丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

地味に国宝

2018年07月21日 22時24分59秒 | 芸術
トーハクの国宝展示。
前回の特別展で「附」だけ見てカウントしてしまったのですが、国宝室に展示された「和歌体十種」を見てきました。
同時期に、先日も観賞した「高野切」の特集もまだやっていたので、ゆっくり鑑賞しなおして書跡三昧でした。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(350)和歌体十種(東京国立博物館)・・・断簡でカウントしたので累計は350で変わらず、です。10種の書体、解説付き、今でもありそうな解説本のようで不思議と興味を覚えました。

ここのところあまりに暑くて、トーハクまでの道のりを考えると、ちょっと足が向かないです。
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特別展「名作誕生」2回目@東博

2018年05月20日 13時55分31秒 | 芸術
特別展の2回目、初見の「彦根屏風」が唯一のお目当てで、若干コストパフォーマンスが悪いですが、次いつ見られるかわからないので、行かないわけにはいきませんでした。。
以前に見たものでも、国宝や重文はそれぞれ見応えがあるので、満足できました。
金曜日でしたが、相変わらず平日でも人は多いですね。

今回は常設展でも初見の国宝ありでした。

前回も観たものは除き、鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(-)扇面法華経冊子(東京国立博物館)・・・芸術品ですね。
(-)普賢菩薩像(鳥取・豊乗寺)・・・2回目。鳥取の国宝3つのうちの一つ。普賢菩薩は絵になる。
(-)天橋立図(京都国立博物館)・・・2回目。雪舟の水墨画は引いても寄っても見応えあって飽きません。
(-)初音蒔絵櫛箱(千代姫婚礼調度、愛知・徳川美術館)・・・前回は硯箱、今回は櫛箱。どちらも見事な芸術品です。
(348)風俗図屏風(彦根屏風・滋賀彦根城博物館)・・・洛中洛外図のように細かいところを見て見飽きないのとは違いますが、それぞれの人物や道具類が特徴あって面白いです。
次は常設展
(349)山水屏風(京都・神護寺)・・・大和絵屏風の唯一の品だそうです。屏風は良いです。
(350)和歌体十種断簡(東京国立博物館)・・・本体も次回の国宝室で展示されますが、今回は「高野切」特集での断簡のみ展示。カウントしておきますので、祝350号!
(-)寛平御時后宮歌合(東京国立博物館)・・・2回目、これも「高野切」特集。
(-)元暦校本万葉集(古河本巻一、巻二、東京国立博物館)・・・同上。

しばらくは、常設展にフラッと行ければ良いかな。
(縄文の特別展があるようですが、国宝は全部見たことがあるので、今のところは行く予定なし)
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特別展「名作誕生」&新指定国宝

2018年04月22日 21時01分42秒 | 芸術
久しぶりの国宝@トーハクでした。

まずは特別展。
「つながる日本美術」という企画もので、個々の作品のつながりや、一連の作品群の時代を追った流れなどに沿って展示が組み立てられていました。
個人的には雪舟がいろいろな中国の水墨画化の筆致をまねて描いた水墨画が良かったです。
あとは、菱川師宣の見返り美人。これは、子供のころの切手収集で、あの絵柄を鮮明に記憶しているからですが、実物は重文にも指定されていないのですね。

続いて今年の新指定国宝。
5件追加で、国宝の数は1113件となりました。
詳細はリストに書きますが、三十三間堂の1001体の千手観音像がまとめて国宝指定されたのは何となくうれしいです。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(340)薬師如来立像(奈良・元興寺)
(341)平家納経のうち観普賢経(広島・厳島神社)・・・十羅刹女の一人が描かれているのですが、「羅刹」のイメージではないな。
(-)普賢菩薩騎象像(東京・大倉集古館)・・・何度目か分かりませんが傑作のひとつだと思います。
(-)普賢菩薩像(東京国立博物館)・・・こちらは絵です。
(-)聖徳太子絵伝(東京国立博物館)・・・トーハクの法隆寺館でじっくり見たことのある作品。
(342)破墨山水図(雪舟筆、東京国立博物館)・・・今日のベスト。
(343)八橋蒔絵螺鈿硯箱(尾形光琳作、東京国立博物館)・・・硯箱や手箱の類は見応えがある。
(-)初音蒔絵硯箱(千代姫婚礼調度、愛知・徳川美術館)・・・現地でこの調度品の一部を見たことがありますが、この硯箱は初めてだと思います。
(-)松林図屏風(東京国立博物館)・・・言わずもがな。
(-)洛中洛外図屏風(舟木本、岩佐又兵衛筆、東京国立博物館)・・・一昨年の指定国宝。その時に飽きるほど見て以来の再開。
続いて新指定国宝
(344)紙本着色日月四季山水図六曲屏風(天野山金剛寺)・・・見事な屏風でした。
(345)木造千手観音立像(蓮華王院本堂安置、1001体、妙法院)・・・現地でも何度か見ていますが、国宝指定おめでとうございます!
(×)木造四天王立像(興福寺)・・・見たことがあるかもしれませんが、今回はパネル展示のみなのでカウントできず。
(346)紺紙金字大宝積経巻第三十二(高麗国金字大蔵経、京都国立博物館保管)・・・美しいお経でした。
(347)菅浦文書(1281通)および菅浦与大浦下庄堺絵図・・・貴重な古文書ということで。

名作誕生はもう一度行きます。
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仁和寺の特別展(2回目)@トーハク

2018年02月17日 16時53分06秒 | 芸術
メインの展示替えを待って、2度目の来訪です。
お目当ては、葛井寺の千手観音菩薩坐像と、仁和寺の薬師如来坐像です。
金曜日の午後に出かけましたが、平日の午後にもかかわらず、入場10分待ちとの案内が出ており、相当の混雑でした。
しばらく様子を見てから夕方入場しましたが、場内もかなりの混雑、お目当ての展示はゆっくり見られる状態ではありませんでした。
一通り、人が比較的少ないところを中心に見て回り、いったん退場、藪そばで腹ごしらえをして再入場しました。
それでもまだ相当の込みようでしたが、まあ何とか、じっくりと見たいだけ見ることはできました。

千手観音は、普通に見ても迫力がありますが、単眼鏡で千手部分を拡大してみると、たくさんの手が眼前に迫ってくるような錯覚に囚われ、不思議な感覚を味わいました。
薬師如来は、小さくて精緻な造りの仏様で、こちらも単眼鏡で何周も回りながら見ても飽きませんでした。
どちらも、よくこういうものをつくることができるなと、感心させられました。

あとは、子島寺の金剛界曼荼羅、再見の道明寺十一面観音菩薩立像が、やはり出色でした。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(-)御室相承記(巻二、仁和寺)・・・前回は巻一
(334)薬師如来坐像(仁和寺)
(335)宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱(仁和寺)・・・見ごたえのある蒔絵の箱でした
(336)後嵯峨天皇宸翰消息(仁和寺)・・・天皇直筆というのは、そう思ってみると感慨深いです(思わないと有難みがないともいえる)
(-)十二天像(毘沙門天と伊舎那天)(京都国立博物館)・・・前回は梵天、地天
(-)両界曼荼羅(子島曼荼羅)(奈良・子島寺)・・・今回は金剛界曼荼羅。全体、細部、いつまでも見ていたくなる。
(337)黄帝内経太素 巻六(仁和寺)
(-)医心方 巻九(仁和寺)・・・前回は巻一
(-)新修本草(巻十二)(仁和寺)・・・前回は巻四
(338)延喜式 巻十四(大阪・金剛寺)・・・前回の巻九は延喜式神名帳というもので別扱い@国宝の地図帳
(339)千手観音菩薩坐像(大阪・葛井寺)
(-)阿弥陀如来坐像および両脇侍立像(仁和寺)・・・再見
(-)十一面観音菩薩立像(大阪・道明寺)・・・再見

充実した展示会だったので、混雑も仕方ないか。
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国宝・大包平と仁和寺の特別展@トーハク

2018年01月21日 15時17分51秒 | 芸術
1/13の土曜日、鈴本に落語を聴きに行ったついでに国宝の太刀・名物大包平を見てきました。
土曜日だったのでちょっと混んで列ができていましたが、3回ほど並び直してゆっくりと見ることができました。
国宝の刀剣は結構見てきましたが、これはかなり上位に位置すると思われる見事な刀だと思いました。
鑑定するような眼はないですが、単純に美しいと感じることができる刀でした。
良かった。

次の週の金曜日、21:00まで開いているので、仕事帰りに特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」を見てきました。
土日よりはずいぶんマシでしょうが、結構混雑していました。
特に、2週間だけ全帖公開されている「三十帖冊子」は列ができていました。
一部は空海が書いたものだそうで、書はそう言われないと分かりませんが、空海や高野山に思いを馳せながら3巡ほどして鑑賞しました。
個人的に一番良かったのは、子島寺の曼荼羅。
今回見られたのは胎蔵界曼荼羅で、圧倒されるスケールですが見ていると吸い込まれるような、そんな感覚でした。
後半は金剛界曼荼羅に展示替えがあるので、そちらも見てみたいです。
仏像では、仁和寺の本尊、阿弥陀如来坐像と脇侍立像、あと、観音堂を再現して数十体の仏像を展示してあった部屋も見応えありました。
他にも思った以上に国宝展示があり、うれしい特別展でした。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(321)太刀 古備前包平作(名物 大包平)(東京国立博物館)
(322)御室相承記(巻一、仁和寺)
(323)高倉天皇宸翰消息・附_守覚法親王消息(仁和寺)
(324)三十帖冊子(仁和寺)
(-)孔雀明王像(仁和寺)・・・以前にも見たことがありますが、今回よりじっくりと鑑賞できて良かったです。
(-)十二天像(梵天、地天)(京都国立博物館)・・・同上。後期は毘沙門天と伊舎那天。
(325)両界曼荼羅(子島曼荼羅)(奈良・子島寺)・・・今回は胎蔵界曼荼羅
(326)仁和寺御室御物実録(東京・前田育徳会)
(327)医心方(巻一)(仁和寺)・・・後期は巻九
(328)黄帝内経明堂 巻一(仁和寺)
(329)新修本草(巻四)(仁和寺)
(330)延喜式 巻九(大阪・金剛寺)
(331)誓願寺建立縁起(盂蘭盆縁起(栄西筆)の附)(福岡・誓願寺)・・・附だけどカウント。
(332)阿弥陀如来坐像および両脇侍立像(仁和寺)
(333)十一面観音菩薩立像(大阪・道明寺)・・・この仏さまも良かったです。

後期も葛井寺の千手観音像の展示があるので、行くべし。
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博物館に初もうで@東京国立博物館

2018年01月06日 21時02分38秒 | 芸術
毎年恒例の企画です。金曜の会社帰りに「参拝」。
今回の目玉は、国宝の釈迦金棺出現図ですね。
京都国立博物館所蔵品ですが、めったに館外に搬出されないそうです。

それ以外では、鳥獣戯画断簡。
これは昨年重文指定されたもので、国宝の鳥獣戯画の一部分と考えられているそうです。
端っこに、ぽつぽつと墨の点があるのですが、それが、国宝の端に描かれている萩の花とうまくつながることから、そう考えられているらしいです。
そういうことで、これも国宝級と言って良いでしょう。
あとは円山応挙の「朝顔狗子図杉戸」、伊藤若冲の「松梅孤鶴図」、重文「塩山蒔絵硯箱」、横山大観の「無我」など、好みの作品が多くありました。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(320)釈迦金棺出現図(京都国立博物館)
(-)古今和歌集(元永本)下帖

次は、仁和寺の至宝、の予定。
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刀剣鑑賞の歴史@東博

2017年12月22日 22時24分13秒 | 芸術
12月15日、東博観覧。金曜日21時まで開館というのはとてもありがたいです。
今回は、「刀剣鑑賞の歴史」という特集が目当てでした。
相変わらず女子人気高し、ですね。

刀剣の価値の見極めというのは難しいです。
国宝、重文、これは美しいと思えるものもあれば、ふーん、という感覚のものもあり。
まあだから鑑定士が職業になるんでしょうね。
国宝1つ、追加できました。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)

(-)太刀・小龍景光・・・楠木正成が所有していたため「楠公景光」とも呼ばれるらしい。ちょうど太平記を読んでいるので、感慨深い。
(-)刀・名物観世正宗
(-)短刀・相州行光
(319)刀・正宗磨上本阿花押
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国宝@東洋文庫&六義園

2017年12月17日 06時33分31秒 | 芸術
12/1に、国宝鑑賞目当てに駒込の東洋文庫へ行き、ついでに夜間ライトアップ中の六義園にも立ち寄りました。
まず六義園からですが、平日の夕方だし、混んでいることは想像していなかったのですが、交通整理員が各所に配置されているほどの混雑ぶりで驚きました。なかなか美しい庭園で、だれでも写真を撮りたくなるような景色なので、スマホで撮影している人から、本格的な写真家風の人まで、ずらっと並んでいるような状況でした。
小1時間散策して、光に照らされ池の水面にきれいに反転して映るモミジを堪能できました。
ちょっと寒いですが一見の価値はあると思います。

東洋文庫ミュージアムは2度目?だったと思います。こじんまりとした美術館でそれほど混雑しておらず、ゆっくり回れます。
今回は、「春秋経伝集解」という春秋の平安時代の解説本が目当てでした。
歴史に思いを馳せてじっくりと鑑賞してきました。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)

(318)春秋経伝集解(巻第十・東洋文庫)
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国宝@永青文庫

2017年11月24日 20時37分34秒 | 芸術
永青文庫に初めて行きました。
お目当ては国宝の柏木莵螺鈿鞍と、長谷川等伯の障壁画でした。
肥後細川家の宝物を管理しているところで、建物や庭、併設している旧細川家の庭園も、こじんまりとしていますが落ち着ける空間でした。
螺鈿鞍は、螺鈿がずいぶんと痛んでおり美しさは今一つでしたが、形が良かったです。
等伯の襖絵は、重文「松鶴図」が秀逸でした。
鶴の輪郭がほとんど描かれていないのに、鶴の姿が想像できてしまうという不思議な感覚。

ここにはまだいくつかの未見国宝があるので、また機会があれば行ってみたいと思います。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)

(317)柏木莵螺鈿鞍(永青文庫)



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国宝2つ@トーハク

2017年11月03日 21時44分04秒 | 芸術
運慶展のあと、しばらくは新規の国宝観賞はないかと思っていましたが、中国書画の特集展示で2つ、新たなものを見ることができました。
ちょうどその日に、建物の壁に、運慶展の展示品の映像を映すイベントをやっていて、そちらも楽しく見ることができました。
ラッキーでした。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)

(315)古文尚書(巻第六)
(316)碣石調幽蘭第五
(-)十六羅漢像(第八尊者、第十二尊者)・・・あと見ていないのは、4,6,10,15。

同時にやっていたやまと絵の特集展示も、重要文化財がたくさん出ていて見応えありました。
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