あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

2008-02-28 23:20:20 | つれづれ
帰宅後に夕刊を見ていたら、ある訃報が目に留まった。
杉本栄子さん。南九州の漁村に生まれ、海とともに暮らしてきた彼女をある悲劇が襲った。「水俣病」は、日本の経済発展の影の部分として、今もそこに暮らす人々を苦しめている。それは、和解という解決策が示されても消えることがない。

彼女は自らの苦難を多くの人たちに伝えるため、各地に出向いた。僕も何度か彼女のお話を伺ったことがある。悲劇の被害者でありながらも、その生き方、ご主人やお子さんとの関係を垣間見て、素敵な方という印象を強く持った。
たまたまご自宅を訪れたことがある。ご主人が作業場で囲炉裏に吊るす自在鉤を作っていた。帰り際、いりこをいただいたのだが、「いつかお礼を」と思いつつ、縁遠くなり、それっきりになり、礼を失してしまった。

お疲れ様でした。そして、ご冥福をお祈りいたします。
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忘れもの

2008-02-28 12:53:15 | 立ち止まる
ふらふらと歩いていたら、道端の消火栓が小さなリュックをしょっていた。どこかの子どもが落としたものだろうか。
すぐに持ち主に気付かれるようにと、拾った人がかけたのだろう。だが、ぴったり合っているのか、却って目立たない。

もしかしたら、それでいいのかもしれない。
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返事

2008-02-28 07:10:12 | つれづれ
昨日、久しぶりにMLにメールをもらった。すぐに返事を書こうと思ったが、そう思うとつい構えてしまい、眠気にも負けて出しそびれてしまった。

これまでも、もらったメールに返事をしなかったことは幾度もある。うっかりしてタイミングを逸した時もあれば、どうしても出せない、出したくない時もあった。一体それで何が変わるのかとも思うが、送ってくれた人のことを思うと、心が傷まない訳はない。

今日は返事を書こう。だが、いつ書こうか…
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