KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

夢のベル?現実のベル?

2012-05-26 10:37:00 | 

 

最近よく眠くなります。

早寝早起きなのですけど、昼寝もしてたりして。

調子が悪いわけではないのですけど、とにかく眠くなったりする。

一昨日は夜10時に眠ってしまいました。

さすがに4時前に目覚めましたが、また寝て起きたら10時…

12時間近く寝ていたので、驚きです。

そのせいか、あるいは夜中にぎりぎりまで頭をつかっていたせいか、

昨夜は1時過ぎに疲れてはいたけど、眠くはない状態で床に入りました。

しばらくメモなどをとっていましたが、また夜更かしになってしまうし、

頭は冴えても疲れは感じていたので電気を消しました。

 

すると、1時間もしないで、お腹の痛みで目が覚めました。

両脇、特に右側ににひきつれるような実感です。

知らない、よくわからない痛みだなとは思ったのですが、

眠りかけていたので面倒くさくも感じました。

身体を横にして傷む側を圧迫して鈍くして、そのまま眠ってしまう事にしました。

 

すると、うとうとした途端、家電話がなったのか、一瞬ベル音が激しく聞こえました。

驚いて、酷くはないものですが動機がしました。

私は心臓があまり強くないので、夜中に急に起きると辛いのです。

「大丈夫、心臓おちついて…」

そう気持ちを落ち着けようとしながらも、どうもベルの音に違和感を感じた事が気になっていました。

本当に1秒だけ鳴ったのかもしれませんが、どうも普段と同じような耳で聞いた実感が無いのです。

あえていえば、夢の中で一秒鳴った、或いは脳の右上あたりで一秒ベル音が再生されたかのような、

本当に鳴ったのかよくわからない感じ。

だけど、身体は急に大きな音で起こされたように驚きドキドキしているのです。

 

違和感を感じつつも「非常ベル」という言葉を思い浮かべました。

現実に鳴ったのにしても、夢で鳴ったにしても、痛みとベル音とで2回も起こされたからには、

今寝ないほうがいいような気がしました。

動機を収めつつも、初めに無視しようとしたお腹の痛みに向き合うことにしました。

今、このお腹の状態を放っておいてはいけないような気がしてきたのです。

かなり両脇にひきつれている感じを持ちました。

 

お腹は結構「こって」いるのだ、と聞いた事があるのを思い出しました。

首や肩と同様、お腹の中の筋肉もこっている…

私は丁寧に呼吸をして、まずお腹の中を柔らかくしようと試みてみました。

筋肉が萎縮していない方が、単なるこわばりと、本当の痛みを分けて捉えられるように思いました。

お腹の色々な場所にできるだけ静かな呼吸で息を送る感じです。

動機のせいか、息が荒いです。心臓は中々収まらないのですが、

呼吸はまるで、自分でもしていないかのように静かになり、お腹だけが大きくゆっくり動いていました。

そんな動作の中でお腹のつれは、ほとんど気にならなくなり、動機もおさまり、

楽になって浅く眠りはしたのですが、朝すぐに目が覚めました。

 

私の場合、ほとんど呼吸音が無いような呼吸をすると、穏やかでありながら極端に目が冴えるのか、

眠らなくても大丈夫になってしまう事が多いです。

一体どういう状態なのか、よくわかりませんが、時々なる事です。

ただやはり、何かをしようとすると眠っていない身体の疲れは実感しますので、

昼寝でいいので眠気が戻って来ては欲しいです。

 

自分でも何だかよくわからない話ですけど、

ベル音は時々それ以上の印象を持つ事もあるのだなと。

あるいは動機を起こした時に頭の中でベル音が再生されたのか?

お腹のひきつれと心臓は関係があるのか?

 

普段以上に調子自体は良い、肌もつるつると方々で言われ、具合の悪さは何も感じませんが、

自分の身体に起こることを、静かに注意して見てみるのも面白いなと思ったものです。

 

結構身体のベルは鳴っているのかなと。

忙しさや面倒くささにかまけて、無視してきたものもあるのではないかなと。

 

画像は自主制作漫画「ペインレイン」より

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夢のクソガキ

2012-05-23 10:31:52 | 

 

関東やや晴れ。

最近時々寒いですね。

湿度が高いと身体が冷えやすいので、皆さん気をつけて…

 

来月当たりから別ブログでアップ連載開始の『ペインレイン』の適当なラクガキ。

 

PainRainのフォトチャンネル。

http://blog.goo.ne.jp/ktooonzcartoon/e/d0d1d028e670fe30db5a2c2196a42517

 

『クソガキ』

 

友人たちと、田舎の観光地の商店街みたいな処を歩いて、色々とあったけどその夢は忘れました。

 

その後、ある家に行きます。私の家のようです。

シンプルな木のつくりです。そこで映画の撮影が行われます。

 

現実にも、私の家はシンプルな木のつくりで、映画の撮影に何回か使われた事があります。

でもデザインは違います。

 

そこに松田優作に似た監督、スタッフや役者さんが数人、そして子役なのか、男の子がいます。

 

監督は変人で、少し気が変なのか、おかしな事ばかりをして、言っています。

例えば意味無く話の途中でお尻を出しているとか。

「監督、何やっているんですか?」と、つっこむのも嫌な事ばかり。

私は何でそこにいるのか、家を貸しているだけなのかわかりませんが、少々ウンザリしていました。

スタッフの一人は用事があって先に帰りました。

撮影が早く終わらないかなと思っていたら、子供が泣いています。

監督が嫌になってもう止めると言い出したのです。

「撮影中止ですね!はい、帰った帰った!」とすればいいのですが、

あ!これはまずい!とお節介にも思ってしまいました。

子供はやんちゃで、「僕の演技って超すごいでしょ!僕こういう工夫してね!」みたいな

ガキんちょのクセにしょっているというか、物怖じしないというか、

正直煩くて憎たらしい子供だなと思っていました。

「決めた事は最後までする!」

困ってはいるのに、自分を省みることもなく、

まともに対応する気もないような監督に代わって私が渇を入れました。

泣いていた子供はハっと泣き止みました。

「たしかに監督はしょうもないよ!アナタだけじゃない。私も他のスタッフも皆そう思ってるの!」

「撮影が終わったら、あなたこの人殴ってもいいから!今無理ならもっと大きくなってから殴りにいっていい!

だけど、自分の決めた仕事だけは最後までやろう!今だけこの監督の言う事を聞こう!」

 

ガキんちょは撮影に応じたようですが、今度は私に変に慣れてしまいました。

わざとなのか、落ちたら死ぬような場所で猿のようにぶら下がっていたり。

私は友達に頼んで下に布団を引いてもらいました。

落ちてもケガくらいで済むようにと。

 

それと、脚本の自分の出番でない場所、特に濡れ場なんかに感心を持って読んでいます。

「悟った女は男を立てる事をわかっている…」

みたいな台詞が、モロ男視点で男を悦ばせるために床で語られているというような

ナニコレ~…みたいなウンザリする脚本を、そのガキが読んで、

私を女優さんの代わりに後ろから抱きしめたりしています。

ガキは凄く嬉しそうに演技で大人の男になりきっているというか、

夢とはいえ、あまりにもしょうもないシチュエーションに余計ウンザリしてしまいます。

 

監督もだけど、このガキも全くしょうもない…

 

もう夢だとわかっているので、淡々と見ていましたが、

私には弟がいないので、あまり悪ガキタイプには縁がないし興味も無い。

甥はいて、随分面倒を見ましたが、身も心も今だ天使みたいな素敵な可愛い子なので

夢の悪ガキとは大違い、私にとっては随分珍しいものを見ているなと思いました。

 

画像はラクガキ、5分もかからずに描いたもの。


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This Heat&夢のトイレ

2012-05-21 11:51:07 | 

 

お茶を飲み、This heatを聞きながら…

Deceit (1981)このアルバムは今聞いても皆面白いです。

私はこのアルバムから「偽り、嘘」という英語を覚えました。

http://www.youtube.com/watch?v=MDq9YHcIip0&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=PoCze4CNEms&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=qu2T1JJTN1U&feature=related

 

Paper Hats

絶叫が凄い。リズムが凝ってます。ティーンのころは身体が震えるほどカッコイイと思いました。

A New Kind Of Water

洗練された構造。初めのお経のような謡のような…だけはもっと美しく能の地謡のようにして欲しかったけど。

呪文を呟くようにさせたくて、その後の民謡調朗々ボーカルとのギャップのために、わざとゴニョゴニョせたのかな…

Cenotaph

このスカスカ音で鐘の音を再築できるのが良いですね。

呪いの様な弔いの鐘が響いているようで恐ろしくもあります。

 

マニアックな次兄がいいよと教えてくれたのですが、若い頃は最も好きなアルバムでした。

今聞くと歌いが残念な部分もあるのかもしれないのだけど、当時にこの音作りは凄かったのです。

以前借りたピチカートファイヴを聞いた時も、

この曲は面白いのだけど、女性の歌が下手なのは残念だなと思ったものですが

絶叫系や荒削りの音楽などは別かもしれませんが、

ある程度の洗練さを持った音楽が、下手な歌だと届くべき処に届かない気がしてしまうのです。

スティーブン・タイラーとかジェームス・ブラウンとか、サッチモも、極めて悪声だと思いますけど、

それを逆に生かせるほどに歌は上手いですからね。

ただ、本人が歌や詩を自作している時には、自分で自分のメッセージを歌う事こそに意味があるので

別の聞き方を捉え方をする必用があると思います。

 

 

金環日食の時、何かが起こる…

 

残念ながら、私はトイレの夢などを観ていただけでした。

 

トイレの夢はよく見ると思います。

寝ながら行きたいなと思うと見るのです。

しかし、ハンパなく汚いトイレの夢を観てしまいました。

うわーっというくらい汚い!

ここではとてもできない。ラクガキもひどくすさんでいます。

しかも個室なのに縦長…?

ここ男性用じゃないの?

ドアは女性用なのに…

 

表に出ると、ドアは別々なのに中は繋がっていたみたいです。

できるだけ落ち着けそうなトイレを探して奥までいったら、男性用に入ってしまったのです。

聞く処によると、現実にもそうらしいのですが、

夢でも女性用より男性用の方が汚く、凄まじいラクガキだらけでした。

 

でも、どうせ夢なのだから、

勇気を出して、世にも汚い縦長便器で用を足す体験をして置けばよかったと思いました。

 

今後汚いトイレを描く機会に恵まれる時には

この夢からイメージを持って来る事にしましょう。

あ~汚かった!

 

 

 

しょうもないおまけ画像…今やってるプロジェクトの一つより・・・

夢のトイレよりは綺麗だけど、ちょっとぼかしときました。

女がこういう物も描き出すと、もはや女ではないそうで、モテなくなるという言い伝えがあるそうです。

普段はとても女性らしい私ですが、作家の自分は男でも女でもないから仕方がないんです。

 

画像は愛Koとレーコ

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夢『凶悪犯がやって来る』

2012-05-20 17:11:23 | 

 

夢の話。

ちょっと妖しい描写があると思いますが、できるだけ冷静な記録として残す意思ので…

 

「あ~…こういうのってどう描くのかな~…」

 

例のごとく、あんまり考えると、脳がおーばーひーとするのか、意識が落ちます。

で、本当に夢うつつ状態に入ってしまうのです。

学生時代の試験とかじゃなくて良かった。

問題見た途端、寝たりして…

 

何度か日記の話題にしましたが、2年前から友人と成人向けのアニメを作っています。

お互い仕事の合間で進めていますけど、チャレンジしたい作品です。

男性の方はある程度任せてしまっていますが、

女性の表現を、触れられた感じ、息使い、肉体の柔らかさ、受け入れと拒絶、

どう描くのか、難しいのです。

 

 

『凶悪犯がやって来る』

 

私は夢うつつの中で誰かに身体を触られています。

金縛りの時とおなじくらいに具体的な実感を感じます。

いつもだったら、別の存在を感じると怖いので、できるだけ意識を戻そうと思うのですが、

何故か今回は怖くなかった。

あ、アニメに役に立たないかなと思いました。

現実よりも、冷静に見るチャンスだと、すぐに思いました。

初めはじわじわでしたけど、所詮妄想の錯覚とはいえ、本当に触ってきたので

「やったね!」と思いました。

本当にヘンタイですね…私…何とかしてくれって感じ…

 

余談ですが、明晰夢で幽体離脱して女性を自由に襲ったりできる男性の話を聞いたことがあります。

セックスするのはいいけど、何も襲わなくても…とは思いつつも、

随分珍しいことができるんだな、と感心しましたが、

今は、人間そういう事くらい、望めばできるのかもしれないと思います。

「カーマスートラ」はインドの童貞のお坊さんが書いたと言われていますが、

お坊さんも身体を抜け出して性の実技体験をしていたのかもしれません。

 

話戻って、ヘンタイな妄想ですみませんが、

実感としては、金縛りの時に本当に何かにのっかられているような気がするのと同じように、

本当に愛撫されているのと非常に似た体験です。そしてすごく感じます。

男性は素晴らしい肉体の人、でも顔は見えません。

こんなに身体がいいのなら、顔なんか無くてもいいような気すらしてきます。

残念ながら、ここまでの身体の人は私は実体験として知りません。

肉!筋肉っ!何という厚い胸!このすべすべの肌!すごーいって感じ。

男も女も赤ちゃんの記憶なのか、おっぱい大好きなのかな。

今までのリアル皆さんにちょっと悪い気もね…私は現実にも好みの肉体性に拘る方だし、

勿論それぞれ素敵な身体ではありましたけどね…

 

性器の方に夢うつつの意識を持っていくのは難しかったようです。

彼の持ち物がどんなだったかわかりません。

全身への前戯どまりでしたけど、アニメの参考に結構なると思いました。

こんな夢現を見ると、現実の自分は、まだまだ、密室の恋人関係ですら、

人の目を気にして、解放されない部分もあるんだな…

私はもっともっと素直に楽しみ感じて喜べるんだな…と、今思ったりします。

人間って限界がないんですね。

物や金を欲しがるよりも、もっともっと真白に…が、一番業が無い様で深かったりして…

 

元々この手の夢は珍しいのですが、

それでも金縛りと似た感じというのもあって、

夢でここまでリアルなのは先ず無いだろうと自分でも感心していました。

夢では声を上げてのけぞる勢い、気持ちは「もっと!もっと!」でしたが、

さあ、これ、起きている知り合いでも傍から見ていたら、やはり私は普通に寝ていたのでしょうか。

大抵金縛り時の人間は、うなされてさえいなければ、傍目に普通に寝ているといいます。

 

私はそのまま夢の中に入ってしまったようです。

同時に、疑問の無い意識から、

(もし当たり前の疑問を持ったら、存在しない誰かに触られている実感を認めて体験することはできません)

疑問や思考もある意識に入りました。

でも、私は、金縛りと似た状態から普通の夢に移行した事はわかっていました。

 

男性には顔ができました。完璧性という無個性から、個性的な肉体ができました。

顔があるということは、人格があるのです。

人としての疑問や戸惑いもある事でしょう。

彼はふっと私から離れて行為をやめてしまいます。

 

「どうしたの?」

 

私が訪ねると、

 

「・?*+%&#”!$’」

 

日本語だけど意味がわからない事を言いました。

どうやら私への批判のようです。

さあ、面白いぞ!と思いました。意味がわからない考え方などに出会うと、

ぷちパニックにもなりますが、同時に未知の面白さを感じるのです。

だけど同時に、途中で前戯を一方的にやめられたり批判された面白くない感情も私にはあります。

 

ちなみに男性は古い知り合いにソックリです。年をとったというよりは、そのまま老け込んだ感じに見えます。

彼自身の素晴らしい人格、資質は、夢の中で十分感じられる印象です。

そして現実の私たちは長い付き合いの中で、手すら繋いだ事もないのです。

彼の顔身体になってしまった以上、ベッドの続きは無理だったのかもしれません。

 

「言っている意味が全然わからないんだけど」

 

 私がそう言うと、彼は多少言い難そうに、簡単に言い直しました。

その事によって本当の核心からはずれてしまったのでしょうけど、

私は彼自身も、そんなに言っている内容に自信はないのだ、

自分の感情に戸惑っている部分もあるんだなと思いました。

 

どうやら彼は、私がえびぞりのけぞるほど感じすぎていることが気に入らないようなのです。

まあ、そういうのあるだろうなと思いました。

彼は元々、感情を表に出さないタイプです。セックスもそうなのかもしれません。

あまりにも相手の方が一人で感じすぎていると、自分は置いてきぼりになった気がするかもしれません。

あと声やアクションがうるさいと、引いちゃう時もあると思います。

私はその時もう、自分で自分が見られていなかったので、客観的視点でどのくらいいっちゃってるのか

よくわからなかったのですが、行為を途中でやめられ、自分が否定されたようでムカムカしながらも、

私が判断しているのが、ある程度当たっているのだとしたら、彼の心が引きこもってしまうのもわかる。

私は相手がいるのに一人だけで楽しみすぎたかもしれないとも思いました。

 

私は素直にそう語りましたけど、

 

「一人で感じすぎてしまった事自体は、別に人として悪い事ではないんだよ」

 

とも最後に言いました。

彼はその言葉にはっとなったように見えました。

彼が自分にも間違いがあったと認めたように見えた時、逆に私にイジワルな嗜虐心も起こってきました。

 

「もういいよ。やる気なくなったみたいだしね。帰って!」

 

 彼とはこれ以上会わなくていいとすら思いました。勿論情もあります。

でも私はエネルギーの溢れるイキイキとした怒りをぶつけて発散する方が楽しかったのです。

 

何故か他にも家に人がいました。人種も様々。年取った買い物帰りの夫婦とか。

私はコンクリートの古いマンションに住んでいます。夜です。

パーティでもやっていたようです。

 

「みんな遅いのでもう帰ってください!」

 古い友人にそっくりの男は他の何人かの若い人と一緒にドアの外に出されていました。

それでいながら、私は追い出された彼がもう一度ドアを叩く事を期待していました。

 

彼の姿はガラスに写っていました。やはりドアを叩きました。

開けると笑顔です。冷静です。余裕です。

 

「何も自分たちはこうならなくても良いと思うんだ」

 

尤もです。賢い人には勝てません。

本当に本当の事を素直に言われたら、人間もう相手に逆らえないのです。

私の友人達は、現実でも悪びれない人が多いので、私はいつだって負けっぱなしだなと思いました。

 

「君は何て酷い女だ!どうしようもない人間だ!」

 

なんて怒って見苦しく騒いでくれたら、

私は彼と即効別れる事ができるのに…と夢の中でも思いました。

 

すると異常な展開が起こりました。

 

一人のメキシカン系風の青年が言います。

 

「今ラジオで武装した凶悪犯が脱走してこの辺りに潜んでいるから警戒するようにと言っていた」

 

怖くなった私は、今の今まで帰れと言っていたのに、老夫婦に

 

「今夜はここから出ないほうがいいですよ」

「でも、食べ物を鍋に入れっぱなしなのよ」

「どうしてもというのなら、仕方がありませんが、戻る途中で犯人と会ってしまったら…」

 

私の家は両脇に窓がありました。寝室側は閉めることができますが、反対側のベランダの窓はガラスがなく、

布を垂らしているだけでした。

非常階段の中に入ってよじ登れば、誰でも入れてしまいます。

だからお客が沢山いたのかもしれません。

 

外部の世界に閉じる事ができない空間に

凶悪犯がやってくるのかもしれない…

こんな設定の話あったな…楳図かずおだったかな…

なんて、そんな話、本当はないのですけど、夢の中ではそう思っていました。

この話を自分は描きたいけど、もう既に有名な同じ話があるから

ダメだよね…残念だな…なんて事も考えていました。

 

少年のように若いメキシカンかインディアンみたいな青年は言いました。

 

「僕は銃を持っているから夜通しベランダの前で隠れていよう」

 

何で銃なんか持っているのか?夢を観ている私は思いましたが、

でもまあ敵じゃないみたいだし良かったなと思いました。

すると彼が、ベランダに誰かいると言います。

それはアフロヘアの青年でした。何故かベランダに潜んでいました。

でも凶悪犯ではなさそうです。

 

結局老夫婦も家に戻らないようでした。彼らは買い物した食糧を持っていたので、

警戒中の食事はそれで足りるから良かったなと私は思いました。

とにかく人は結構います。パーティの人ももどってきているようですが、

前はいなかっただろう、知らない人が結構いるのです。

現実の知り合いが楽しそうに声をかけます、

 

「すごい人だね。少ないんじゃないかと思って僕が彼らを呼んだんだけど…」

 

皆結構楽しく騒いでいます。

 

でもちょと待ってくれ…こんなに知らない人が増えたら、

凶悪犯が中に混じっていてもわからないではないですか…

それを誰も何とも思ってない。大体ベランダにいたアフロの青年は、

本当に凶悪犯ではないのでしょうか。何でベランダに隠れていたのでしょう?

大体凶悪犯は本当にいるのでしょうか。

本当にこの辺りに潜んでいるのか、武装したメキシカン風の青年がヒトコト言っただけなのです。

唯一銃を持っている、彼こそがその凶悪犯かもしれません。

そして、夢の中に凶悪犯が出てくれないと、この夢は面白くないような気がします。

早く出てきてくれないかな…

そう思いつつ目が覚めました。

 

わずか数十分も満たない時間。

ちょっとしたお昼寝でイチャイチャするわ、凶悪犯騒ぎも経験しちゃうわで

夢って面白いです。

 

さて!仕事!

 

画像はサチコとベティ。


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悪い

2012-05-17 10:14:07 | 

 

↓一個前の夢記録日記を読み返して思った事。

 

私が夢が好きなのは、

普段思っている事、対象として捉えている観念などを、自己体験しつつ、対象化できるから…

何か適切な良い言葉が出てきませんが、

単純に言ってみれば、見つつ体験できるからです。

現実と同じじゃん、と言えばその通りですけど、

夢の方がある種冷静でいやすい部分があると思っています。

 

「悪い」

 

アダムとイブの話から、さてはチンパンジーの行動まで、

私は常日頃、この「悪い」という意識が、人間が人間になった事と

大いに関係あるのだろうな、とは思ってはいるのですけど、

ではそれが何故か?というと、ほとんど良くわからない。

自分自身の「悪い」という意識と、自分の始まりとの関係が見え難いからです。

 

でも前の記録の夢で、私は生きたまま揚げられるアンコウのようなフグのような魚に

「悪い」というか、激しい抵抗、否定意識を持つわけです。

その時、夢の中で私の意識が始まっていました。

 

子供時代の記憶などからも、「悪い」という意識は強烈な記憶と伴っている気もしますが、

嫌な事は忘れてしまう、というのも同時にあると思います。

人が言語化意味化するのは、対象が「わからない」という恐怖心から始まった、という説もあるそうで、

それは実感として良くわかる部分もあります。

対象の意味化という言語化は私が毎日やっている事だからです。

 

「悪い」から来る抵抗意識が、意識の始まり、という見方もあるんじゃないか?

正に「悪い」から突然始まった夢が、そんな実感をイキイキと持たせてくれます。

ちょっと面白かったりします。

 

「悪い」という意識は良いと思います。

それで人間が人間になったと仮定すれば、「悪い」こそが言語以前の初めの一歩かもしれません。

親は子供に生きていってもらいたいがために、いかに「悪い」「めっ!」を教えるか。

酷い怪我をしてからでは遅いので、「良い」よりも「悪い」の方が、まず大事かもしれません。

時々過剰に教えすぎてしまう時もあるかもしれませんけど。

 

でも、「悪い」という観念を知ったその先は何があるのか?

次から次へと覚えた「悪い」を当てはめていく?

それとも「良い」でしょうか?

観念や対比じゃない、本物の「良い」?生きる「良い」存在を目指すべき?

 

もし、意識が「悪い」から始まったとしたら、

「悪い」という観念から、少なくとも私自身の抵抗意識の部分はなくしてみたらどうなるのか?

面白い実験のような気がします。

 

多分「悪い事は悪い」です。

できたら、悪いとかズルいとか思う事はしない方が、関わらない方が良いとは思います。

でも、すでにそこにある何か「悪い」と思われる事、物に、

対処はともかく、激しく心で抵抗する必用はあるのでしょうか。

勿論悪を憎む心は非常に人間らしい、ある意味美しいとも言える。

(罪とやらを憎まず人こそ憎んで、になっちゃう、逆の人間らしい美しいと言い難い例も多いと思いますけど…)

でも私がその対象を憎もうが憎むまいが、抵抗しようがしまいが、

全く同じ制御行動はできるかもしれません。

 

私は、自分や他人の命や健康や精神的な心情の幸せを助けるため「悪い」に対処するのではなく、

自分が「良い」「正しい」と見せたくて、鬱憤を晴らしたくて、

自己満足したくて、ケンカがしたくて、他の人に見せるために、カマトト良い子ぶって、習慣として、

「悪い」と思わないと「悪い」ような気がして、悪という対象を創って憎んで見せたりする時もあると思います。

でも、時にその結果、「危険」「困難」「トラブル」「対立」という、

正に「悪い」状況をかえって増やしてしまう事もありそうです。

 

「悪い」に抵抗心を持たなければ、

自分の中の「悪い」にまつわる「悪くも何ともなかった」ハッタリに気がつきやすくなるかもしれません。

 

世の中のかなりの「悪い」」が減ってくれそうでもあります。

遊んでみます。

 

 

画像は漫画『ヘンタイ天国』まだ制作中、何年やってるんだ!遅すぎる!悪い!

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