを現実的な実行として生きることが、
自分自身の心までを自由にする事だと思います。


きっとね・・・人を憎んでいる時には、罪を憎む処まではとても手が届かないのです。
そして・・・悪を行う自由を持たない人には、自らの意志で善を行う自由も全く無いことでしょう。


そういえば・・・YOUTUBEのktooonzチャンネルに、いくつかのおすすめ動画を追加しましたが、
Devoの『Freedom of choice』も選んでいたのでした・・・


画像は『DeviLove』デヴィとサフランと少女たち。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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夢deえ~ん

2008-10-09 02:47:47 | 

しょーもない夢なのか夢うつつ体験なのか・・・とにかくしょーもない話・・・


ある事情の気疲れて布団に倒れこんで、いつの間にか一瞬眠ったようです。

すぐに実際の予定を思い出して立ち上がりますが、何故かズボンがずり落ちていたようで
布団の横で転んでしまいます。立ち上がろうと思いましたが、足がもつれて立てません。

私は泣き叫んでしまいます。

「もう私嫌だ!もう疲れちゃったよ!○○さ~ん!」
ちなみに○○は私が今関わっている問題の張本人。

ここで自分が泣いている事に奇妙を感じて、目が覚めます。部屋の中で部屋の中の夢を
観ていました。

何だかとても疲れてしまい、しばらく身体を起こすことができずに、一昨日の友人との予定を
キャンセルさせてもらいました。

そんなに精神的にまいっているのだろうかと、落ち着いて自問自答してみましたが、
この問題に関しては、何かかなり強烈なガードがかかっているかもしれません。
今自分が本当に望んでいることが見えてきませんでした。

足がもつれて立てない夢を観るという事が、今の私にとってどういう事だったのかが気になります。

流されてしまうのは嫌ですし、自分だけの都合に意固地になるのも嫌なのです。


YOUTUBEのktooonzチャンネルに私からのおすすめ動画を登録しました。

最も大好きなアニメ作家、エストニアのレイン・ラーマットの『ビッグティル』です。
エストニアの巨人伝説のアニメ化です。


それと、こちらのブログでも何度も話題にしています、最愛の映画監督フェリーニの
『悪魔の首飾り(世にも怪奇な物語)』『サテリコン』の名1シーンです。
悪魔~はエドガー・アラン・ポーの物語を大胆に現代版にしたもの、
サテリコンは古代ローマの小説の映画化です。

ちょっとご覧になって興味を感じたら是非丸ごとの観賞をオススメいたします。


それとエアロスミスのビデオもアップしています。余りにも馬鹿馬鹿しくて好きなものです。
本当はあまり良く知らないのですけど、スティーブン・タイラーは不思議な人だと思います。
声も歌も特殊、見た目も含めてオバサンのような感じもします。ゴリラみたいでもあり
大変美しく魅力的でもあります。

美と醜、男と女、若と老の混じった魅力の人だと思っています。肉体性も特殊なので、
アニメを創る私としては彼のユニークな動きにも興味を感じています。


画像は『DeviLove』1話よりデヴィ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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