丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

風神雷神図屏風(尾形光琳)@東博

2020年07月25日 21時19分03秒 | 芸術
国宝の俵屋宗達のものではなく、重文の尾形光琳作・風神雷神図屏風を目当てに東博へ行ってきました。
予約制でやや不便ではありますが、ゆっくり見られてこれも悪くないと思います。
風神雷神図と並んで、国宝の久隅守景・納涼図も展示されており、こちらも2度めの鑑賞機会でありがたかったです。
とっても地味な国宝ですが、ボーッと見ていると和みます。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(−)は既鑑賞。)
(427) 筑前国宮地嶽神社境内出土骨蔵器(宮地嶽神社)・・・考古館に展示されていて何度か目にしていたはずですが、カウントしていませんでした。
(-) 人物画像鏡(和歌山・墨田八幡神社)・・・これも考古館で、しばらく展示されていたようです。じっくり見たのは2回めかな。
(-) 納涼図(久隅守景・東博)・・・昨年に続き2度めの鑑賞。
(-) 地獄草紙・・・前回訪問に続きじっくりと鑑賞してきました。こんなところ、行きたくない。
(-) 太刀・福岡一文字(号・上杉太刀)+群鳥文兵庫鎖太刀

次は国宝室展示の切り替わるお盆過ぎかな。

久々の東博

2020年07月05日 06時06分41秒 | 芸術
新型コロナウィルスによる外出自粛、施設閉鎖で長らく芸術品鑑賞ができませんでしたが、久しぶりに東京国立博物館の特別展「きもの」へ行きました。
事前に入場時間予約をしての来場、考えようによっては、極端に混んだり、並んで入場待ちをしたりという心配がないので、良いこともあります。
今回は、内容が内容だけに、女性が圧倒的に多かったです。私は、国宝「婦女遊楽図屏風」がお目当てでした。多分、着物そのものが目当ての人が多かったのだと思いますが、こちらは、いつもの国宝展示のように人だかりができることもなく、ゆったりと鑑賞できました。
通常展示会場はまだ閉鎖されているところが多かったですが、それでも久しぶりに仏像やら工芸品やらを目にすることができて嬉しかったです。
また、訪問前に、こちらも久しぶりの薮そばでそばを堪能できたのも良かったです。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(−)は既鑑賞。)
(425) 古神宝類(袿装束類5領)(鶴岡八幡宮)・・・今回は、表着 白地小葵鳳凰模様二陪織物、という着物。着物を鑑賞する眼は高くないですが、生地の美しさや刺繍の見事さなどはなんとなくわかります。
(426) 婦女遊楽図屏風(松浦屏風)(奈良・大和文華館)・・・大振りで、確かの当時の着物文化がよく分かる、今回の特別展の趣旨に合った屏風でした。
(-) 太刀 名物 大包平
(-) 短刀 厚藤四郎
(-) 浄瑠璃寺・四天王像(広目天)
刀剣や仏像、やはり定期的に目にするのは良いものです。

今週から展示品も少し増えるようなので、また通います。