レッドグランパ公式ブログ
SNAP-BLOG




オーディオに興味の無い人でも音楽に興味はあったり若しくは音楽を聴くのは好きという人はたくさんいるだろう。

カーステレオやラジカセで聴く音楽とオーディオで聴く音楽は何が違うのか。そう思われる方も多いはずである。かくいう私もその一人であった。


何故、オーディオで無いと駄目なのか。ラジカセでも音楽は十分楽しめるではないか。そう疑問を以前は持っていた。


以前「オーディオ」の章でもお話したが、オーディオファミリーさんで聴いたALTECの音がその疑問を遥か彼方へ吹き飛ばしてくれた。今でも忘れられない、あの妖刀のごとく切れ味鋭い音を。


あのスケール感を自宅で再現したい!思えば、あの時すでに私は魔界オーディオの虜になってしまった(笑)。

しかし、オーディオというものをはじめて数年、未だあの悪魔の音を自宅で再現するに至らない。


何かが足りない。


原点に戻るべく、魔界オーディオを自宅で再現しているケン・マサキ氏宅へお邪魔することにした。


さっそくJBL4344が私を出迎えてくれた。オーディオファンの間でも人気のあるモデルだ。しかし今は使っていないという。


真空管アンプを見付けたので撮影。暗がりにぼんやり光る真空管がたまらない。部屋に欲しいアイテム。



機材を一通り確認した後、音楽を聴かせて頂くこととした。とりあえず稲垣潤一のCDをチョイス!

明らかに、拙宅とは音の次元が違う。音が地響きのように部屋全体を支配する。ボーカルの咽から搾り出される歌声が目の前に襲い掛かるのは恐ろしさすら感じるのだ。

自分も先日MacBookを導入し音源には自信があった。対してこちらはCDプレーヤーだ。理論上では拙宅が音源では上なのだが、明らかに聴こえてくる音はケン・マサキシステムの圧勝だ。

何が違うのか。

何が足りないのか。

以前拙宅のシステムを聴いて頂いたケン・マサキ氏素直にこの疑問をぶつけてみた。


「魔界オーディオとは物量作戦である。」


通常2CHで音楽を再生するには2つのスピーカーがいる。当たり前だ。ところがこの2つのスピーカーを4つに増やしたらどうなるか?片側1個よりも2個で再生する方がスピーカーの1個あたりの負担が少ない。

ウーハーもシングルよりダブルの方が迫力が増す。既製品のスピーカーでもこの仕様は良く見られるところだ。


ケン・マサキ氏は片側1CHに使用するユニット数やこれらを駆動するアンプの数が半端ではない!ちなみに氏の使用しているパワーアンプの数なんと8個!


どんなシステムだ!


ではその魔界オーディオの全貌を御紹介しよう!

見よ!この威容!見よ!この物量!
これぞ男のオーディオだ!
このシステムで2CHオーディオを再生するのだ!


多数のパワーアンプとチャンネルデバイダー!
こちらも物量投入。まさしくアメリカンサウンド全開!


巨大なウーハー部。軽く両手を広げたくらいの大きさはありそうだ。
この魔界ウーハーでないとやはり野太いボーカル音は再生出来ない。


サブウーハーはSONY製。両側で計6発!氏はもう2個追加する予定だという。


まさに魔界オーディオの真骨頂だ。アメリカ的物量作戦の真髄を垣間見た気分である。


魔界オーディオとは

一.物量投入すること。

二.巨大なウーハーとドライバーを備えること。

三.ユニットはJBLもしくはALTECを使用すること。

四.聴く者を圧倒する見た目が大切。

といったところだろうか。

ここまでのシステムを構築するまでに長い年月と想像を絶する労力を費やしたことは容易に想像出来る。と同時にそこいらのあんちゃんに使いこなせる世界では到底ない。まさしく魔界オーディオは一生を捧げるに値する究極の大人の遊びといえよう。


・・・実に恐ろしい世界だ。




本日のスナップオン!

新生リフトの最強コンビ!高嶋さんと田村さん。
今日はセミディープソケットセットとセーフティゴーグルをお買い上げ!
何故か写真に多田さんが写っていない。・・・魔界○●で忙しいのか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする