アメリカ軍の普天間基地移転をめぐり日米の関係がこじれ、また連立政権内でその対応策が揺れているというニュースが連日流されている。
そもそも辺野古沖への移設が論議されてから10年以上経って一向に進んでいないということは、移設案の実現性がほとんどなかったと言えなくもなく、また「時のアセス」という観点からも、政権交代という契機からも、見直しは当然である。それこそ、「東アジアの軍縮」を徹底的に論議することも必要である。
それなのに、僕が知る限り、マスコミの大半の主張は「日米関係を守るために、合意を守れ」というものに聞こえる。第二次大戦中、日本軍は沖縄の人々を守らなかったということを聞くが、自由な時代となったこの今、自由な社会を守る言論人たるマスコミが自国民でなくアメリカの顔色をうかがっているというのがどうにも解せない。いや、それ以前に自分も含め沖縄県民以外の人々は彼らに思いを馳せているのかと思うことが多い。せめて、それが「平等」とはかけ離れていたとしても、両論を並べて扱ってほしい。ただ、話がこじれればそれだけ、普天間の危険性が改善されないという問題がある。それについても論議を尽くすべきである。
そういう僕も、行ってみようと思いこの本を買ってから10年近く経ってもなお沖縄を訪れていない。現実を知るために、そして沖縄そのものの魅力を楽しむために、来年こそは一度行ってみよう。そう、先日仲間の結婚式で出会った着付師の方を訪ねてもみたいし…
そもそも辺野古沖への移設が論議されてから10年以上経って一向に進んでいないということは、移設案の実現性がほとんどなかったと言えなくもなく、また「時のアセス」という観点からも、政権交代という契機からも、見直しは当然である。それこそ、「東アジアの軍縮」を徹底的に論議することも必要である。
それなのに、僕が知る限り、マスコミの大半の主張は「日米関係を守るために、合意を守れ」というものに聞こえる。第二次大戦中、日本軍は沖縄の人々を守らなかったということを聞くが、自由な時代となったこの今、自由な社会を守る言論人たるマスコミが自国民でなくアメリカの顔色をうかがっているというのがどうにも解せない。いや、それ以前に自分も含め沖縄県民以外の人々は彼らに思いを馳せているのかと思うことが多い。せめて、それが「平等」とはかけ離れていたとしても、両論を並べて扱ってほしい。ただ、話がこじれればそれだけ、普天間の危険性が改善されないという問題がある。それについても論議を尽くすべきである。
そういう僕も、行ってみようと思いこの本を買ってから10年近く経ってもなお沖縄を訪れていない。現実を知るために、そして沖縄そのものの魅力を楽しむために、来年こそは一度行ってみよう。そう、先日仲間の結婚式で出会った着付師の方を訪ねてもみたいし…