校長室の窓から

嬉野小学校の子どもたちの元気な様子を伝えます。
たまに我が地区や家のことも・・・。

あるネコの死

2010年05月08日 | Weblog
いつの頃からあったのか分かりませんが
めったに見ない、目立たない所にネコの死骸。
我が家にはネコは飼っていないのに。

ネコは、死期を悟ったら人知れず死に場所を求めて隠れるとか。
それがなぜに我が家なんだろう。

それはともかく、カラカラに乾ききっていたネコの死骸を
畑に持って行き、深い穴を掘って埋めました。
動物の死骸に情けが行くと取り憑かれると聞きます。
黙々と作業をし埋めました。

今の子ども達はどうなんだろう。
そんな経験をしてきているのだろうか。
ネコでなくても、金魚でも、虫でも何でもいいのです。

核家族になり、親類の死に直面する機会が失われつつあります。
相手をたたきのめすゲームに熱中するども達。
ゲームでは負ければリセットし、
何回も何回もすぐに生き返るヒーローたち。

どうすれば「死」ということを教えることができるのだろうか。
家にあったネコの死骸を片づけながら
そんなことを思いました。

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