最近関東でほとんど似たような手口での強盗が相次いでいるそうですね。実行犯は必ずしも同一ではないようなのにやり方は同じということで模倣犯の可能性もありますが、おそらくは指示は別に出すものがいて実行犯を所謂「闇バイト」で集めてやらせている、ということなんだろうと思います。多くの報道でもそういう前提で行われていますし。
なんか「闇バイト」も傾向変わったのかな? という印象です。昔以上に何も考えてない、なにか切羽詰まらされてやっているような。昔のやり方だと、ここまで狭い範囲でやり方が酷似した事件が連続する、というようなことはありませんでした。だいぶ前の話になりますが、地元でも「闇バイト」による強盗事件があったことがあります。あとで聞いた噂では、警察はこの「闇バイト」による地元強盗を事前に察知していたらしい、とのことでした。実際事件がある少し前は「最近は物騒なので警戒してください」という連絡を普段接したことのない警察署から何度ももらっていまし、うちらみたいなお金がないと商売にならないような店は危険だと思われていたのでしょう。実際ウチではないですがそういう業種が狙われました。
この実行犯、無事逮捕されたのですが、住所は地元ではなく2つ3つ離れた県に住んでいるヤツでした。わたしからすると、それはそうだろうなぁという印象。強盗ではありませんが、とめ金具だけ日本正規刻印のあるものを使った金メッキのネックレスだったりブランドの偽物とかを持ち込んで騙そうとする手口はしょっちゅうウチでもあります。過去の経験上こうしたものを持ち込むヤツらは、2~3県離れた県から、それも山を越して来るケースが多いんですよ。ほどほど近くてほどほど遠い、海沿いだと自分の土地の延長感があってどこまで行けば遠くまで来たことになるのか、という不安が続くけど山を越えると一気に別の土地まで来た気分になれる、2つほど離れた県だとその店がどうなろうとも噂話が自分の耳に届くことはない。こういう心理が働いているんだと思いますね(ゆえにわたしはとある県に対する印象が非常に悪い・・・。その県の住人がわざわざウチまでくる場合はほぼ確実にインチキものの持ち込みなので。そうでもなければわざわざこんな遠くまで来ないですし)。特に強盗の「闇バイト」は逃げることを考えるとまず自動車で来るでしょうし、土地勘が全く無い土地でやろうとしますから狙う場所も高速道路にほど近い、カーナビやマップソフトで確認しやすい店が狙われる傾向にあると思ってます。昔なら電話帳だったでしょうけど。あの時の事件と実行犯はその典型でした。
ところが、どう考えても今の関東連続強盗事件はその傾向とは全く違います。従来の感覚ならもっと全国に散らばるでしょうし、家よりも店を襲うはずです。なので実行犯も土地勘の働く地元かそれに近い場所に住んでいる人間なんでしょう。「闇バイト」募集にひっかかってくる奴らが、今までよりも若くなっていて、運転免許証は持っていても自動車は持ってない、そんな連中が実行犯やってるんじゃないかと思います。SNSで見つけて軽い気分で応募し、自分の身分証明書~多分「実際の仕事に使うので運転免許証の提示が必要になります」とかメッセージに書かれていて~として運転免許証のコピーを取られ、追い込まれて実行した、ってパターンが多いらしいですが、なんでそんな簡単にネット経由で、ましてSNSなんかで個人情報渡すかなぁ。SNSでバイトを探すっていう発想自体わたしには信じられないんですが、ネットと言ってもSNSしか使ってない人が多いんでしょうかねぇ。何も考えてないんでしょうか。末法の世じゃ、くわばらくわばら。
求人情報にホワイトとか表記して
ちょっと報酬を良くする。
警戒心が薄れてきたところで
個人情報を確保される
成功体験させといてハメるのはカジノ
なんかにも似てるかも
令和に江戸時代みたいな押し込み強盗が復活するなんて
なるほど。最初に撒き餌を用意して、少しずつ信用させて抜けられないようにした、というのは考えられますね。世間ずれしてない若者じゃ何が危ないかのにおいに気が付かなかったでしょうし、そういうところを教えていかないといけませんね。
スマホや個人情報脅し取られてなんて
どうせ捨て駒と手間暇かけない場合も
犯罪者に比べれば警察などIOT遅れてる
ボディカメラもまだまだ、人質司法のまま
なんか知られると困るような…おや誰か来たようだ
なんかやってることが新興宗教かマルチ商法みたいですね。ノウハウは同じか? 警察はなんだかんだで個人直接保護、ってのはできないので結局後手に回るしかない、ってのはつらいところで。