健康を維持するためには、身体のためになるもの(質)を、
できるだけ少なく(量)、空腹のとき(時間)に摂ることが大切である。
中でも少食に努め、五臓六腑(内臓)を疲れさせないことが重要で、
ネズミの実験では、与える餌の量を満腹にしたグループと60%ほどに
減らしたグループでは、病気に罹る率や寿命に大きな差が現れた。
60%に減らしたグループは常に活発に活動しているのに対し、
満腹グループは動きも悪く、毛並みに艶もなく寿命も短かった。
これらの動物実験をそのまま人間に当てはめることはできないが、
実に参考になる結果(データ)でもある。
実は、早食いで大食漢の私が病気になった原因はそこにあった。
一日5,6食、しかも、夜中の1,2時ごろ夜食を摂っては寝るという
生活を毎日繰り返していたので、働きづめの内臓に疲労が溜まり、
その疲労素が弱い腎臓を痛めつけてしまったのだった。
食べ過ぎに気づき、一日1食にして内臓疲労が溜まらないようにすると、
徐々に病状が良い方向に進むようになった。
肉体は鍛え、内臓はやさしく労わってあげることが重要で、
少食は自然治癒力を高め、免疫力を高める最善の策だと痛感した。
※ 甲田光雄医学博士著『少食が健康の原点』
できるだけ少なく(量)、空腹のとき(時間)に摂ることが大切である。
中でも少食に努め、五臓六腑(内臓)を疲れさせないことが重要で、
ネズミの実験では、与える餌の量を満腹にしたグループと60%ほどに
減らしたグループでは、病気に罹る率や寿命に大きな差が現れた。
60%に減らしたグループは常に活発に活動しているのに対し、
満腹グループは動きも悪く、毛並みに艶もなく寿命も短かった。
これらの動物実験をそのまま人間に当てはめることはできないが、
実に参考になる結果(データ)でもある。
実は、早食いで大食漢の私が病気になった原因はそこにあった。
一日5,6食、しかも、夜中の1,2時ごろ夜食を摂っては寝るという
生活を毎日繰り返していたので、働きづめの内臓に疲労が溜まり、
その疲労素が弱い腎臓を痛めつけてしまったのだった。
食べ過ぎに気づき、一日1食にして内臓疲労が溜まらないようにすると、
徐々に病状が良い方向に進むようになった。
肉体は鍛え、内臓はやさしく労わってあげることが重要で、
少食は自然治癒力を高め、免疫力を高める最善の策だと痛感した。
※ 甲田光雄医学博士著『少食が健康の原点』