丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

読了:社会は変えられる

2018年11月17日 11時20分05秒 | 読書
副題「世界が憧れる日本へ」という、経産省のお役人さんが書いた本です。
著者の江崎さんという方は、再生医療の承認プロセスを大きく変えたことで、その世界では有名な方です。この本にもたくさんのエピソードが書かれていますが、因習や柵に捉われず、おかしいことはおかしいと発言し、それを実行に移してきた人であること、あらためて認識しました。
これから、世界に先駆けて益々高齢化が進む日本の将来像がどうあるべきか、とても共感が持てます。しかし、それを実現するには、たくさんの規制改革や社会構造の変革が必要であり、手を拱いているだけでは決して現実のものにはなり得ません。しかし、この人が唱えると、実現しそうな気がしてきます。
この本に描かれているような、高齢者が幸せに暮らせる社会を想定して、自分の仕事、会社の方針を考えるのは、高揚感がありますね。

醍醐寺の国宝@サントリー美術館(3)

2018年11月11日 14時09分25秒 | 芸術
サントリー美術館の特別展、京都・醍醐寺、真言密教の宇宙、無料招待券に当選したおかげで、3回目です。
金曜日の夕方から行きましたが、平日なのにかなりの込みようでした。
これまで2回見たので、まあ許せる範囲でしたが、平日空いているときにと思ってきた人は、やられたという感じだったかもしれません。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
所蔵はすべて醍醐寺です。
(-)醍醐寺文書聖教・・・今回は、以下の展示あり。
 普賢延命法略次第
 普賢延命御修法差図
 転法輪法条々雑事
 転法輪法次第
 理性院祖師像
 足利尊氏自筆書状
(370)処分状(理厳大師筆)
(371)文殊渡海図
(372)当流紹隆教誡(御宇多天皇筆)

3回行かないと網羅できないというのは、ちと商魂逞し過ぎでは?

日光東照宮の国宝建造物

2018年11月04日 18時15分32秒 | 神社仏閣
故あって日光での研修旅行に参加し、1日だけの観光の日に東照宮を訪れました。
団体行動で好きなようには見て回れませんでしたが、建造物の国宝は一通り見て回ることができました。
ちょうど陽明門の改修が済んだばかりというのも幸運でした。
小学校の修学旅行以来の訪問、昔見たはずでもほとんど覚えていないですね。
また、すぐ近くに、輪王寺、二荒山神社があり、それぞれ国宝が2つずつある(二荒山神社の一つは非公開)のですが、そちらは見ることができず、悔やまれます。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(362)東照宮正面唐門
(363)東照宮背面唐門
(364)東照宮東回廊
(365)東照宮西回廊
(366)東照宮東透塀
(367)東照宮西透塀
(368)東照宮本殿・石の間及び拝殿
(369)東照宮陽明門
あと、東照宮には国宝の太刀二振りがありますが、それはトーハクで鑑賞済みでした。

華厳の滝にも足を延ばしたのですが、紅葉シーズンでいろは坂は大渋滞。
それでも滝を目の前にした時には、来た甲斐があったと思えました。