KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

夢のシラセ

2006-11-29 22:28:43 | 

お久しぶりです。

3日あけたのはブログ開設以来初めてです。結構マメでしたね。私・・・。

休んでいると少しですがプレッシャーがありました。

さて、連続夢ネタばかりで興味のない方はゴメンなさい。私は今夢に大変こだわっています。

自主制作作業をしていないとアニメやマンガの事でブログに描くことが沸いてこないのも
あるかもしれません。

でも私の場合、創作と夢は完全に無関係ではないのです。

夢をそのままお話に使ったことは全くないと思いますが、夢のくれる方向性みたいなものは
関係あるように思います。私は夢のシラセを何の期待も無いけど(したくても不可能)
ただ信じている部分があって、創作もまたイメージのシラセを、こちらは結構期待しながら
信じているのです。


ある縁の深い人から私の夢はストーリーぽいと言われたことがあります。
私は時々夢を記録するのですが、所詮目覚めているときに書き記すものは、夢と意識時の
アイノ子です。

表現力とスピード(体験したイメージは瞬く間に消えていきます)が追いつかずに
どれだけ見た夢の記録を逃し続けたかを私は思い返します。

そして書いたものを後に読んでも多くはどういうイメージなのか全くわかりません。
ただ言葉が並んでいます。その夢を見たことすら思い出せないのです。記録しなければ
忘れてしまう夢は私にとってどうでも良い夢なのかもしれません。

夢のイメージから生まれ、一つの物語にした、できたものだけが、(それがいわゆる
今のテレビや小説などのスタイルとはかけ離れたものだったとしても)私にとって
意味のある夢、あるいは物語なのかもしれないと思っています。

ある種の夢は私個人のことを超えた多くの人と共感を分かち合える物語に思えることがあります。
そんな物語のエッセンスをより判りやすく作品に創り直したいのです。

画像は、ウェブマンガ「ペインレイン」 メッセージを受け取るレッドローズ

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死体を前に高笑い?

2006-11-25 00:51:46 | 

以前のブログで、マンガを描いているとキャラクターが意味不明のことや自分の未経験の
感情や思考を語ることの困惑と嬉しさについてのせました。

下描き中のマンガに「おまえの死体に高笑いを浴びせる」という台詞が出てきてしまいました。
私は死体を前に高笑いをした経験は今までないように思います。描き難いなぁと思っていたら、
シチュエーションは違うけど、夢で経験してしまいました。こういう夢はラッキー!

人の夢に興味のある方はどうぞ。(私は夢の話を読むのが大好きです)

私は育った街、練馬の石神井公園の現実にはそこにないラブホテルに日中出かけて行く。
室内はワンルームのアパートにそっくりだ。私は「最近のラブホはただの貸し部屋としても
使用されるからなあ」などと思っている。

私はその部屋で妹と姪と歌の先生と会話をする。新しい自転車で躁状態の姪は先に帰る。
歌の先生は機嫌が悪い。妹は落ち着いていて私とスムーズな会話が成り立つ。

部屋の中に幼女の霊のようなものが現れて暴れだす。私には半透明状態の彼女の姿を捉える
ことができる。妹と先生には姿を見ることができないが、ポルターガイスト現象は共通に
感じているので「子供がいる」という私の言葉は疑わない。

幼女は私の足にとりつく。私は金縛り状態になる。私は動けないが、飛び回る幼女を
乗り物にすれば良いと思う。幼女は低くすーっとすべるように飛び、私を乗せて表に出る。

商店街を抜けて、石神井公園のほうにむかうと、現実に風呂屋がある場所に、人口の湖がある。
地面は赤い鉄製、水は青緑色に美しく澄んでいる。

幼女の霊は湖の際で、私を怖がらせようとしているのかわざと落ちそうなそぶりを見せる。
私は水を怖がっているのは幼女ではないかと思い、白々しく怖がるふりをして、自ら幼女を抱き
湖に飛び込む。

幼女は泡を吹いてもがく。私は水中を楽しむ。湖はそう深くないので、沈みながら水底に
足がつくかもと期待するが、規則正しい鉄の水底が見えると体は自然に浮かんでいく。
幼女が窒息するかもしれないから浮かぶのも良いかと私は思う。

水面に出ると、幼女は意識を失って離れ、私は金縛りがとけている。

ぷっくりした幼女は、アニメキャラのようにやせた可愛い少女に変身している。黒髪の
ショートカットでゴスロリ風のワンピースと黒白の縞のニーソックスとパンプスを
はいている。

少女は息も絶え絶えだ。「正体は幼女ではなくこんな姿だった」「この子は死ぬ」「どうしよう」
「ざまあみろ」「少女を含めた全てのためにこれで良かった」「まさかこの程度で死なないよね」
私の心に様々な思いがよぎる。

びしょぬれでひくひくしている瀕死の少女を見下ろして、嬉しいのか悲しいのかもわからずに
私は自然に高笑いをしている。終わり

画像はイラスト「Oちゃん萌え」Oちゃんとアンティヨーコ

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楽しい金縛り

2006-11-22 18:07:28 | 

またまたアニメともマンガとも全くカンケーない話です。

私はオカルト的物言いが嫌いなタイプなのですが、これはそれっぽいお話。

高校生のころから時々金縛りに遭遇します。目覚めてしまえば所詮は夢まぼろしの類といえども
金縛り中の本人にとっては普通の夢とはまた違う恐ろしい体験の時もあります。

経験的に、夢うつつの中に何があらわれてもそれを受け入れてしまえば消えていく事を
頭ではわかっていても実際はその時々の恐怖が邪魔をしてうまくいかない事もあるのです。

昨夜は疲れて、とても早く寝たので深夜に目がさめてしまいました。明け方もう一度
眠りこんだ処、しつこく大きな黒い幻と共にやってきました、久しぶりの金縛り。

怖くて嫌なので動けないまま格闘していたら消えましたが、眠ろうとするとまた来ます。

おかしな話ですが、幻なりに前に来た時より厚かましさがないような気がしました。
私も余裕を感じて「いてもいいよ」と自然に受け入れると始めはぎこちない感じでしたが、
どうやら黒い幻は最後には私の中に入ってしまったようです。

離れていくのもいるけど、入ってくるのもいるのですね。

恐ろしくアホらしくもどかしく、そしてエロチックでもあり、とても不思議な体験のように
思えましたが、残念、具体的な情景を細かく思い出すことができません。
動けないからこその自由な動きみたいなものを感じたように思いますが、惜しいです。

霊だとか、そもそも日頃いるとかいないとかをまず考えないようにしていますが、
変な不思議な個人的な謎体験というものは誰にでもあることと思います。

金縛り暦ももう20年以上、時々見たり感じたりする変なものにも初めの頃にくらべれば、
ずいぶん慣れたなぁと思います。追いかけず追い払わずを心がけています。

終わってみれば、「あ~何だか知んないけど面白かった!」今日もご飯が美味しいです。

画像は「ヘンタイ天国」闇を見るぴょん

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ふるえる夜の夢

2006-11-07 21:57:04 | 

このタイトル何だかいいなあ。

ふるえるって寒くてなんですけどね・・・。私の住む家はマジ寒いです。木造の一軒屋、
布団を引く畳の部屋は北西に雨戸の無い大きな窓があり、外は小さな池のある公園、
風が強い日は東京とは思えない底冷え感。夏は涼しいし、景色は最高の素敵な家なのですが・・・

で、あまりの寒さにこのままでは病気になると思い、暖かいパジャマを即買いしました。
寒がりの弱点である首の辺りとかが2重仕立てになっています。着心地も快適。

昨夜は、ぬくぬくと眠れることでしょうと思ったら、布団に入ったとたんに寒くてぶるぶる。
窓を開けていたので布団がすっかり冷たくなっていたのでしょう。これでは前日と同じです。

リッチなあったかパジャマを買ったのにこれは一体・・・とシチュエーションの面白さに苦笑。
寒くて震える時には身をぎゅっと縮めているものですが、あったかいパジャマを着てるんでぇ!
という強気の余裕の気持ちから「人間って一体どういう風に震えるのだろう」と疑問を持ち、
震えのアニメートってどんなだろうと、いつもの病気が発症。震えるままに感じてみました。
防衛本能があるからか、体の動きに抵抗しないのが中々難しいのですが、そのうち暖かく
なるだろうという気持ちの余裕の上で震えに身を任せるのは結構面白い。そして思ったこと。
震えるって快感!それはそうでしょう。でも寒さ震えも気持ちが良いものとは意識外でした。

震えているうちに暖かくなってぐっすり眠りました。明け方に夢を二つ見ましたが、
一つが変な夢。

私はある儀式に参加する。それは葬式の再現である。私は死者の役で箱に入って参列者に
運ばれる。私には共に棺おけに入るパートナーがいる。儀式では私は男性の役割で、
相方はどうやら私の花嫁ということらしい。花嫁役の女性は私よりも背丈も重みも二周りは大きい。
性格も繊細さに欠ける印象、それどころか私は多少の愚鈍さすら感じている。役割としての男性の
私は、彼女に花嫁という、パートナーとしての魅力も全く感じていない。私は、もっと線の細い、
共にお喋りを楽しめる、より明るく快活な女らしい感性の人間を求めていることに気が付く。

私は相手の女性に感心が持てないまま儀式に入ることに不満を感じている。同時に見た目の
印象で、彼女の内面を決め付けてコミュニケーションをとろうとしない自分が好ましくないとも
少し感じている。

二人は箱に入ってぼろぼろにさびれた教会に運ばれていくらしい。私はその場所を知っている。
そこで起こることは確か本当に殺されることだったはずと思い起こす。いや、それは昔の話で
今は儀式だけが・・・と思ってみるが良く判らない。何故私が選ばれたかというのは、
私がもうすぐ死ぬからだと思う。良く見るといつの間に体はかなり痛んでいる。やっぱり最後に
殺されるのかと思う。そう思うと隣の女性と何のコミュニケーションを持たないことが少し寂しい。
彼女の持つ繊細さ優しさ女性らしさが見えてくるような気もするが、何の感情も起こらない。
結局彼女に接点も興味も持てないし話しかける気も起きない。

今殺されなくても、放って置いてくれればもう少しは命を持たせる自信がはっきりとある。
教会についたら棺おけの中から元気良くドンドンと叩けば杭を打たれないだろうと考えるが、
それを保障するものはないのだなとも思う。私のただの希望的な観測の気がするし、
儀式の参列者はもしかすると最後に殺すことを楽しみにしているかもしれないとも思う。

人里はなれた朽ちた教会に着いたと思う。私は儀式の人形になっているような気持ちだ。
中世ヨーロッパを思わせる荒削りで泥臭い色の剥げた木の人形だ。

私は「この人形はキリストなのかな。すると女性は彼の花嫁なのか。」などと考えている。

・・・なんて夢を見ました。不気味で怖かったけど、最後結局死ぬのか死なないのかあやふやなまま
終わったので少々不満、でも面白かったです。

今日は朝から風が強くて気持ちの良い日でしたが、外を歩きながら何度もぶるぶるっときました。
寒いときは震えからなのか怖かったことを思い出すようです。近所の夜の大木を見ながら
2年以上前に見た「リング」という映画のイメージが浮かびました。

画像は「ヘンタイ天国」シバリーナと怒りのぴょん

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