録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

全てのチャンネルでデジタル放送始まる

2006-10-01 23:53:57 | 次世代ビデオへの懸念
今まで地元では、デジタル放送はNHKなど一部のチャンネルに限られていたが、今日か
らようやく全ての民法でデジタル放送が開始された。もちろん、大型電気店などで
なにかイベントでもやってないかと見に行ったが、全くなし。所詮デジタルになった
ところで、放送する番組は一緒なので、やる必要もないか。CMでは、このところ
毎日のように「デジタル放送スタート」ってやってたけど。
現行のデジタル放送に期待するポイントは、わたしにはたった一つしかない。アナロ
グ放送では上下オビ入りのレターボックスになってしまう放送を、一杯の画面で放送
してくれることだ。ただ、その価値がある番組となると、地元のテレビは極めて少な
い。
ドラマは16:9になっていない、タレントが騒ぐだけのバラエティじゃしょうがない、
地元密着型情報番組や通販番組ではさらにすくいようがない、アニメは十年一日もの
しかやっていない・・・。と、いうわけで、価値があるものは映画と特撮番組だけとい
うことになる・・・趣味に走ってるだけです、はい。

本放送前に試験放送は始まっていたので、試しに、アニメだが映画、「クレヨンしん
ちゃん」を録画した。特撮マニアである原恵一監督本領発揮の本作は、特撮ファンの
間でも評判が高い。内容は別にレビューするとして、これをデジタルで録画してみる
ことにした。すると、バッチリ16:9で放送される。一時アニメ映画が「超額縁放送さ
れる」と問題になったのが嘘のようだ。放送局のロゴと「試験放送中」の文字が気に
なったが、16:9一杯で放送されるという事実の方が重要だ。
そして、今朝の特撮番組、「轟轟戦隊ボウケンジャー」と「仮面ライダーカブト」の特撮
二本立て、"ヒーロータイム"これこそわたしの本命・・・。なんと、ロゴも一切なしで
フルスクリーン放送!!! レターボックスのボケた映像が嘘のようだ。ただ、スポ
ンサー提供の文字が妙に小さく見えるのは、ご愛嬌。
最近CATVのSTBに、左右の余り部分をカットする「ズームアップ機能」がついたので、
これを使った4:3のSD放送「ウルトラマンメビウス」(特撮もので統一・・・)で確認した
アップコンバート映像とGV-MVP/GX2のアナログ受信放送を比べてみた。アナログより
デジタルの方がザラつきが少ないかな? 程度でさほど変わらない。ただ、アナログ
の方が上かも、という思惑もあったので、そこら辺はデジタルも健闘したと言えるの
か、あるいはすでにアナログ放送がデジタル化されたソースを単にアナログ再発信し
ているので、デジタル相当に画質が落ちているのか・・・。比較用ソースが無いので、
判断の使用はないが、4:3映像でHD放送な番組はあり得ないだろうから、そういう番
組ならまだまだアナログで充分といえそうだ。

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