この一週間ほどメインで使っている録画PCの動作がおかしくなっていました。データ用のHDDを読み込むとPCそのものは動いているのにマウスカーソルを含む画面が全く動かなくなる時間が数秒間、長いと1分も続いたりとか、いろいろあって心配になっておりましたが、先日再起動させたらOSが起動画面から先へいかなくなり、大焦り。ドタバタやったあげく、マザーボードからCMOSをクリアし、BIOS設定画面を一からやり直したところ、OSも立ち上がるようになり、画面だけのフリーズもなくなって以前よりサクサク動くようになりました。なんでなんでしょうね? BIOSの設定画面で見えない部分がデータ的におかしくなっていたけど、クリアされてデフォルトに戻されたことで全部正常に戻ったとか? まぁ動けばいいんです、PCなんて。
なにせわたしは録画環境をPCに完全に移行して数年たっています。こういう時あせるので万が一に備え、録画PCを複数用意して同時に録画するようにしているので無料で放送されている番組に関しては少しくらい大丈夫なのですが、ボチボチそれ以外の備えも欲しいなぁ、でも現状の規制下におかれたレコーダーは全く使いものにならないので選択肢のせの字にもならないんですが。
そういう悩みをある意味で解消に導くのが、超高精細度テレビジョン放送、いわゆる4K8K放送。ご存知の通り地上波キー局はこの放送の足を引っ張るべく無料放送でも録画禁止を可能にさせ、実質録画禁止放送へと導こうとしているわけです。まぁおそらくは「HDDに一時保存して早送り一切禁止で一回のみ視聴可」とかそういう方向に持っていくことになるでしょうが、そうなったらさすがに放送の録画も視聴もやめているでしょうね。どちらにしても、マニアの怒りを一度は買った4K8K放送の普及は難しいと思います。
そういうマニア思考は一切無視したうえで、総務省は平成32年、すなわち2020年までに4K8K放送の普及50%を目標として掲げている、と以前何度か書いたことがありますが、現在はそれ以上を目標としているようです。
有線テレビジョン放送業に係る経営力向上に関する指針案及び電気通信分野に係る経営力向上に関する指針案に対する意見募集
つい先日である平成28年9月9日に掲載されたこのリンク先ですが、"・電気通信分野に係る経営力向上に関する指針案・・・・・・・・・・・・・・(別添2)"から見られるPDFファイルの中に、「「日本再興戦略2016」(平成28年6月閣議決定)においては、4K・8Kは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される「平成32年に全国の世帯の約50%で実視聴される」との数値目標を掲げて短期・集中的に取り組むべき政策に位置付けられている"とはっきり書かれています。実視聴ですから、実際に視聴されている、すなわち単なる普及ではなく、4K8K放送を実際にみている世帯が50%に達するのが目標としているのです。しかも特に最近はテレビのない世帯もそれなりにある印象ですから、現在4K8K放送受信可能テレビを持っていない世帯は大半が買い換えなければ実現不可能なのが"世帯50%"という目標です。しかもタイムリミットはたった4年。あのエコポイントバラマキ並みの買い替えラッシュが発生しなければとても達成できないでしょう。あのバラマキ政策は確かに無理やり地上デジタル放送を普及させ、一時的にメーカーや量販店を潤わせるることはできたでしょうが、そのあとの反動が一気に重くメーカーにのしかかり、そこからいまだに脱出できていないどころか悪循環に陥っているようにしか見えません。あの再現を狙っているのでしょうか。
放送そのものは平成30年、すなわち2018年に衛星放送で始まります。このための予備免許はすでに放送衛星システムおよびスカパーJSAT両社に付与されたようです。もっとも、両社以外に条件を満たせる会社は存在しませんので、事実上の自動発行でしたが。また、放送の普及に関してはかつての衛星放送の普及同様、ケーブルテレビにかかる期待が大きいようですが、ケーブルテレビの配線は引かれていてもSTBの契約はしていない、という家庭も多いうえ、最近はSTBの普及も伸び悩みから衰退の時期に達している感もあり、これまたどこまで効果があるか怪しいところ。どうしても数字だけでも普及させたいのならネット受信可能にして、それなりの回線でネット受信可能な世帯を全部「4K8K放送受信世帯」と定義してしまうのが一番早いですが、おそらくやらないでしょう。
かつての地上デジタル放送の普及よりもさらに難題なこの4K8K放送の世帯普及50%という目標。なにせデジタル放送のときと違い、導入しなくても困ることは全くない、という大きな壁が存在するのですから。最後はどうするのでしょう? 衛星やケーブルのある家全部に簡易チューナー購入を義務化してとりあえず普及させた、という道でも選ぶのかな? まぁお手並み拝見しながら、わたしは遠目にみつつPCの調整でもやるとしましょう。かなり手段を問わない方法をとってきそうで、傍から眺める分には大変楽しいことになりそうですから。
なにせわたしは録画環境をPCに完全に移行して数年たっています。こういう時あせるので万が一に備え、録画PCを複数用意して同時に録画するようにしているので無料で放送されている番組に関しては少しくらい大丈夫なのですが、ボチボチそれ以外の備えも欲しいなぁ、でも現状の規制下におかれたレコーダーは全く使いものにならないので選択肢のせの字にもならないんですが。
そういう悩みをある意味で解消に導くのが、超高精細度テレビジョン放送、いわゆる4K8K放送。ご存知の通り地上波キー局はこの放送の足を引っ張るべく無料放送でも録画禁止を可能にさせ、実質録画禁止放送へと導こうとしているわけです。まぁおそらくは「HDDに一時保存して早送り一切禁止で一回のみ視聴可」とかそういう方向に持っていくことになるでしょうが、そうなったらさすがに放送の録画も視聴もやめているでしょうね。どちらにしても、マニアの怒りを一度は買った4K8K放送の普及は難しいと思います。
そういうマニア思考は一切無視したうえで、総務省は平成32年、すなわち2020年までに4K8K放送の普及50%を目標として掲げている、と以前何度か書いたことがありますが、現在はそれ以上を目標としているようです。
有線テレビジョン放送業に係る経営力向上に関する指針案及び電気通信分野に係る経営力向上に関する指針案に対する意見募集
つい先日である平成28年9月9日に掲載されたこのリンク先ですが、"・電気通信分野に係る経営力向上に関する指針案・・・・・・・・・・・・・・(別添2)"から見られるPDFファイルの中に、「「日本再興戦略2016」(平成28年6月閣議決定)においては、4K・8Kは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される「平成32年に全国の世帯の約50%で実視聴される」との数値目標を掲げて短期・集中的に取り組むべき政策に位置付けられている"とはっきり書かれています。実視聴ですから、実際に視聴されている、すなわち単なる普及ではなく、4K8K放送を実際にみている世帯が50%に達するのが目標としているのです。しかも特に最近はテレビのない世帯もそれなりにある印象ですから、現在4K8K放送受信可能テレビを持っていない世帯は大半が買い換えなければ実現不可能なのが"世帯50%"という目標です。しかもタイムリミットはたった4年。あのエコポイントバラマキ並みの買い替えラッシュが発生しなければとても達成できないでしょう。あのバラマキ政策は確かに無理やり地上デジタル放送を普及させ、一時的にメーカーや量販店を潤わせるることはできたでしょうが、そのあとの反動が一気に重くメーカーにのしかかり、そこからいまだに脱出できていないどころか悪循環に陥っているようにしか見えません。あの再現を狙っているのでしょうか。
放送そのものは平成30年、すなわち2018年に衛星放送で始まります。このための予備免許はすでに放送衛星システムおよびスカパーJSAT両社に付与されたようです。もっとも、両社以外に条件を満たせる会社は存在しませんので、事実上の自動発行でしたが。また、放送の普及に関してはかつての衛星放送の普及同様、ケーブルテレビにかかる期待が大きいようですが、ケーブルテレビの配線は引かれていてもSTBの契約はしていない、という家庭も多いうえ、最近はSTBの普及も伸び悩みから衰退の時期に達している感もあり、これまたどこまで効果があるか怪しいところ。どうしても数字だけでも普及させたいのならネット受信可能にして、それなりの回線でネット受信可能な世帯を全部「4K8K放送受信世帯」と定義してしまうのが一番早いですが、おそらくやらないでしょう。
かつての地上デジタル放送の普及よりもさらに難題なこの4K8K放送の世帯普及50%という目標。なにせデジタル放送のときと違い、導入しなくても困ることは全くない、という大きな壁が存在するのですから。最後はどうするのでしょう? 衛星やケーブルのある家全部に簡易チューナー購入を義務化してとりあえず普及させた、という道でも選ぶのかな? まぁお手並み拝見しながら、わたしは遠目にみつつPCの調整でもやるとしましょう。かなり手段を問わない方法をとってきそうで、傍から眺める分には大変楽しいことになりそうですから。
TV受信機レベルでは荒唐無稽な目標ですし、PCとかひっくるめても無理じゃないかと。
具体的な目標数値を出した以上、達成できなかったら内閣の誰かが責任を取る…わけないですよね。
で、用途が決まりましたら検討をしましてそれから それから… 今のテレビが壊れたら考えるそれが日本的な考えかな ?
改めて考えていくと 何時の間にかテレビは優先度最下位なんです… テレビ放送は女子学生のごとく自意識過剰 判別できないけど案外? 価値が有るのだろうかと言う程度そんなに価値なんてない=見られてなんていないから
4K,8Kで雛壇芸人の馬鹿話や番宣見てもしょーもないし
>>スロットを少なくして3チャンネルのHD放送体制をとった方が庶民には喜ばれると思います。
それだと画質が低下するけど24p制作の番組は …と書いていて気になったのですが、
アニメや映画、外国の24p制作のドラマをよく放送するNHKがTFF/RFFを採用しない理由って何なのでしょうか…
どちらかというと採用しなくてもいいぐらいビットレートの割り当てが多いからだと思ってます。
RFFより処理も簡単だろうし・・
目指すという事ではないでしょうか。
タイムシフトは地デジ以下の画質にしたストリーミングに
して、NHKとも蜜月になる・・・・
1の方にも書いてありました? まぁいいか。
責任は誰も取らないでしょう。取るとしたら総務省の中間管理職あたりがせいぜいではないかと。
>2016-09-25 16:52:44さん
解像度が高いだけに、色の重なり方なんかも完璧でないと余計目立つんですよね。まぁ一般の視聴者を喜ばせるための4K8Kじゃないでしょうし。
>emanonさん
どうしても買い換えないともう見られない、というデジタル移行の時みたいなことがなければ壊れるまで使うのが日本の伝統ですよね。今はデジタルだからある意味壊れやすいのですが。
>Beepさん
地上波に番組制作やらせたら、結局ひな壇セット番組ばかりになるんでしょうね。デカイ画面で多くの芸人の顔がはっきりわかって芸能事務所に顔が立つ、な感じで。
>2016-09-26 18:09:13さん
2016-09-26 19:14:58さん
以前よりエンコードの技術も上がっていますので、ちょっと前くらいの画質ならスロット減らしても耐えられるかも知れません。ただ、UHDTVは国内の需要よりも海外に売り込むことを前提とした規格であるとわたしは考えています。だから、日本国内の一般視聴者が求めるやり方なんか考慮に入ってないと思いますよ。
>2016-09-26 23:17:55さん
すいません、名前を書きたくないのならその欄は何も書かないでUnknownのままにしていただけますか? そういう名前をわざわざ書くさまは「どうせ二度と来ねぇよ」空気が感じられて非常に不快なんです。だから似たような多くのワードをNGにしてるんです。これ以上NGワードを増やして、まともな書き込みに支障が出るようにしないでください。
>岡本さん
C code MID with TY inc。CD-Rですね。DVDとかは撤退しても、音楽はまだ需要あるんでしょうね。
>2016-09-27 13:14:17さん
まぁ需要の面では一致しているでしょう。宣伝になってもライブラリにならない番組、ストリーミングとCMの二重販売ができる地上波キー局。放送協会くらいは無料配信になる気がしてますが。