レッドグランパ公式ブログ
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坂本龍馬が好きなのは以前お話したと思う。

私がガキの頃は所謂サムライの

「命より名を惜しむ」

「生き恥をさらす前に名誉ある死を選ぶ」

といった時代錯誤な考えよりも

「死んだらなんにもならんぜよ」

といった龍馬の単純明快でさわやかな生き方がすんなり受け入れられた。

子供なら誰しもが「己の死」というものを容易に受け入れられない。

閉鎖的な日本を開国し、文明開化の礎を築いた幕末の英雄「坂本龍馬」。

彼にサムライというイメージは少なくとも私には当てはまらない。

アメリカの自由な社会に憧れた龍馬は、自分の夢「世界の海援隊」を実現するため、日本を改革するに至る。私のなかで少なくとも彼はサムライではなく革命家だ。

私も人並みにアメリカに憧れている一人として、明治維新は近代国家日本を形成するために避けては通れない必至な事件だったと思っていたが、最近、ほんとに日本はこれで良かったのかと思うことがある。西洋文化に触れることで近代文明を手に入れたが、その代償として日本人の誇りを失うことになったのではないか。そしてそれは龍馬とは間逆なサムライにこそその精神が宿っている。

日本映画以上に日本のサムライを美しく描いた映画「ラストサムライ」。
私が時代錯誤で無用の長物と思っていたサムライはあまりに美しく素晴らしくさわやかに描かれていた。

坂本龍馬が命を懸けた明治維新は何だったのか。

今でも龍馬を尊敬しているし、目標にしている。が、祖国愛に溢れたサムライ達と革命家龍馬の板ばさみにあい胸が苦しくなった。勿論誰よりも祖国愛のある龍馬だが、むしろ全てアメリカ万歳だった自分の考えに疑問を持つようになったのだ。

それからは考え方も成長し、日本の伝統文化や、日本独特の思想を尊重するようにもなった。町内の祭りや会合にも積極的に参加しようと思うようになった。

アメリカ的な自由で合理的な思想が無条件に良いわけでは無く、日本独特の情緒や形式を重視する思想にも良いところが同じくらいあるのだ。

そう人の考え方もステップアップしていくべきなのだと悟った。

武士道を理解することが、今の日本には大切なのであり、それで日本の本来あるべき姿が見えるのかもしれない。

今度、時間を見付けて新渡戸稲造の「武士道」でも読んでみるとしよう。





本日のスナップオン!
今日は工具箱をご利用頂いているユーザーさんを紹介だ!

マツダの斎勝くん。先日購入してくれた折りたたみシェルフも早速取り付けられ満足げなご様子。中身のスナップオン占有率もなかなかのもの!流石!


パドックの宮原くん。スナップオン工具箱をいつも綺麗に使ってくれて有難う!来週コンビネーション持って行きます!


お馴染み高原自動車の高原社長!KRL7003を眺めながら満足そうです。中身も当然スナップオンだ!最高です!


番外編  今日のミッチー!
またしても長谷川特派員(通称ミッチー)がやりました!
北本くんが作業灯に困っているところをすかさずシュート!
ECFSP30の契約成立でござーーーいい!あざーす。


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