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現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。ezaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで1メートルのブレーキ痕がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします
署名はこちらから↓
「片岡さんを支援する会 再審請求への署名のページ
足利事件 捜査、裁判を徹底検証せよ(6月25日付・読売社説)
なぜ、捜査当局が白旗を揚げる事態となったのか。裁判所はチェックできなかったのか。徹底した検証が必要である。
1990年に女児が殺害された足利事件で、東京高裁が菅家利和さんの再審開始を決定した。菅家さんについて「犯人でない可能性が高い」と判断した。
宇都宮地裁で再審の審理が行われるが、検察は無罪を求める見通しだ。逮捕から17年半を経て、菅家さんの無罪は事実上、確定したといえるだろう。
再審は「開かずの扉」と言われた。開始決定のハードルは、今も極めて高い。死刑か無期懲役が確定した後、再審で無罪となったのは、戦後の事件では5件だけだ。それらの再審でも、検察はあくまで争う姿勢をみせてきた。
今回の対応は全く異なっている。再審開始の決定が出る前に、無期懲役刑の執行を停止し、菅家さんを釈放した。最高検は謝罪した。脆弱(ぜいじゃく)な証拠に基づく立証だったことを認めた結果といえる。
菅家さんの「自白」を、精度が低かったDNAの鑑定結果で支える。それが立証の構図だった。
だが、最新技術を使った再鑑定で、当初の鑑定結果が否定され、はしごを外された形となった。菅家さんの供述を裏付ける他の有力な証拠がなかったため、「自白」の信用性も揺らいだ。
弁護団は高裁に対し、再審開始決定の前に、捜査員らの証人尋問を行うよう求めていた。なぜ今回のような事態を招いたのか。その検証のためだった。
高裁は、それには応じなかった。迅速に決定を出し、再審を進めることを優先したためだろう。検察が争わなければ、再審の法廷でも実質審理の必要はなくなる。証人尋問の実施は、現実的には難しいのではないだろうか。
だが、捜査、裁判の検証が必要であることは、言うまでもない。なぜ、DNA鑑定を過信したのか。もっと早く、再鑑定はできなかったのか。警察、検察、裁判所は、失態を招いた原因をそれぞれの立場で洗い出す必要がある。
今回の問題により、捜査当局の取り調べに対する不信感が高まることは避けられまい。
警察、検察は取り調べの一部について、録音・録画を試行している。間もなく始まる裁判員裁判でも、取り調べの様子を記録したDVDなどは、被告の供述の信用性を判断する証拠となるだろう。
恣意(しい)的な運用を行えば、警察、検察の信用は地に落ちる。そのことを忘れてはならない。
(2009年6月25日01時33分 読売新聞)
確かに,B氏が本件に利害関係を有しているとは認められないが,他方で,B氏の供述内容は,本件現場付近道路を速度約50ないし55キロメートルで走行中,脇道から当該白バイが自車の前方約10メートルの間隔で合流してきたので,軽くブレーキを踏むと,当該白バイは,いったんは乗員が座り直すような仕草をし,その後に加速しながら走り去り,その速度は時速約100キロメートル程度に思われたというものであるところ,自車がそのような速度で走行中に脇道から前方約10メートルに進入する車両があったのに軽くブレーキを踏んだにとどまるというのは通常の運転態様としてはいささか不自然であり,目測による車間距離の測定又は減速の度合いの表現が必ずしも正確ではないと思われ,また,当該白バイを見て自車が減速する反面で当該白バイは脇道から幹線道路に合流して最終的には加速をする状態が相乗する場面であり,時速約100キロメートルという認識も目測による感覚的なものであることを考慮すれば,B氏から見た当該白バイの相対速度が相応のものに感じられる状況であったとは考えられるが,当該白バイが時速約100キロメートルという表現どおりの速度を出していたとみるのは相当ではなく,かかる証言は,被害者運転車両の速度についての前記認定に対する合理的な疑いを抱かせるものではない。
被害者運転車両の速度に関する弁護人の主張は採用しない。
ほ~
今までの何を言っているのか全く理解不能の【事実認定補足であるところの被害者運転車両の衝突直前の運動状態の裁判官判断】ではあったが、最後に来て、簡潔にして明瞭。こんなふうに言えるのなら最初からこの調子でやればいいのにと思うほどだ。非常に残念なのはこの私の評価はあくまで日本語の文章としての評価であり、このような結論に至ったその過程に関しては昨日まで延々と検証してきたように重大な問題があり、そこから判断することは、特にその職務の特殊性重責性を考慮すれば決して許されることではないのではないか。
以上の理由により裁判官が
被害者運転車両の速度に関する弁護人の主張は採用しない。
とした判断は、、、、
第2章 冤罪を生み出す人たち
3 裁判官の問題
信じられないこじつけ論法 (2)
・・・
この事件では被告人の片岡晴彦さんにとって最後の砦である、「警察が証拠を偽造した」という主張も、裁判では認められなかった。
写真のスリップ痕は二本ともタイヤのすぐ後だけが濃い。習字でも書き出しが濃くなってしまうのと同じだ。高知地裁の一審で証言中にその不自然さを問われた警官は答えに窮した。ところがなんと、片多康裁判官が手助けしたのだ。
「白バイから漏れた液体とかが付いたりしたのでしょうね」
現場路面の傾斜を見たが、白バイからバスと反対方向へ下がっていた。だから、バスのほうに流れるはずもない。液体がそこだけに飛んだのか。そしてスリップ痕は事故翌日には消えていた。摩擦で溶けたゴムがこびりつく本来のスリップ痕なら「乾く」などありえない。それでも控訴審で柴田裁判官は「ブレーキ(スリップ)痕には一部不合理な点があるが存在を否定するものではない」とした。
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現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。ezaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで1メートルのブレーキ痕がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします
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