あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

美の追求

2009-12-15 07:19:55 | つれづれ
今朝もまだだるさが残っているが、頭痛は和らいだので家を出た。

平日にしか出来ないことが少なくない中、テレビ番組の試聴もその一つに挙げられる。昨夜は、資生堂の美容部員の中国での奮闘を追ったドキュメンタリーを見た。

デパートの1階に並ぶ化粧品売場には全く縁がなく、たまに素通りするだけだが、そこに立つ女性たちには、男として関心がないわけではなく、素通りとはいえ視線はあちこちに振りながらである。だが、そこで働く美容部員の人たちがどんな思いで仕事をしているかまでは関心をもたなかった。

女性が美しさを追求するのは昔から変わらない。好景気に沸く中国で高価な化粧品が飛ぶように売れるのは自然なことなのかもしれない。だが、美容部員のみなさんは単に商品を売るだけでなく、女性たちが美しくなることをサポートするという使命を持っている。だから、高価なものだけでなく、その企業の製品を長く愛してもらうために、いろいろな意味でその人に合った商品を紹介しているのだろう。

われわれ男にとっても、女性が美しくなることは嬉しい。それは、美しい人を見られるという直接的な意味もあるが、美しくなりたいという気持ちがその人の内面を活性化するのではと思うからだ。もちろん、極端な追求は困るが、何かを思いながら化粧をする女性は、心から美しくなっていくように思う。

こんなことを書きながら、資生堂の企業戦略に乗せられてしまったのではと感じるものの、それでもこの企業の持つ理念は好きだなと、改めて思う。そして、今度デパートに行ったら、少しゆっくり化粧品売場を通ってみよう。そう、怪しまれない程度に…
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