おはようございます
秋も深まってきましたね。
栗の時期も終わり、白菜や春菊、小松菜、ほうれん草、里芋など
露地物のお野菜がおいしい時期がやってきました。
季節の移ろいを畑から感じるのが楽しいこの頃です
さて、先日の続き、今回は石川県七尾市能登島にあります、高農園さんをご紹介します
能登島の角屋さんにご案内いただきながら、高さんの畑へ。
着いてみてびっくり。
畑が赤い
赤土野菜とは聞いていましたが、まさかこんなにも赤いものだとは知りませんでした。
高さんが見えるまでの間、角屋さんからいろいろお話を伺っていました。
昔は能登島は松茸の産地だったそうで、見渡してみれば、松林がいたるところに。
若い木に松茸をつけてしまうと、木が弱ってしまうとか、
きれいにされた松林になるけれども、きれいにしすぎるとマツクイ虫に木がやられてしまうとかで、
なかなか難しいようで、今ではまったく収穫されていないようです。
高さんが農業を始められたころ、なかなか軌道にのるまで苦労されたようで、
角屋さんのもとでも働かれていたとのこと。
角屋さんが使われていたかごが、高さんの倉庫の前にたくさん積まれていました。
角屋さんとお別れし、高さんが見えました。
ちゃんとじっくりお会いするのは初めてです
やっとお会いできた~、という嬉しさでいっぱいでした。
高さんは、個々の注文に真剣に答えてくださる農家さんです。
産直のお野菜はお任せでやっていらっしゃる方が多い中で、
一つ一つのサイズまで対応してくださいます
作られたお野菜が、どのように調理されているのかまで考えてくださるため、
多くの料理屋さんから支持されています。
ぼくの憧れの料理人方もたくさん訪れていらっしゃるようでびっくり
お忙しい中で、ただ、高さんにお会いしたくて来たぼくに、
色んなことを教えていただき、本当にありがたかったです。
小茄子ちゃん。
一見普通の畑ですが、高さんのスマホと連動して、
水遣りが適時に適量できるようになっています。
水もただあげればいいのでなく、最適な水遣りの時間があるそうです。
白茄子ちゃん。
そうそう、高さんの畑は完全無農薬
有機JAS認定農家さんです。
土地も農業機械もこの建物もとってもお金のかかるものですから、
農家を始めるというのは、本当にすごいことだと思います。
南瓜がまんべんなく日に当たるように、トンネル状に栽培されていました
それにしても、高さんに案内されてびっくりしたのは、
とにかく広大な畑を管理されていること。
あっちもこっちも高さんの畑。
これから切り開いていく畑もありました。
今では、農家になりたい若手を育成もされているようです。
能登の赤土野菜としてブランド化し、都心でも熱心に活動されている高さん。
お会いしてお話させていただいたら、何とも面白い方で、
今度はくだらない話で盛り上がってみたいな~なんて勝手に思ってしまいました
高さん、本当にありがとうございました
能登島から、能登半島に渡る橋にて。
青い空と、白い雲。
空が近かったです。
↓ 橋の下。
のどかですね~。
橋を渡り、海沿いを車走らせ、半島側から能登島を見れば、
もうなんだか遠いところにあるような感じがして、
少しさみしく思いました。
この後、珠洲市にある、棚田に向かいました
次回は、奥能登棚田ネットワーク理事の田畑さんをご紹介します
最後までお読みいただきありがとうございます。
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