コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

カレーハウス オータム(浜松市中区)

2019-02-09 21:28:46 | グルメ
先日ネットのニュースで約30年間営業してきたカレー屋さんが来月で閉店になるというニュースを知りました。建物の老朽化に伴う立ち退きのようで移転ではなく閉店に踏み切ったようです。
このお店のマスターは東京でフランス料理店のシェフを務められた方でフレンチのアレンジを加えたカレー店を浜松で1990年に開業しました。

カレーと言いますとファーストフード店のカレーからありますがこちらはちょっと手が込んでいます。

まずメニューを見ますと定番の「ビーフカレー」「野菜カレー」「シーフードカレー」「ポークカレー」等が並んでいますが、今日が初めてですので定番中の定番の「ビーフカレー」にしました。これにスープ・サラダ・コーヒーが付いたセットにしました。

まずはスープが出てまいります。


続いてサラダとカレーが出てまいりました。
何とディッシュの上にちょっこっとご飯とカレーが掛かっています。
??な感じでしたが、ルーと木製のどんぶりにご飯が盛ってありましたので焦りが治まりました。

こんな感じで出てまいりました。

一口食べてみますと、巷のカレーハウスでよくありがちなスパイシーさは感じられません。その代わりに奥深い味を感じる事が出来ます。(表現が難しいのですが…)
次にご飯を盛ってルーを掛けてみます。


そしてここで特徴的なのは香の物に一般的には福神漬けからっきょなんですが、4つに分けて入っています。一つはゆで卵をみじん切り、2つ目は定番のらっきょ、3つ目はハリハリ漬け、4つ目は美味しいのですが何か分からずお店の奥様に聞いてみますとマンゴーのジャムという事です。
聞けばなるほどと思うのですが。

そして御飯もバターライスです。このバターライスがルーとよく合って名脇役になってくれています。
ルーもビーフも良く煮込んであってトロトロ感がたまりませんでした。ビーフが持ち味を如何なく発揮してくれました。
何かカレーを食べて嬉しくなったのは久しぶりです。

そうそうサラダも美味しかったです。
シャキシャキ感が新鮮さを表していました。
さすがはフレンチのシェフが作るカレーですね。確かに庶民的なお店からすると少々高めですがそれでも満足のいく味を提供してくれました。

来月で閉店になってしまうのは残念ですが、もう少しですので頑張って下さい。
もう少し早くめぐり逢いたかったお店でした。