![「ポチの告白」初日舞台挨拶 高橋玄監督 2009.1.24Tokyo,Japan 「ポチの告白」初日舞台挨拶 高橋玄監督 2009.1.24Tokyo,Japan](https://i4.ytimg.com/vi/CJ5qUyWyUHk/default.jpg)
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2009年06月05日 00:43
今日 一人の受刑者が冤罪が証明されて千葉刑務所から釈放された。足利事件の犯人とされていた菅谷さん(62)です。事件の詳細はここでは書かないが、気になっているのが今後の「検察・警察」の対応です。
「当時の警察官を許すことはありません。決して許しません。間違ったではすまないんです」。
これは釈放後の菅谷さんの記者会見でのコメントです。「間違ったではすまない」これは「犯人ではないと知りつつ、私を犯人と仕立てた」ということを言いたいのではないか。間違いではなく故意に冤罪を成立させられた。そう言っているように私には聞こえる。
前のブログの今日の記事にもちらりとこの事件を書いたが、冤罪を生む原因の一つは捜査現場にあると考えている。上からの命令にNOと言えない現場。それに乗っかる検察。それを黙認するマスコミ。この3つが揃えば間違いなく冤罪事件は成立する。そして、冤罪が証明されても、直接捜査に関係ない人達が頭を下げて終わり、当事者は誰も責任を取らないのが今までの例だ。志布志事件で捜査を担当した警官が一部社会的制裁を受けたのが私が知る唯一の事例だ。
足利事件の当時の捜査官や検事が今も在職しているかどうかは知らない。逮捕されたのが何しろ17年前だ。例え彼らが退職していても、取調べなどの状況を説明し、謝罪するべきだろう。今、高知白バイ事故国賠訴訟で、現場捜査官を被告としているが、明らかに故意に彼らが偽証や証拠捏造をしているからに他ならない。重大なミスなんてものではない。その責任を現場に取らせたい気持ちが片岡さんや私達にある。
起訴されたら有罪率99% この数字を優秀な警察・地検の捜査能力の証とみるのか、そうではなく『怪しい』とみるのか。警察や裁判に縁のない人から見れば前者だろう。治安の良い国というイメージは警察のおかげだろうか?それとも日本人のモラルとか道徳観のなせることか?そういったことを考えてもいい時期が来た。無条件に司法(弁護士を含めて)を信用できる時代じゃなくなっているのはあきらかではないだろうか。
前法務大臣の鳩山氏は 国会で愛媛・高知白バイ事件に関連した民主党細川代議士の質問にこう答弁している。
「確かに 警察の捜査にはしっくりと来ないものがある。」
「検察がしっかりとしていれば、こういうことは起きない。」
しっかりしていないどころか、警察の寄生虫じゃないのか?裁判所もそうだ。警察のデッチ上げを追認することが出世の道とでもおもっているのだろう。
司法の官僚化がここまで来ている。官僚の本質は「出世と保身」これに尽きる。このブログで裁判官までがその価値観で動いていると言ってもそれを信用できる人は少ないだろう。 なぜならそういった捜査や裁判を目のあたりにした体験を持つ人が少ないないからだ。
「慣れは怖い」。
今までは大丈夫だったからといって、同じ事を続けていると、痛い目に合うことをシバタヒデキ裁判官や高知県警は気が付いただろうか? それとも 「今度はもっと上手にやろうね」と間違った反省をしているのか? カタタ裁判官の異例ともいえる昇進をみて「出世のためにはあの手だな」と裏技を仕入れた気分の若手裁判官もいないとは言えない・・・・
取りとめも無く書いてしまいました。最後に足利事件にはなしをもどします
菅谷さんに賠償金が支払われたとして、それは税金で支払われ、謝罪が行われたとしても17年前の捜査に関わっていない、つまりは関係ない人達がするのだろう。しかし、少なくても謝罪については菅谷さんの願いに沿う結果がでることを期待している。そうでなくては 同じことが繰り返されるだけだろう
蛇足
次回の衆院選挙における 国民審査に参加しましょう
こちらもよろしく
高知白バイ事件再審請求署名活動中です
詳細は→支援する会HP
悪党瓦版屋の高○新聞が、ごもっともらしき社説を載せている。一部紹介。
【足利事件】無罪判決と検証を急げ
最高検は検事数人によるチームで、捜査段階から公判までの全過程を調査するという。徹底的な検証を急いでもらいたい。
※高知にも有るだろう。事故の全過程を取材し、徹底的な検証を急いでもらいたい。
高○新聞に言っているんた゛。
□釈放された菅家さんに聞く(動画)
6月5日2時2分配信 日本テレビ
90年に4歳の女児が殺害された「足利事件」で千葉刑務所に服役していた菅家利和さん(62)が4日、釈放された。菅家さんと弁護を担当した佐藤博史弁護士が4日夜、「NEWS ZERO」に生出演した。現在の気持ちなどについて聞いた
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20090605/20090605-00000004-nnn-soci.html#
【足利事件】「捜査は妥当だった」「思い出したくない」 栃木県警元幹部ら
2009.6.4 12:11
足利事件で菅家利和さん(62)の釈放が決まった4日午前、事件捜査にあたった元栃木県警幹部らは「捜査は妥当だった」と強気の姿勢を示す一方、「事件のことは思い出したくない」と複雑な表情をみせた。
「えっ、そうなの」。県警職員は庁舎内で菅家さん釈放決定のニュースを見ると、絶句。幹部らが情報収集に追われた。
当時の刑事部長(75)は「無罪が確定したわけではない。問題はこれから。法律に基づいて妥当な捜査をし、自供も得ている。(菅家さんが)やったと信じている」と話した。
別の捜査幹部は、菅家さんの釈放決定を県警関係者から4日朝、電話で知らされたという。自宅前で記者に「何も言うことはない」と繰り返し、いらだちを隠せない様子。「もう思い出させないでくれ」と、記者の質問をさえぎった。
2003年 ザ・スクープ 版
<特集1>検証!少年10人「えん罪」事件
2001年9月、静岡県御殿場市で少女にわいせつな行為を働いたとして10人の少年たちが逮捕された。警察の捜査や少年審判は「被害者」の主張どおりの「ストーリー」で進行、少年たちは少年院や拘置所に送られたが全員がえん罪を主張している。「僕たちはなにもやっていないのに警察から自白を強要された」「無実を勝ち取るまで僕たちは闘う、絶対にあきらめない」。そして取材の結果、意外な新事実が次々と浮かびあがった・・・。
●取材室という密室でおこなわれた警察の誘導尋問、暴力
●事件当日、少年たちにアリバイがあること
●携帯電話の記録が語る真実-何と被害者とされる少女は全く別の場所にいた!
しかし、その後少年たちの裁判は前代未聞の信じられない展開に・・・。なぜ、少年たちは長期間拘束され続け、親との接見さえ禁止されたのか?さらに退学・留年・進学断念・・・少年たちの青春は警察によって奪われた!
■ 少年10人“えん罪”事件~警察に奪われた青春スタジオ~事件の疑問点を検証取材VTR→スタジオ→取材VTR→スタジオ 約20分
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/asx/scoop030202-01_0300.asx
■ 少年10人“えん罪”事件~親と子の闘い500日スタジオ~被害者の供述の変遷取材VTR→スタジオ 約20分
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/asx/scoop030202-02_0300.asx