戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/10/19 残された時間を如何に有効に使うか?

2011-10-19 17:25:13 | Weblog
 姉がひと晩泊まっていった。ひと晩中といって良い程話に夢中になっていた。姪も一緒だったが姉妹の話に邪魔だろうと一旦帰り、翌朝迎えに来てくれた。若いっていいなあ。今思うと私はその年代、いつも奥さんが欲しいという位がむしゃらに働いていた。高度成長に乗り合わせた運の良い世代だが、その代わりに失ったものも多かった。人はあれもこれも欲張って持てぬ。みんな落っことしてきて今は何も無い。親もきょうだいも失い残った5人姉妹で時々集まってはあと何年生きられるだろうねなんて話をしている。土地建物の確認の為今日は法務局に行ってきた。これが1番の難題である。売れない土地、荒れた土地家屋。撤退する工場のお陰で事務所も駐車場も借り手がいない。若い世代がどう生きていくか、生きられるか?心配でならない。

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