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あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

両論併記

2009-12-14 22:29:30 | 憤る
アメリカ軍の普天間基地移転をめぐり日米の関係がこじれ、また連立政権内でその対応策が揺れているというニュースが連日流されている。

そもそも辺野古沖への移設が論議されてから10年以上経って一向に進んでいないということは、移設案の実現性がほとんどなかったと言えなくもなく、また「時のアセス」という観点からも、政権交代という契機からも、見直しは当然である。それこそ、「東アジアの軍縮」を徹底的に論議することも必要である。

それなのに、僕が知る限り、マスコミの大半の主張は「日米関係を守るために、合意を守れ」というものに聞こえる。第二次大戦中、日本軍は沖縄の人々を守らなかったということを聞くが、自由な時代となったこの今、自由な社会を守る言論人たるマスコミが自国民でなくアメリカの顔色をうかがっているというのがどうにも解せない。いや、それ以前に自分も含め沖縄県民以外の人々は彼らに思いを馳せているのかと思うことが多い。せめて、それが「平等」とはかけ離れていたとしても、両論を並べて扱ってほしい。ただ、話がこじれればそれだけ、普天間の危険性が改善されないという問題がある。それについても論議を尽くすべきである。

そういう僕も、行ってみようと思いこの本を買ってから10年近く経ってもなお沖縄を訪れていない。現実を知るために、そして沖縄そのものの魅力を楽しむために、来年こそは一度行ってみよう。そう、先日仲間の結婚式で出会った着付師の方を訪ねてもみたいし…
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小さな思い出

2009-12-14 21:19:13 | つれづれ
午後になり、頭痛薬を飲み痛みが少し和らいだので、移動販売のパン屋さんに行った。平日しか来ないので、めったに行くことはないが、寝てばかりいても何なので、多少ふらふらしながら向かった。

既に先客が集まっていた。近くの小学校から帰ってきた子どもたちが、小銭を握りしめて寒空の下で順番待ちをしている彼らの表情は見ていて楽しい。

その中のひとりが、欲しいパンを買うにはお金が少し足りなかったようで、それでもお店のお姉さんが「これなら買えるよ」と丁寧に子供に接しているのを見て、なんだか安心した。

僕らの子供の頃にはまだ駄菓子屋があったが、彼らにとってこのパン屋さんは、駄菓子屋さんのような存在だとしたら、今の子どもたちも小さな、けれども楽しい思い出を持つことができる。
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処方なし

2009-12-14 15:22:24 | つれづれ
朝起きて、頭の痺れが取れているどころか逆にひどくなっていた。体温を測ると数字が35度を少し越えたところで止まってしまう。そのことも頭痛に拍車をかけたのか、それとも頭の回転が狂ったのか、勤め先に休ませてもらう連絡を入れた。体温を上げるためにすぐさま風呂を沸かして入り、かかりつけの医院に向かった。

待合室で本を読みながら、一昨日加湿器のフィルターが手に入らなかったことを思いだし、そのことと体調不良を結び付けながら、いつもながらの間の悪さを悔いていた。

診察してもらうと血圧が上がっていた。そういえば、以前駆け込んだときも同じように症状だった。いつもの薬に加え、頭痛薬を出してもらった。そう、改めて体温を測ったら36.8度になっていたが、家の体温計を見てみないといけないと言うことだろう。

滅多にない平日休みなので、銀行などに寄っていった。帰り道、保育園の脇を通ると、部屋の外廊下でパジャマ姿の男の子がうつ伏せに本を読んでいた。誰か園の人が来ないかとしばらく様子を見ていたがいっこうに現れず、そのうち彼が僕に気づいたので、寒くないかと声をかけると、笑顔を返してきたので、部屋に入るまで見届けずに帰ってきてしまった。

こんな時でも自分のことより他人のことが気になってしまうのもどうかと思うが、この病気を治す処方はないのだろう。
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