丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

特別展:東寺②&新指定国宝

2019年04月28日 06時21分35秒 | 芸術
東寺の2回目、金曜日の夕方に行きました。恒例の新指定国宝・重文の鑑賞も兼ねて。
今回は天気が悪く寒かったせいか、比較的空いていました。混雑具合の予測は難しい。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(-)は既鑑賞。所蔵場所の記載がないものは東寺。)
(401) 両界曼荼羅図(西院曼荼羅・伝真言院曼荼羅)・・・これが目当てで行ったようなもの。大きさ、色彩、構成、見入ってしまいました。
(402) 十二天像六曲屏風(甲帖六天)・・・今回は半分だけ
(-) 真言七祖像(前回は不空、恵果、一行。今回は善無畏、龍猛。)
(-) 五大尊像(前回は降三世明王、軍荼利明王。今回は不動明王、金剛夜叉明王。)
(-) 十二天像(前回は毘沙門天、伊舎那天、帝釈天、火天。今回は閻魔天、羅刹天、水天、風天)・・・これまで他に梵天、地天は既観賞。あとは日天と月天。
あとは仏像曼荼羅を再度堪能。

法隆寺宝物館の通常展で、ひとつ新たに見られたものがありました。
(403) 竹厨子・・・1m四方くらいの、お経を入れる箱の・ようなものですが、作りが精緻で保存状態が良いのに驚きました。さすが国宝。

あとは新国宝。
(404) 木造五智如来坐像(今回は、大日如来、阿弥陀如来、不空成就如来の3体)(安祥寺)
(405) 木造立像五種六軀(今回は、薬師如来、伝獅子吼菩薩の2軀。あとは伝衆宝王菩薩、伝大自在王菩薩、二天王(2軀))(唐招提寺)・・・8世紀の作。古さが価値。
これと、キトラ古墳壁画が指定されて、合計で1116件となりました。

次は5/3-6/2の特別展に行く予定。

特別展:東寺

2019年04月10日 20時32分44秒 | 芸術
会社を早引けして、東博へ行ってきました。
やぶそばでお昼、というのも楽しみにしていましたが、定休日でがっかり。

東博に着いたのは昼過ぎでしたが、平日のこの時間にしてはかなりの混みようでした。
空いているロッカーを探すのが一苦労するぐらい。
外国人が目立ちました。

展覧会は、国宝も多数出ていて、なかなかの充実ぶりでした。
国宝・重文の仏像15体で構成された東寺の講堂の立体曼荼羅の再現は見応えありました。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(-)は既鑑賞。所蔵場所の記載がないものは東寺。)
(385) 弘法大師御請来目録(最長筆)
(386) 風信帖(弘法大師筆尺牘三通)
(-) 海賦蒔絵袈裟箱・・・2016年に見ている
(387) 真言七祖像(不空、恵果、一行)
(388) 金銅密教法具(金銅盤、五鈷杵、五鈷鈴)
(-) 真言院後七日御修法請僧交名(東寺百合文書)(京都府立京都学・歴彩館)・・・24067あるそうです。2014年の国宝展で一部見ている。
(389) 五大尊像(降三世明王、軍荼利明王)
(-) 十二天像(毘沙門天、伊舎那天、帝釈天、火天)・・・これまで他に梵天、地天、風天は既感賞
(390) 山水屏風(京都国立博物館)
(391) 天蓋・・・不動明王坐像の上に吊られていた装飾品
(392) 女神坐像・・・神功皇后
(393) 武内宿禰坐像・・・僧形八幡神坐像の附ですが、カウント
(394) 後宇多天皇宸翰・東寺興隆条々事書
(395) 東宝記・・・巻一
(396) 兜跋毘沙門天立像
(397) 木造五大菩薩坐像(金剛法菩薩、金剛宝菩薩、金剛業菩薩、金剛薩埵菩薩)
(398) 木造五大明王像(降三世明王立像、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)
(399) 木造四天王立像(持国天、増長天)
(400) 帝釈天騎象像・・・400点目を飾るにふさわしい逸品

常設展では、
(-) 羯磨金剛目録(最長筆、滋賀・延暦寺)

東寺特別展にもう一回行くと、両界曼荼羅図と十二天屏風の2点の国宝が見られるのですが・・・どうしようかな。

庭の木々や草花

2019年04月06日 13時42分34秒 | 植物
去年の冬から、ロウバイ、福寿草、水仙、マルバノキ、ロドレイア、トサミズキ、チャイナチェリーと咲いてきて、ジューンベリーが咲き始め、姫リンゴ、イカリソウが蕾の状態です。新たに加わったニワウメも咲きました。
今年はもう生えて来ないかと心配していたヤブレガサも顔を出してくれました。
シダ類も続々と、新芽を出しています。オニヤブソテツ、ニシキシダ、ヒトツバ、ジュウモンジシダ、ベニシダ、イノデシダ、クジャクシダ、トキワシノブ、コゴミ。

そして、なんと、キンメイチクに花が咲いているのを発見しました!写真はこれです。
竹類は何十年かに1度しか花をつけないらしく、去年の高知新聞にキンメイチクの花が咲いたことがニュースとして取り上げられていたくらいです。真竹は120年に一度だそうで、キンメイチクについては良く分かっていないとのこと。しかし不安なのは、竹は花をつけると枯れてしまうと書かれていることです。花を見られたのは嬉しいですが、観賞用に植えてあるのが枯れてしまうのではちょっと悲しく、複雑な心境です。しばらく注意して見守ろうと思います。