夜、坂道を歩いていたら、まだあちこちに雪が残っていた。ただ、だいぶ解けた後らしく、埋もれていたタバコの吸殻がその美しさを殺いでしまっているように感じた。
角の雪には轍ができていた。一晩経つと凍ってしまっているだろうか…と、次の犠牲者が出ないことを祈った。
用事を済ませた帰り道、立ち呑み屋でいっぱい引っ掛けようかとも思ったが、だいぶ遅くなっていたのでまっすぐ帰ってきた。
一人で飲む酒は、何となく寂しい感じがするが、でも、見ず知らずの人ととんでもなく深い話しをしたり、おススメのあてを分け合ったり、それはそれで楽しい。もちろん、一人の世界に入り込むのもいい。まあ、酒に飲まれてよそ様に迷惑をかけなければ何でもありだと思う。それは、一人旅と一緒だ。
で、たまには一人、轍を辿り赤提灯が照らす暖簾をくぐってみようか。
角の雪には轍ができていた。一晩経つと凍ってしまっているだろうか…と、次の犠牲者が出ないことを祈った。
用事を済ませた帰り道、立ち呑み屋でいっぱい引っ掛けようかとも思ったが、だいぶ遅くなっていたのでまっすぐ帰ってきた。
一人で飲む酒は、何となく寂しい感じがするが、でも、見ず知らずの人ととんでもなく深い話しをしたり、おススメのあてを分け合ったり、それはそれで楽しい。もちろん、一人の世界に入り込むのもいい。まあ、酒に飲まれてよそ様に迷惑をかけなければ何でもありだと思う。それは、一人旅と一緒だ。
で、たまには一人、轍を辿り赤提灯が照らす暖簾をくぐってみようか。