【 下腹部痛・臍下の冷え・月経困難症・慢性腎炎 】
昔から「冷えは夏に作られる」といいますが、今年は異常ともいえる暑さで
ついつい冷たい飲食物の摂り過ぎ、冷房や扇風機にかかりすぎ、お風呂に浸
からずシャワーだけの入浴、薄着などと冷え体質の温床となっています。、
そこで、昔は子どもたちに「金太郎の腹掛け」させて、冷え対策を講じて
いたものです。
万病は腹に宿り、その腹は温かく、柔らかでなくてはなりません。
しかし、現代人のお腹は冷えきって固くなり、身体全体の気血の流れも整わ
なくなっています。
その結果、下腹部痛、月経困難症(生理不順・生理痛)、下痢などの症状を
訴える人が増えています。
そこで、『四満-しまん』のツボが効果を発揮します。
お腹の“四”方が“満”足するという『四満』穴は、少陰腎経という経絡に
あり、弱った腎臓に元気をもたらします。
『四満』のツボは、 臍(へそ)から恥骨上縁までを5等分し、
臍より5分の2下がった点より左右へ1,5cmのところへ取穴します。
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