丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

奈良大和四寺のみほとけ@東博

2019年07月13日 15時59分57秒 | 芸術
2週続けて東博へ。年間パスがあると気軽に行けるのが良いです。
今回の特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」は国宝4点の展示があるのに通常展の料金でそのまま入れるありがたい企画でした。
2週続けてじっくりと、ゆったりと鑑賞できました。
通常展の国宝室では、「餓鬼草紙」を堪能。私の好みの国宝の一つです。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(-)は既鑑賞。所蔵場所の記載がないものは東京国立博物館。)
(409) 木心乾漆義淵僧正坐像(奈良・岡寺)・・・仏像ではないのですが、高僧の像もまた良し、です。
(410) 木造十一面観音菩薩立像(奈良・室生寺)
(411) 木造釈迦如来座像(同上)・・・この辺は好みでしょうが、ちょっと端正すぎる気がしました。
(-) 木造騎獅文殊菩薩納入品(安倍文殊院)・・・本体は2014年に鑑賞。今回はその納入品の「仏頂尊勝陀羅尼」

常設展では、
(-) 延喜式 巻十二、十六
(-) 紙本著色餓鬼草紙・・・2014、2016に続き3度め。

次の特別展は「三国志」。しばらく新規追加はないかも。

最近の落語鑑賞

2019年07月13日 12時10分09秒 | 落語
前回1/4の鈴本での年始興業について書いて以来ですが、もう回数も重ねて、自分にとっての演目の備忘録という意義も薄れてきたので、毎回書くのは今回で打ち止めにしようかと思います。

機能7/12は、鈴本で柳家喬太郎の特別講演「引き出しの奥のネタ帳」でした。
しばらく演じていない自作のネタを引っ張り出して口座にかけようという企画だそうです。
この日は「拾い犬」という人情噺でした。
喬太郎さんは、勢いのある爆笑系のネタのイメージのほうが強いですが、この噺もまずまず楽しめました。
あとは、一之輔「鮑熨斗」、文蔵「夏泥」、といったところが良かったかな。

遡って、
5/12 はじめての「志の輔らくご」大忠臣蔵+中村仲蔵@赤坂:チケット取りにくい理由が良くわかりました。至芸。
5/9 権太楼噺爆笑十夜@鈴本:「らくだ」予定より30分位オーバーしたのではないかと思いますが、権太楼師匠の大熱演を堪能しました。
5/2 GW特別興業@浅草演芸ホール:トリが小三治師匠「小言念仏」。夜の部が始まる前に並んで入りましたが、最初は立ち見。昼の部主任は木久扇師匠で、これを目当ての人も多かったようでした。夜の部には、女優の小林聡美さんの姿もありました。出演者が非常に豪華で、菊之丞「鍋草履」、志ん輔「紙入」、権太楼「代書屋」などが秀逸でした。
4/20 よってたかって春らくご@よみうりホール:一之輔「落語家の夢」、喬太郎「首ったけ」、百栄「落語家の夢」(一之輔のとは違う噺)、白鳥「死神ちゃん」。白鳥師匠、ちゃんと聴いたのは初めてでしたが、うーん、ちょっと好みと違うかな。すみません。
1/20 新春寿寄席@鈴本:トリが一之輔「普段の袴」。今一番ですね。他は、市馬「一目上がり」、圓太郎「化け物使い」、菊之丞「太鼓腹」。

また夏の間も何度か通います。

読了せず:DEATH 「死」とは何か

2019年07月13日 11時55分20秒 | 読書
この本は、それなりに売れているようですが、アマゾンの書評でも評価が別れているようです。
私には今ひとつでした。
大学の人気講義ということなので、これからに長い人生に思いを馳せている学生さんには面白いのかもしれませんが、私くらいの年齢だと、当たり前のことしか書かれていない、新しい考え方で目を開かせられるようなことは何も見いだせませんでした。
ということで、拾い読みだけして本を閉じることにしました。
「死」というテーマ自体は大変興味深いだけに、ちょっと残念です。