レッドグランパ公式ブログ
SNAP-BLOG




スナップオンビジネスを始めて早や10年。

今でこそスナップオンVANが当たり前のように巡回するようになった整備業界だが、私が開業した頃はまだ、スナップオンが浸透していない頃だ。

一人のメカニックが言った。

「仕事で使う道具になんで自分のお金を使わなきゃいけないんだ?」

「給料貰うために働いてるのにその給料使ったら働く意味が無いよ」


当時、サラリーマン生活に疑問を持って飛び出した私は、異業種の自動車整備業界に飛び込み、メカニックの皆様にスナップオン商品を買ってもらう為、毎日VANでがむしゃらに走りまわっていた。

より良い工具を使ってもらいたい!

より快適な整備環境にしてあげたい!

より満足度の高いサービスを提供して欲しい!

とにかくメカニックの皆様を尊敬していた。

「車を整備出来るなんてメカニックは凄げええ!!」

と思ったものだ。


人を治すのが医者なら自動車を治すのはメカニックだ。つまりメカニックはカードクターということになる。メカニックとはなんと素晴らしい職業なのか!

しかし・・・

残念ながら、日本でもメカニックの地位は残念ながら決して高くはない。

それは何故なのか。


工具を揃えている同僚にこんなことを言うメカニックがいた。

「そんなに工具を揃えてどうするんだ、馬鹿じゃないの」

「会社のためにそこまで貢献して何か得するのか?」


アメリカのメカニックは自分の工具は自分で揃えるのが当たり前だ。

実はアメリカのメカニックの地位は日本のそれと比べてかなり高い。


それに比べて残念ながら日本のメカニックの地位は低いと言わざるを得ない。

それは何故なのか。


はっきり言うと、

「何故自分で工具を揃えなきゃいけないんだ!」

なんていう質問は低次元の質問なのだ。

これがどれくらい低レベルな質問かと言うと、

「僕はどうして算数や国語を勉強しなきゃいけないの?」

と小学生が親に質問するのと、実は同じくらい低レベルな質問なのだ。

算数を勉強するのは論理的思考を見に付けるためであり、国語を勉強するのは日本人としての基礎を身に付けるためなのだが、メカニックが工具を揃えるのはまさにメカニックとして必要な基礎的論理的な思考を身に付けるアイテムであり、メカニックとしての存在価値を維持する最低条件であるからに他ならない。

そのうえで、

メカニックがメカニックとして存在するその瞬間にメカニックとしての存在価値を自分自身で高めること

さらに言えば、小学生が小学校にいる間に算数や国語を勉強をすることで唯一の時間を有意義に活用するように、メカニックはメカニックとして生きている間に整備の事をひたすら勉強するしかない。

これこそがメカニックのメカニックとしての究極の目的なのだ。

このことを半端に考えて他業種に行ってもまず成功しない。その道を極めた人は何をやらせても凄いものだ。


では何故「スナップオン」なのか!

断言しよう!


「こだわり」を持つべきメカニックにこそ「スナップオン」がふさわしいと!



とまあ今日もブログがばっちり決まったところでこだわりを持ったお客さんを御紹介するとしよう!


荒永自動車の荒永さん。この方、工具のみならずあらゆる面にこだわりを持っておられます。本日はブルポのスナップリングプライヤーをお求めになられました。




S・bodyの砂田代表!1/2トルクレンチをお買い求め頂きました。国産・外車を問わず整備・板金・塗装をこなされるところに、こだわり続けた整備人生がうかがえます。



JA高岡の鍋城さん、男のギアに熱いこだわりを持っておられます。本日はDUAL80ラチェットをお求めになられました。素敵です。



ネッツノヴェルの登坂くん。営業マンなのにLED作業灯をお買い求めになられました。お客さまからお預かりしたお車のちょっと整備に使用したいとのこと。うーーん!こだわっていらっしゃる!


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