丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

法隆寺&聖林寺の国宝@東博

2021年07月24日 05時52分45秒 | 芸術
特別展を2つハシゴして、常設展を含めて東博三昧の一日でした。
・聖林寺十一面観音
・聖徳太子と法隆寺
コロナ禍&オリンピックで、もう少し人出が少ないかと思っていたら、そうでもなかったです。
連休、夏休み、出かけたくなりますよね。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(−)は既鑑賞。)
(457) 平治物語絵詞(六波羅行幸巻・東京国立博物館)・・国宝室で初見。鎌倉か室町時代の絵巻ですが、色彩や紙質が非常に綺麗で驚き。
(458) 十一面堪能菩薩立像(奈良・聖林寺)・・天海祐希の音声ガイド中の、白洲正子、土門拳がこの仏像について残した言葉が良かった。現地で見るとまた違うんでしょうね。
(459) 地蔵菩薩立像(奈良・法隆寺)・・所蔵は法隆寺ですが、もともと三輪神社のあたりから移されたということで、聖林寺展で出品
(-) 法隆寺献納宝物複数(東京国立博物館)・・いつも法隆寺宝物館に展示してある品々を展示
(460) 天寿国繍帳残闕(奈良・中宮寺)・・残闕とはいえ、1m四方くらいの大きさはあって、刺繍がきれいに残っている
(461) 行信僧都坐像(法隆寺)
(462) 聖徳太子および侍者像(法隆寺)・・・侍者4体の表情がユニーク
(463) 卓(法隆寺)・・・螺鈿細工がきれい
(464) 薬師如来坐像(銅造・法隆寺)・・・台座と併設展示
(-) 四天王立像(法隆寺)・・広目天(2度め)と多聞天(初見)
(465) 金堂天蓋付属・鳳凰、天人、飾り金具(法隆寺)・・金堂本体は見たことないので、一応ここでカウント
(466) 伝橘夫人念持仏厨子(法隆寺)
(467) 阿弥陀如来および両脇侍像(法隆寺)・・・上の厨子内に安置

意外と初見の品が多かったです。法隆寺の方は後期も貴重な国宝展示があるので、ちょっとお高いですが行く予定です。

三菱の至宝展(前)

2021年07月06日 21時11分01秒 | 芸術
静嘉堂文庫と東洋文庫の国宝を全部揃えて出してくれるありがたい展覧会です。
先週金曜日に20:00までやっているということだったので出かけてみたら、館内不具合とかで急に休館でした。
気を取り直して、今日再訪しました。
夕方からでそれほど時間がなかったですが、お客さんも多くなく、ゆったりと十分鑑賞できました。
展示品は多くはないですが、国宝、重文がたくさんあって、見応えありでした。

今回鑑賞した主な国宝は以下の通り(数字は通算の国宝鑑賞数。(−)は既鑑賞。)
(451) 手掻包永(太刀銘包永・静嘉堂文庫)・・刀、だな
(452) 風雨山水図(伝馬遠筆・静嘉堂文庫)・・渋い水墨画
(453) 趙子昂書(与中峰明本尺牘・静嘉堂文庫)・・美術品としての価値はよく分からないな
(454) 源氏物語関屋澪標図屏風(俵屋宗達筆。静嘉堂文庫)・・今回は澪標図
(455) 和漢朗詠抄 太田切(静嘉堂文庫)・・紙が美しいです
(-) 曜変天目茶碗(静嘉堂文庫)・・何度見ても見飽きないですね
(456) 古文尚書(東洋文庫)・・この辺の漢文は割と好み
(-) 文選集注(東洋文庫)
(-) 史記 夏本紀(東洋文庫)・・・秦本紀は見たことがありますが、こちらは初見
(-) 春秋経伝集解(東洋文庫)

後期展示も出かける予定です。それで、三菱の至宝は完遂。