KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

『SpaceLady愛KO』キャラ・その他

2009-11-07 23:06:29 | 『SpaceLady愛KO』キャラクター

ソニー・デジタルの会員制携帯コミックサイト「まんちゅ」他で連載の終了しました
SpaceLady愛KO』の各キャラへの思い入れ&補足シリーズ最終回。


『愛koの仲間のバイカー』


出所の日、刑務所の前で愛koを、ピカピカに磨いた愛車を持って待っていました。
リーダーレーコの宇宙へドロンとナンバー2の愛koの逮捕で、
グループはやがて解散してしまったのだと思いますが、それでも走ることがが好きで
愛koの無実を信じ、会うのを心待ちにしていた、気のいい子たちです。


『パンサー』


戦闘用の豹獣人型クローン。剣闘士、サンドの親友。

元はサンドと同じ赤道戦争の戦士で、サンドとは敵国側のクローン兵でしたが、
彼も後に同じく円形劇場での剣闘士になります。

パンサーはビロードのような黒い毛に包まれた、
クローンの中でも見た目の大変美しいタイプという設定…でも例のごとくカッコよく描けなかった…

動作は敏捷で身は軽く、優雅ながらも長い付けヅメで四肢を奪い、止めを刺すおっかない戦法です。

剣闘士時代のサンドの得意な戦法は一撃の首落としで、これもおっかないですが、
客が喜び、残酷に見えるけど相手は長く苦しむことはないという、サンドの強さあってこそできる技です。

興行主は、剣闘士同士に友情があったら、結束反乱などを警戒するでしょうし、
クローンに友情があるなんて殆どの人間は考えもしないし、何よりも認めたくないので、
その兆しに気づいた時に、劇場の損害になるのも覚悟の上で、
人気剣闘士の二人をあえて戦わせて彼らにとっての悪い芽を摘もうとしました。

サンドとパンサーは戦いを拒否して二人で殺されることを選ぶこともできましたが、
勝って生き残ったほうが必ず自由を掴むという夢を託して、精一杯戦います。

勝ったけど負傷したサンドは、劇場主が手放すことに同意し愛koが買うことになりますが、
この偶然もパンサーの命をかけた願いもあって起こったことだったのかもしれません。

しつこいですが、もっとカッコ良く、猫科的なしなやかさで描きたかった…


『ラヴウェヴマザー』


ラヴウェヴは結構変わった宇宙船です。大変小型だけど性能はとても良いのですが、
もはや乗る人も稀な船。

漫画には描かれませんでしたが、特にサトーは結構マザーとお喋りを楽しんだり、
ゲームをしたりして過ごすことがあります。


『宇宙ステーションのバーのバーテンメカ』


クラッシックなバーのバーテンはメカです。
レーコと愛koの気持ちのよい勝負は、このメカさんも嬉しかったのではと思います。


『宇宙ステーションの武器屋』


サンドと同じ戦場にいた元軍人さんです。戦争で半身が吹き飛んでしまった事で、
使い捨てにされるメカやクローンの苦しみが見えるようになりました。
身体は半分メカ化されています。

戦争の悲惨さは身をもって知っているのですが、これまでの仕事の知識から武器屋をやっているのは
ちょっと皮肉ではあります。
でも、彼は命令だから戦うのと、本当に愛する人を守るために戦う違いを良くわかっています。


『宇宙ステーションのメンテ屋の爺さん』


老職人。家族とは死に別れ、宇宙ステーションでメカを修理する職人をしています。
歳はとっても腕は高度、人がメカやクローンを苛めたり差別したりする事に心を痛めています。

サトーの型のことも良く知っているようで、メカとして高い評価をしています。
一緒にいるのはクローンネコで、こちらは4足歩行。でもカタコトを喋ることができます。


補足ですが、宇宙ステーションは地上よりは自由で平和な空気が流れています。
メカやクローンの殺し合いみたいな野蛮なショーも禁止されていてありません。

地上の差別的な世界に絶望した人が所有するメカやクローンを連れて住んでいる例もあります。

ステーションで働いたり、冒険家に連れられてやって来るメカやクローンたちは、
地上の星よりは差別も少なく、生き生きと振舞うことができるようです。



長くなりましたが、これで『SpaceLady愛KO』のキャラ紹介と補足、思い入れなどを
終わりにいたします。

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございます。

こんなものをアップしてしまうほど、私も彼らと一緒に喜び、彼らを大好きになって描きました。

ヒトコトの方の連載はあと1ヶ月続きます。

ご興味を持ってくれた方、こちらは会員制でなく、オープンなサイトなので
是非読んでいただけたらと願っております。


画像は『SpaceLady愛KO』パンサー。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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『SpaceLady愛KO』キャラ・パンドラ

2009-11-06 13:27:02 | 『SpaceLady愛KO』キャラクター

ソニー・デジタルの会員制携帯コミックサイト「まんちゅ」他で連載の終了しました
SpaceLady愛KO』の各キャラへの思い入れ&補足。


『パンドラ』


キャプテン・ブラッドに仕える、猫型獣人戦闘用クローン。喋ると語尾に「にゃん」が…

ワイルドでアクロバティックな戦闘スタイルで、戦うことやハンティングが大好き。
性格は気まぐれで、気性の激しさを持つ反面、飽きるとどこでも丸くなって寝ちゃいます。

フローラと一緒に主人のキャプテンをおちょくるのが大好きですが、
主を呼ぶ時は「御主人様」…キャラの中では一番丁寧ですが、多分面白がって言ってる感じ。
キャプテンはガラでもないし照れくさくて、かえって嫌がっているのではと思います。

パンドラはキャプテンの言う事はちゃんと聞かなくても、先輩であるフローラの言う事は結構聞きます。
キャプテンよりもフローラのほうが怖いと思っているようです。


パンドラもミノタウルスと同じで、戦闘用でも戦場には出たことがありません。
でも組織的な軍隊よりは、フリーに戦ったり狩をしたりする方が、勝手気ままなパンドラには
合っていそうです。

元々はどこかの辺境の星で、クローンの女プロレスかなんかをやっていた、
ワイルドでナイスバディな美貌のクローン少女パンドラを、キャプテンが気に入って買ったのかな…と
気性も激しいし我儘だし、買ってからの躾の苦労もあったと思いますが、
そんな処かな、私自身彼女の過去はあまり考えていませんし、
パンドラの方もクローンの短い生を、今日を元気いっぱい生きることが一番の関心ごとで、
過去のことなど思い返したりはしない、永遠の少女みたいなタイプだと思います。

キャラのルックスとしては、古代エジプトの猫が漫画になって出てきた感じをイメージしました。
だから来ている衣服は古代チックです。

甲冑は目の色に合わせたサファイアの色。金のフチは黒いボディと美しいコントラストが
出るかと思い描きました。


さて、一気に連続アップしました、このキャラシリーズ、次回で終わりです。

次回はその外の脇役さんたちの何人かをまとめて…
サンドの友達パンサーとかメカ職人の親父さんとか…
描きたかったけどコマ数の都合ではしょった部分をちょこっとお話して〆といたします。

画像は『SpaceLady愛KO』パンドラ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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『SpaceLady愛KO』キャラ・フローラ

2009-11-05 23:16:30 | 『SpaceLady愛KO』キャラクター

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SpaceLady愛KO』の各キャラへの思い入れ&補足。


『フローラ』


キャプテン・ブラッドに仕える、女性型の戦闘対応万能型メカ。
普段の物腰は優美ながらも、戦う時は無駄も容赦もないです。

ボディは最新式にカスタマイズしたばかりですが、製造から150年を得た年代モノです。
キャプテンのような冒険家の間では、現場の咄嗟の判断のためにも、最新式ではなく、
経験値の高い、高性能な年代モノをありがたがる傾向もあります。

フローラは元々高級ハウスワイフメカだったので、お料理や家事も得意。もしかしたら夜も…?!
マンガではコマ数の関係ではっしょった部分もあったのですが、
綺麗な顔して結構毒舌なタイプ。慇懃無礼にキャプテンをおちょっくたりもするし、
そんな一癖あるフローラが、キャプテンも好きなのだと思います。

150年も生きていますので、「人間」というものを大変クールな目で見ています。
そして冷ややかな顔の下、観察や関わりを結構楽しんでいるのだとも思います。
彼女にとって今の主、キャプテンは面白そうな部類に入るのではないでしょうか。
(サトーも愛koを「今度のは面白そうな主人」とサンドに話しています)

セクシーなボディと美しさは、もろキャプテンの趣味。
真直ぐの長い飾り髪をつけた細身の姿は、「999」にでも出てきそうな雰囲気です。

(私好きなのですけどね…あのすごく暗い漫画、どの星に行っても差別や貧困があったり…
蛇足ですが、私の住む街大泉は、原作者の松本先生の住む街です。
大泉学園駅は電車の発車音が999、改札の傍には等身大の車掌さんがいて、
電信柱には999のSLがくっついています。私は生まれも大泉出身で、歩いてすぐに東映動画もあるし、
つくづくアニメや漫画な街に生まれ育ったのかなーと思っています。)

作画はとにかく美しくと思いましたが、そう思うほどに難しいです。
あまり人間的であってはいけないし、(メカはサトーもCOSMOも皆難しかったけど…)
またいつかフローラを、ちゃんと私の脳内彼女の美しさそのままを描ければと思っています。


画像は『SpaceLady愛KO』フローラ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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『SpaceLady愛KO』キャラ・キャプテン・ブラッド

2009-11-05 13:08:19 | 『SpaceLady愛KO』キャラクター

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SpaceLady愛KO』の各キャラへの思い入れ&補足。


『キャプテン・ブラッド』


活躍がTVドラマになった事もある、一般にも知られた宇宙冒険家。銃の名手。
ある種ハリウッドスターみたいなイメージをしつつ、毛深い、女たらし、軽い感じ、
悪いんだけど魅力的、女には優しい、を思い描いてみました。

従えるのは、メカ・フローラとクローン・パンドラ、どちらもセクシーな女性型です。

TVドラマを見ていた(刑務所の娯楽で)愛koの憧れの男性です。

ドラマの方はどんなキャラだったのか、毎回美女や弱気を助けるような普通のヒーローもので、
結構くだらない番組だったのではと思います。
それでも女ばかりの刑務所では、数少ない楽しみであり、凄く素敵に見えたのではないでしょうか。
愛koは悪いハンターに捕まって檻に入れられた動物や囚われの美女などに、
刑務所の自分を投影して救出に来るキャプテンに自由を重ね合わせていたのかもしれません。

そのキャプテンが密猟者でもあった事は、愛koには耐え難いことだったと思いますが、
彼は元々プロの犯罪者というわけでもなく、色々な冒険や発見をし、
実際に動物たちを助けたこともあり、その事件で有名になりドラマにもなるのですが、
ある時救出した珍獣を買ってくれた人がいて、「あれ?儲かっちゃったよ!」みたいな感じで
ハンティングのスリルもあって今はそんなことをやっている、
本人が面白いことをやってたら、良い事も悪い事もしているみたいな、
道徳に縛られない、軽さを持った人間です。

それでも悪いことを続ければ、関わる周りも悪くなっていくわけで、
本人のガラも悪くなってしまいます。
今は道を踏み外している処…といった感じでしょうか。

本来のキャプテン・ブラッドは、明るく気さくで、行動力があり、自分のメカやクローンを大切にし、
(強い女共なので本当は怖いのもあるかも)ダメージを加えた愛koのことも憎みきれない
優しさと魅力を持った男性です。

自身がワイルドなので、メカやクローンも含めて強い女が大好き!
破天荒な愛koのことも面白がって喜んで受け入れることができますし、
本来二人は気が合いそうです。


さて、どうなるのか…


画像は『SpaceLady愛KO』キャプテン・ブラッド。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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『SpaceLady愛KO』キャラ・ミノタウルス&めぇめぇちゃん

2009-11-04 12:55:56 | 『SpaceLady愛KO』キャラクター

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『ミノタウルス&めぇめぇちゃん』


レーコに仕える戦闘用の牛獣人型クローン。普段は「ミーノ」と呼ばれています。

めぇめぇちゃんは、レーコたちの訪れた辺境の惑星に生息する、むにむにと羊に似た生物で、
ミーノと運命的な出会いがあり、星と仲間を捨てて一緒に旅をすることになりました。
生態は謎の部分が多いようです。

ミノタウルスはとにかくでかい、同じく大男のサンドよりも二周り上回るサイズ。
一見怖いおっさん風ですが、知能は人間の幼児と同じほどです。

レーコはミノタウルスに自分を「ママ」と呼ばせ、母親として君臨することで支配しますが、
中身が幼児ゆえに操るのが難しい時もあるのだと思います。

ミーノをサンドと勝負させる時にも、レーコは遊びという事にして興味を引き出しています。

メカやクローンと個人的にやり合っていくのは、人間の方も知恵が回らないといけません。

ミノタウルスは戦闘用として造られていますが、戦場に赴いたことは一度も無く、
毎日美味しいものを沢山食べて、ママは怒ると怖いけど綺麗、COSMOは優しいし、友達もいるし、
宇宙船にも乗れる楽しい毎日、そこにいるだけで誰も喧嘩をふっかけて来ないので、
気の優しい性格に育っています。

それでもCOSMOと一緒に「おけいこ」としての戦闘トレーニングだけはかかしません。

めぇめぇちゃんは喋ることはできませんが、周りの状況は結構理解しているようです。
小さくて目立たないけど、めぇめぇちゃんなりに思い、色々な意思表示をしています。

描くにあたっては、赤ちゃんの知恵みたいなものをイメージしました。

忘れられない記憶ですが、母親などが本当に大変な時に、赤ちゃんは言葉を超えて判っているんだなと
強く思ったことがあります。

これはとても悲しい話なのですが、
以前アフリカの記録で、地雷で足を無くした若いお母さんの映像をTVで見たことがあります。
その時まだお乳を飲んでいるような赤ちゃんが抱いてもらえないのに、泣くのも忘れて目を見開いて
治療を受けるお母さんの様子をじっと見ていた様子が十年以上たっても脳裏に残っています。

あまりに真剣で、赤ちゃんの顔とはとても思えなかったからです。
大人でもあんな顔は見たことがないというくらい、真剣な非常事態の顔でした。

赤ちゃんにあんな顔をさせる事態は本当に良くないのだと思いましたが、
同時に赤ちゃんにはちゃんと知恵がある、みんな判っている、ということも驚きでした。
だからこそ小さな子たちが笑っていられる世界であって欲しいと思ったものです。

ペットを飼っていても、動物たちが生きる意味での本質的な善し悪しが判っていることに
驚くことがありますが、言葉の思考のみが知恵という発想は驕り高ぶりと言えるかもしれません。

ミノタウルスには、赤ちゃんみたいなめぇめぇちゃんの思うことがちゃんと判るようで、
冒険しながら仲の良い楽しい日々を過ごしています。


画像は『SpaceLady愛KO』ミーノとめぇめぇちゃん。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント

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