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あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

しあわせへの道

2008-02-24 17:53:26 | つれづれ
昨日途中で止めた部屋の片づけをしていたら、3時を回ってしまった。
車でどこかに行こうと思ったが、運転する気にならなかったので自転車にして出かけた。

何となく走り、何となく大山の商店街に出た。高校の頃、たまに自転車で行くときには、最短経路でもないのに、なぜかここを通り抜けていた。あの頃は人ごみを自転車ですり抜ける感じだったが、今日は駅前を除きあまり人が多い感じはしなかった。商店街を置くに進んでいくと、少し寂れた感が漂ってきた。途中で焼き鳥やさんに寄って数本いただいていたら、ご主人から声を掛けてきた。今日は強風のせいもあって人は少ないが、ここ数年代替わりとともに店を貸して隠居する人たちが増えているようで、これはどこの商店街でも一緒だ。少ないとはいえ、これだけの人が集まっているだけでも良いほうだもいえる。

今のこの商店街は、果たしてしあわせにあふれているだろうか。しあわせにつながっているだろうか。「ハッピーロード」僕の地図になくても、歩く人がしあわせになって欲しい。
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深く…

2008-02-23 23:59:54 | 映画を観る
先日慌てて途中から録画した、映画「深呼吸の必要」を観た。
公開時に何となく気になっていたものの、決定的な理由がなく観に行かなかったが、その後機会があれば観たいと思っていた。ビデオショップでDVDを手にしかけたこともあったのだが、レジにまでは持っていかなかった。

最初の数分を見損なってしまったので、どういうきっかけでこの島に彼らが来たのかは良くわからないが、それぞれ何かを抱えながら集まってきたようだ。最初はお互いバラバラの気持ちが、少しずつ近付いていく。でも、その距離が縮まる頃に、さとうきびは刈り終わってしまう。
何か衝撃的な出来事が起こるわけではないけれど、彼らはこの島でさとうきびを刈り、仲間と寝食を共にしながら、ゆっくりと深呼吸をする。
映画はその後を描いていないが、きっと彼らは次の場所、いや、元の場所かもしれないが、深く吸い込んだ酸素ゆっくり燃焼させることができたのだろう。

僕らにも、そんな深呼吸が必要だ。言い訳をして伸ばし伸ばししていて、つい忘れてしまいがちだが、今年はそんな時間をもっと作りたい。
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何でも・・・

2008-02-23 20:08:18 | テレビを観る
家の片付けはなかなか進まない。あれこれ理由を付けながらずっと放っておいたつけがたまっていて、どこから手を付ければいいかと途方に暮れてしまう。元はと言えば、なかなか捨てきれない優柔不断な性格が良くないのだ。今度こそ、思い切って捨ててしまおう。そう、今まで使わなかったものはこれからも使わないのだと割り切って…

さて、次の週末に大阪に行こうと思っていたが、取りやめた。
もう少しいろんなところを回りたいと思うし、それには日数が足りない。それに、物価高や何やらで多少セーブしなければならない状況にある。ということで、もう少しプランを練ることにした。
その代わりといっては何だが、昨日はNHKスタジオパークの売店に行って「ちりとてちん」の手ぬぐいを買った。ガイドブックも買おうと思い、あちこちの書店を回っているのだがどこも売り切れで、当然ここにもない。早く買っておけばいいのに、何が迷いを生じさせるのか・・・

で、今日はその「ちりとてちん」の今週後半3話を観た。今週は、草々に弟子入りをした勇助という青年と、A子こと清海が絡む展開だった。勇助は何となく胡散臭い感じがしたが、嘘がばれて草々が「破門や!」と言ったところで喜代美がそれを思いとどまらせようとする。その理由が何とも面白い。師匠の気風を受け継いでいるといったらいいのだろうか…
さて清海のほうは、草々や喜代美と別れて東京に行ってからいろいろなことがあったのだろう。そして、喜代美が彼女に抱いていたのと同じように、彼女も喜代美に対してコンプレックスを持っていたのだろうか。ここで二人がしっかり向き合って、互いにいい方へ歩いていけるといいなあと思う。「私を破門にして下さい」と若狭が師匠に言ったとき、師匠が彼女に「いつかあんたの模様になる…」と言ったように。そう、いい思い出も悪い思い出も、すべて自分自身の歩いてきた道なのだから…

僕は昔から何かするときに必ず計算をしてしまう。それは自分を守るためでもあるのだが、それによって可能性を狭めてしまっている。
だから、何でもいい、余計な計算をせずにありのままに過ごそう。
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強風

2008-02-23 17:12:11 | 見上げる
ものすごい強風が吹いている。テレビでは、あちこちの鉄道路線が運転を見合わせていると報じている。今日はもともと外出の予定はなかったので、関係ないな…と思っていたが、用事を思い出して家を出た。昨日と同じような格好では、今日は寒い。
結局用事は空振りで、風避けついでに何となくひと休みしている。

あしたは少し、前に進むための時間を過ごそうと、西の空を見ながら思った。
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かおり

2008-02-22 21:52:45 | つれづれ
明日館を後にしてしばらく歩くと、目白庭園に着いた。
入園が無料だということが理由ではないが、とにかく門をくぐって中に足を踏み入れた。

ざっと見渡して、「無料」の理由がわかった。浜離宮など他の庭園に比べて格段に狭い。まあ、それでもこのうららかな陽気に誘われた人が集まっていた。

親子連れが昼食を楽しんでいる隣に、枝ぶりのよさそうな梅の木があった。顔を近づけるとほのかに梅の香りがした。

暖かな陽気とともに、「春はもうすぐ」というシグナルを受け取った。
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内面

2008-02-22 12:46:08 | 立ち止まる
今朝、病院へ行った。
昨日まで続き、今朝もまだ少し残っていた症状を話すと、先生は、「ノロウイルスではなかったか…」と言い、自然治癒したという診断を下した。
その診断を疑う理由も、必要もなく、会計を済ませて病院を後にした。

多少の違和感を感じつつ、僕はいまここでコーヒーとお菓子を楽しんでいる。そう、ここは「自由学園明日館」だ。
いつかは入りたいと思いつつ、外観のみを楽しんでいた。だが、建物は中に住む人、中を使う人に対し、何を与えてくれるかが大事である。幼少の頃をここで過ごした人たちは、今を豊かに過ごしているだろうか。

そんなことを思いながら、人を表面だけて見てしまいがちな自分のことを思う…
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悪人

2008-02-21 23:26:48 | 本を読む
夜になって食べ物を口に入れた。昨日も入れたのだが、朝起きたらだめだったので、今日も気になるが、食欲には勝てない。明日はあしたの…だから。

今朝、吉田修一さんの「悪人」を読み終えた。400ページ以上の長編だが、ぐいぐいと引き込まれていき、そして今朝、勤務先に向かう道を外れ、コーヒーを飲みながら最後の一行までを読み、本を閉じた。

福岡、佐賀、長崎… 僕の住む東京からはかなり離れた土地を舞台に、ある殺人事件の被害者を軸に、関係する人々が描き出されている。
被害者を死に追いやったのは誰か、加害者を殺人犯に仕立て上げたのは誰か、被害者とは、加害者とは・・・ 登場人物の誰もが、そのいずれか一方の立場に立つのではなく、両方の面を持ち合わせている。そして、その両方の面を意識的にまたは無意識に使い分けている。それは、僕らの誰もが行っていることだろう。そして、他人に対しては、自分が「被害者である」と見せる方が効果的だということも・・・

だが、この小説に登場する男は、他者を守るために別の方法でこの使い分けを行っている。その行動は、ある時点でそれが彼の「優しさ」だということに気付かれてしまったらおしまいである。そこが切ない。緩いながらも何かと彼を頼る年老いた祖父母に縛られている彼の、その優しさと鬱屈した思いに、とてもシンパシーを感じた。

殺された被害者は戻ってこないが、関係する人たちがそれぞれそこから歩き出そうとするラストに、光を感じた。そして、唯一自分をその場所に押し込めようとして他者を守ろうとした彼に対し、光が当たりますようにと、本気で思った。

そんなことを考えながら、ついこの前取った行動を思い出した。果たして自分は、悪人なのか・・・
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気になる

2008-02-21 12:49:18 | 立ち止まる
朝から、液体もしくは液状のものしか口に入れていない。回復の兆しは見えず、早く帰って寝床につきたいと思うが、今はそうもいかない。いったいいつまで持つのだろうか…

それよりも、早くスプーンを持ち歩くようにしたいと思う。
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やわらぐ

2008-02-21 08:57:41 | 立ち止まる
あともう少しで読み終える本を読み終えてしまおうと、コーヒーショップを選んだ。

本を閉じて店を出ると、朝早く、片口に重くのしかかっていた寒さは、もう感じられなかった。
それは、日差しのお蔭か、コーヒーの温もりか、それとも、読み終えた本の余韻だろうか…
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春へ

2008-02-21 06:51:03 | 前に進む
建物を覆う囲い幕が朝の日差しに染まる。やや赤みを帯びたその色に、春の桜を思った。

まだまだ寒さは厳しいが、それでも、季節はゆっくりと春に向かっている。桜の花が開く頃には、閉じかけた僕の心も、ほんの少し開くといい…
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